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ふくざわゆいとの部屋


[889] バウムクーヘン
詩人:ふくざわゆいと [投票][得票][編集]

初めて 二人で食べたのは



小さな 喫茶店での



甘すぎない しっとりとした味



ボクは 緊張してばかりで



キミの顔も まともに



見ることも出来なくて



「よかったら食べる?」



キミが ボクに差し出してくれた



「うん。」




その瞬間 ボクが見た



キミは 優しく微笑んでいた



2010/10/22 (Fri)

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