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是清。の部屋


[114] 溺死したい、
詩人:是清。 [投票][編集]

俯かないで。
決して。
だって僕と君の境界線が、
涙で滲んでぼやけてしまうから。
後ろめたい気持ちの儘背中を預けないで。
怖いんだ君の重みが恐いんだ君の想いが
其れこそ滲んで染みになって
染みになってしまえば。

だって誰も僕と君を別ちに来ないじゃない?

自惚れて僕は又君に凭れ掛ったり
強い力で抱きしめたりしてしまうのかな

ふたりが君が僕が落ちた墜ちた先は
窒息してしまいそうな狭い狭いプール

態と僕は君の喉を抱くようにして泳ぐ

君の呼吸。

愛に溺れて死に往けるなら何てしあわせ。



2004/05/25 (Tue)

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