グラスに声をいっぱい汲んで溢れ出したらそれを互いに交換して飲み干してみたい君のグラスに隠された幾つもの心の振動を味わう事が出来るから甘い事を言おうか辛口に行こうか迷いながらそれでも選び取っている書き留めた台詞のどれもが無駄な言葉なのかも知れない詩とはそういうものだがそういうものが詩なのだ言葉でリズムオシャレは声で伝えよう鉛筆の煤で真っ黒になるまで綴った言葉と文字と記号で今日も誰かに恋をするのだ
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