からくれないに染まった夕日はカラクレナイに落ちていった時間は流れていくのではなく風化していくだけだと知ったのは一昨年だった気がするからくれないに悩んだ日々はカラクレナイに過ぎていったネジ巻き式の季節と一緒に君はまた色を変え四季の窓に座っているからくれないに恋をしてカラクレナイな恋をしよう自由自在の心でもって踏み出した未来はうすくれないに染まっていた
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