詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
夕陽に照らされた 別れ際
「これあげるから忘れないでね?」
キミがくれた アメ玉1つ
おとなしく舐めてるうちに
キミがどんどん小さくなって
「バイバイ」と手を降り
走り去るタクシー キミの姿も
あっという間に見えなくなった
いつのまにか 気付けば
アメ玉も消えていった
出来ることなら この味を
ずっと 感じていたかった
キミとの思い出の味は
ほのかに甘酸っぱい レモン
ボクの幼い日々の青春
心にそっと しまっておこう
またいつか どこかで
キミに逢えると信じて…
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