ホーム > 詩人の部屋 > ふくざわゆいとの部屋 > 傷ついたはずのキミなのに…

ふくざわゆいとの部屋


[312] 傷ついたはずのキミなのに…
詩人:ふくざわゆいと [投票][得票][編集]

誰もが目には見えない苦しみを


思い出したくない過去を


心にしまって生きている



それを知ってるはずなのに


他人よりいっぱい傷ついたはずのキミに


いつの間にか 心を預けてしまう


キミにも甘えてもらいたいのに…




誰もが目には見えない哀しみを


とても痛々しい傷を


心に抱えて生きている



それを知ってるボクなのに


ボクよりいっぱい傷ついたはずのキミが


精一杯 笑顔を作ってみせる


ボクには とても真似出来ないよ…




それを知ってるボクなのに


他人よりいっぱい傷ついたはずのキミは


絶対に涙を隠して笑う


「誰にも弱みを見せたくないの…」

2008/03/01 (Sat)

前頁] [ふくざわゆいとの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -