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是清。の部屋


[81] 聖書と、拳銃。アル☆さん江。
詩人:是清。 [投票][得票][編集]

「生れたかな上手く育った純粋悪が」/まうそろそろ降りて来んかい/全て見知つた全能の/なあ聞いてゐるのだろ?/観てゐるのだろ?/貴方が創つた/貴方の為の哀れな兵隊>今日も忍び笑ひを聖書の下に/懺悔は退屈な室内音楽だ/視て御覧/足元に広がつた真つ赤な牡丹/俺が散らした鮮やかな色>煩い頭痛/頭に一発/ほら解決/其処が故郷なら暗さも感ぢない/不感症なんだ/汚れと謂ふ有難い概念/置き忘れて来ちまつたのさ>腐れた手で頁を捲る/彼の黙示録の/何章の…/噛み砕いた鉛の弾を/此の佳き日に捧げやうか>だつてまう/光り何て見えない/光何て!

2003/11/23 (Sun)

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