起き抜けの朝に君を待つ時計の針は廻らない夕方、君に掛ける言葉を生み出す為に声が溢れる朝陽にたゆとう身体と心が君を待っている一週間に一度だけ安直なメールのやり取りをして来週を待つ新しい何かが生まれる朝はいつも僕を待っている窓際昨日交わした言葉たちを眺めて一人じゃないと心が跳ねる
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