詩人:是清。 | [投票][編集] |
諦めた窓の外の厭きた景色に。
中性洗剤は旨いこと波紋を描かせて、
少しは観れたものになる。
泡立てたのは君の尻尾。
死に物狂いの車屋が、町の喧騒の手を握る。
ダミイの明日。
XLの懐に飛び込んで来た迂闊な獲物取り逃がした可哀想な僕は同情を引く為に態と此処でミイと啼く何者とも混ざり合わず清く中正を見抜けたら。
お騒がせしましたと昨日迄御機嫌斜めの御空。
愚痴を溢す羽痛めた川蝉。
残忍なあした。
エクセルの文字数に綺麗に収める事の出来る文字恥ずかしい僕は口上を述べるために意地悪な声窘める何者とも雑ざり合わずにせめて忠清を貫けたら。
新しくない窓の外の哀しい気色に。
中性洗剤は如何しても波紋を描かせて、
少しは彩を与えて。
何者とも交ざり合わずに中性を貫けたら。