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是清。の部屋


[147] 運動場の無い、
詩人:是清。 [投票][編集]

踠く鳩
鳴く猫
蹲る蛇

はしゃぎたい年頃の
娘たちが通り過ぎる
待つ振りの
空に騙された
また

逆立ちする蜂
意地悪な幸
鼓膜打つ羽音

感情を乱された
騒音に震える咽喉
不確かな足元に安寧の幻想をみる
また

尾鰭の付いた
癖になった
怠惰なあゆみに危機感を持てない
乾いている積りも無い
解せない
足を止めず唯走るには如何

如何したら走り往けるか。



2004/12/16 (Thu)

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