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サトリの部屋  〜 投稿順表示 〜


[168] 《─STORY─》
詩人:サトリ [投票][編集]

空を見上げた


何かが光って消えた



遠い遠い宇宙の話






空を見上げた


雲が早足で消えた



少し遠い世界の話







空を見上げた


君が囁いて消えた





ほらまた君の温もりが



目の前を通り過ぎては
僕を呼びとめる






遠い、遠い‥






思い出の話





2006/02/27 (Mon)

[169] 《─証─》
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気が付けば
こんなにも流れてた時間



通り過ぎてくモノは



知らぬまに
確かに積み重なってた




言葉より
気持ちより




確かな時間が僕らの証なんだ




だからこれからも




この手を離さないでいよう



2006/02/24 (Fri)

[170] 《─ぷりーず─》
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寂しくて
眠れなくて



ふと君を思い浮かべたよ





君のその涙も
その笑顔も
笑い声も



全部が嬉しくて‥。




君との時間は何よりも幸せで



何よりも儚く過ぎていく




手を繋いでいても
身を寄せ合っても



口付けを交しても伝わらない何かが

こんなにももどかしい




僕を一人にしないで
僕を置いてかないで



ずっと
ずっと

手を離さないで



側にいてよ‥‥。





2006/02/26 (Sun)

[171] 《─ギタリスト─》
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おれはギタリスト。


毎日コツコツ練習重ねて


やっと人に聞かせられるぐらいになった。




エレキギターだけど



フォーク弾いたり
パンク弾いたり。



ジャンルは様々で



この爽快感が
たまんないね。






さぁ
今日も張り切って練習するか。







ジャジャジャジャ‥バチン!


















弦が‥




2006/03/02 (Thu)

[173] 《─ささやかな幸せ─》
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時々君と向かう学校への道



早起きして駅まで君を迎えに行く




君が来るまでの間


少しのドキドキと大きな喜び



僕の心はリズムを打ち出すよ





僕が着いて五分後



君が駅から出てきて


「おはよう。」



この笑顔に何度救われたことか





二人手を繋ぎ歩く朝の道



ほんの一時の幸せの中



大きな喜びがあるよ





そんな朝の出来事が
僕の楽しみの一つなんだ




君の顔を見て自然とにやける僕


不思議そうな君




何事もないような
二人だけの世界



そこには二人だけの笑顔



やっぱ嬉しいな




そしてまた
そんな君に感謝して



今日も一人
君を待ってるよ





2006/02/28 (Tue)

[174] 《─23:23─》
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掴んだり
離したり



片足で歩きながら
手にしたのは


そんなものだった




例えば

コンビニで買う280円のカレーだとか



西の空に沈む太陽だとか




そんな深い意味はないように思えるけど




僕にしか見えない
守護霊みたいなもの




つまり
当たり前のものなんだ





そこにある小石のような
ここにある笑顔のような




君はそんな感じさ



2006/03/12 (Sun)

[175] 《─時の砂─》
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ここと
あそこを

線で繋いで


目を閉じて歩いてゆく



何かに脅えつつ
落ちてゆくことを恐れ


渡ってゆく




決して落ちることなどないのに





僕の小さなポケットから
少しずつ溢れ落ちる



時の砂



どんな時でも変わらずに
そこにある命のように


確かに溢れてゆく





振り向けば

ほら



僕の誇り




一つ一つ手にとれば

ほら


僕の苦悩




だからこうして


ここに


僕がある



そう

前を向こう



ほら


僕だけの道




2006/03/13 (Mon)

[176] 《─言の葉─》
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手を触れれば
広がってゆく世界


作り出される言葉は

静かに
確かに


形を成して
溢れ出てていく



中に舞った言葉達は


その全てを

吸い込んで
包み込んで



君のもとへと飛んでゆく


そして
生まれゆくは言葉

綴りつつはことば

想い合うはコトバ



積もり積もって
ここにあり続ける



いつまでも
この音に乗せて


2006/03/14 (Tue)

[177] 《─無題─》
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「どうしようもない」

なんて口にしてみた


早足で過ぎてく毎日は

僕を毛嫌うように
見て見ぬふりをして



消えていく



歩き出す
僕の目の前には


あの時の僕が
手招きをして待っていて


僕を黒く染めてゆく



土の中から這い出した手が
足をつたい
腹をつたい


僕の心の中へ蔓延って


僕をダメにしてゆく



そうしてまた

「どうしようもない」



つぶやく



甘えなんかいけない
泣き言なんて存在しない



そう
心に置いているのに


力なく崩れていく
僕の脳を


それでも救ってほしくて



今日も
空を見上げた



意味もなく


見上げた




2006/03/15 (Wed)

[178] 《─歌、唄、詩─》
詩人:サトリ [投票][編集]

いつだってそこにあるよ

いつだってここにいるよ


君が目を瞑っても歩けるように


僕はうたってるよ


下手くそで
涙混じりで


上手くは聞こえないけど



今日も
君の為にうたってるよ



2006/03/17 (Fri)
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