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ふくざわゆいとの部屋


[573] 心の代償
詩人:ふくざわゆいと [投票][編集]

電車が入ってくる駅のホームに立つと

傷が疼く… 「飛び降りろ」と

赤信号の交差点 車が通り抜けるたび

傷が叫ぶ… 「飛び出せ」と



ボクの右腕に刻まれた 傷 心の代償

やがて 紅く染まった腕は 痛みを伴って

いうことをきかなくなっていった…

ボクの身体なのに ボクが切ったから…

神様が罰を与えた… 母は泣いていた…



2009/02/14 (Sat)

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