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是清。の部屋


[11] 拘束・被拘束。
詩人:是清。 [投票][編集]

今日迄何を理由に/一体何度無理矢理/錆びた色合いの夢/逃げ出して来れたのだろう/侘しい佇まいの家/貴方好みの/色に染まる・悲しい事実、等受け入れる幅等無い/薄手の真実/今にも溺れそうな熱の川の中/安い胸騒ぎ/曲がった事が嫌い/綺麗事等当の昔に/勝ち取る全ては/貴方拘束する為/但胸に手を添えて/其の心音を聞く/自覚の無い堕落に/未だ未練が有るのならば/燻る燠火に/浸って自慰に奔れば良い/堕ちて往けば良い/此の訳知らぬ虚しささえも/擦れる呼吸の胸に/抱けば良いだろう/投げ遣りな姿勢。

2003/01/26 (Sun)

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