ホーム > 詩人の部屋 > ふくざわゆいとの部屋 > SOS

ふくざわゆいとの部屋


[257] SOS
詩人:ふくざわゆいと [投票][編集]

自分で自分を傷つけても

その先に何も待っていない…


ボクは知ってるはずなのに…


一時の感情を 溜め込んだストレスを 


自分の身体に ぶつけて

赤が 滴り落ちる…


まるで 麻薬のように


慣れてしまうと止められない…


まるで快楽のように


より激しく より深く


傷口から溢れだす 赤


そして


傷痕は決して消えない…


身体に刻み込まれた傷は

実は心の叫びだということ


誰かに知ってもらいたいようで


自分で言いだすことなど出来なくて


一時の感情を 溜め込んだストレスを


今日もまた刻んでいく もう一人の自分が 見え隠れしている


決して言葉にしないけど

「誰か助けて……」

2008/02/08 (Fri)

前頁] [ふくざわゆいとの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -