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李英の部屋  〜 新着順表示 〜


[17] 天離
詩人:李英 [投票][編集]

誰もが奪う術を心得ている 誰もが泣く術を心得ている 随分遠く 随分離れた あの頃の二人に立ち返るには 長い道のり

2004/09/26 (Sun)

[16] 天響
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平凡な恋なら 響いたりしない 夢と現実の狭間 墜ちて往けば 解るのかもしれない 抱き締めあった記憶 心に刻まれてるのは何故 通り過ぎた風の中 あなたを見つけた瞬間 過去と未来結ばれ 永遠の恋人と出逢えた

2004/09/26 (Sun)

[15] 天扇
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優しい指先 彩る心 景色の間に間に 感じる風 胸騒ぐ 落ちてくる花びら 口づけて 開いた扉に 我投ず 只一時の悦びか 只永遠の慶びか 今宵宴の幕はなし

2004/09/26 (Sun)

[14] 天戒
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戒めのように 魅せられて 縛り浸けられて たどり着く 黄泉の国 ここぞとばかりに叫びだすその声音 陰と陽の戯れか 耳について離れない 誰ともつかぬその元々に かしづいてみる

2004/09/24 (Fri)

[13] 天雅
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酔い乱れて 月夜歩いてみた 舞い踊る気持ちで この願い届けとばかりに 振り向くと そこは一面の暗闇 たぐる様に 道往く 生きてる証し確かめながら

2004/09/24 (Fri)

[12] 天命
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往く先々に 立ちはだかる者 次々倒しながら それでも前に進む 冷醒めとした視線回繰りぬけ 疲れたと一言溢せば まだだまだだと 後押す言霊 癒す一時 無いままに また斬り倒し 明日へ繋ぐ この手にあるもの振り降ろし 幾度己も絶ち斬ると 懐中押し当ててみても どうすることも出来ず 定めのままに 月読み見方に 一日一日遣り過ごす 我ここに一人 我いつも一人

2004/09/23 (Thu)

[11] 天劉
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翳の中に建つ炎 古の世から伝わりし形 血縁したばかりに 逃れられぬ定追う その散々に その淡々に 一筋の涙 捧げ往く

2004/09/23 (Thu)

[10] 天光
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嬉や嬉し 暖かい声 一人じゃないと 思う時 万両の彼方へ誘う明かり あなたのすべてを被い尽す 悲や悲し 清んだ瞳 二人じゃないと 思う時 億土の彼方へ集う 闇陰 あなたのすべてを喰い尽す

2004/09/23 (Thu)

[9] 天喜
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世の理と共に生き 負の交わりを押し通す ただ感嘆を挙げれば 一瞬でも味わえば 正気と狂喜 我が元に繰る

2004/09/23 (Thu)

[8] 天珠
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消すに消せない 心の傷 指輪の様に体の一部 付けていた事 忘れるみたいに その重さに慣れて生きたい 時間が経てば 流れれば この魂元から 逃れれば も一度輝きだすかもしれない

2004/09/23 (Thu)
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