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ふくざわゆいとの部屋


[474] キミがくれたアメ玉
詩人:ふくざわゆいと [投票][編集]

夕陽に照らされた 別れ際


「これあげるから忘れないでね?」



キミがくれた アメ玉1つ


おとなしく舐めてるうちに



キミがどんどん小さくなって



「バイバイ」と手を降り


走り去るタクシー キミの姿も


あっという間に見えなくなった



いつのまにか 気付けば



アメ玉も消えていった



出来ることなら この味を


ずっと 感じていたかった



キミとの思い出の味は



ほのかに甘酸っぱい レモン



ボクの幼い日々の青春



心にそっと しまっておこう



またいつか どこかで



キミに逢えると信じて…

2008/07/21 (Mon)

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