詩人:サトリ | [投票][編集] |
空を見上げた
何かが光って消えた
遠い遠い宇宙の話
空を見上げた
雲が早足で消えた
少し遠い世界の話
空を見上げた
君が囁いて消えた
ほらまた君の温もりが
目の前を通り過ぎては
僕を呼びとめる
遠い、遠い‥
思い出の話
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気が付けば
こんなにも流れてた時間
通り過ぎてくモノは
知らぬまに
確かに積み重なってた
言葉より
気持ちより
確かな時間が僕らの証なんだ
だからこれからも
この手を離さないでいよう
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寂しくて
眠れなくて
ふと君を思い浮かべたよ
君のその涙も
その笑顔も
笑い声も
全部が嬉しくて‥。
君との時間は何よりも幸せで
何よりも儚く過ぎていく
手を繋いでいても
身を寄せ合っても
口付けを交しても伝わらない何かが
こんなにももどかしい
僕を一人にしないで
僕を置いてかないで
ずっと
ずっと
手を離さないで
側にいてよ‥‥。
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おれはギタリスト。
毎日コツコツ練習重ねて
やっと人に聞かせられるぐらいになった。
エレキギターだけど
フォーク弾いたり
パンク弾いたり。
ジャンルは様々で
この爽快感が
たまんないね。
さぁ
今日も張り切って練習するか。
ジャジャジャジャ‥バチン!
あ
弦が‥
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朝
時々君と向かう学校への道
早起きして駅まで君を迎えに行く
君が来るまでの間
少しのドキドキと大きな喜び
僕の心はリズムを打ち出すよ
僕が着いて五分後
君が駅から出てきて
「おはよう。」
この笑顔に何度救われたことか
二人手を繋ぎ歩く朝の道
ほんの一時の幸せの中
大きな喜びがあるよ
そんな朝の出来事が
僕の楽しみの一つなんだ
君の顔を見て自然とにやける僕
不思議そうな君
何事もないような
二人だけの世界
そこには二人だけの笑顔
やっぱ嬉しいな
そしてまた
そんな君に感謝して
今日も一人
君を待ってるよ
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掴んだり
離したり
片足で歩きながら
手にしたのは
そんなものだった
例えば
コンビニで買う280円のカレーだとか
西の空に沈む太陽だとか
そんな深い意味はないように思えるけど
僕にしか見えない
守護霊みたいなもの
つまり
当たり前のものなんだ
そこにある小石のような
ここにある笑顔のような
君はそんな感じさ
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ここと
あそこを
線で繋いで
目を閉じて歩いてゆく
何かに脅えつつ
落ちてゆくことを恐れ
渡ってゆく
決して落ちることなどないのに
僕の小さなポケットから
少しずつ溢れ落ちる
時の砂
どんな時でも変わらずに
そこにある命のように
確かに溢れてゆく
振り向けば
ほら
僕の誇り
一つ一つ手にとれば
ほら
僕の苦悩
だからこうして
今
ここに
僕がある
そう
前を向こう
ほら
僕だけの道
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手を触れれば
広がってゆく世界
作り出される言葉は
静かに
確かに
形を成して
溢れ出てていく
中に舞った言葉達は
その全てを
吸い込んで
包み込んで
君のもとへと飛んでゆく
そして
生まれゆくは言葉
綴りつつはことば
想い合うはコトバ
積もり積もって
ここにあり続ける
いつまでも
この音に乗せて
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「どうしようもない」
なんて口にしてみた
早足で過ぎてく毎日は
僕を毛嫌うように
見て見ぬふりをして
消えていく
歩き出す
僕の目の前には
あの時の僕が
手招きをして待っていて
僕を黒く染めてゆく
土の中から這い出した手が
足をつたい
腹をつたい
僕の心の中へ蔓延って
僕をダメにしてゆく
そうしてまた
「どうしようもない」
と
つぶやく
甘えなんかいけない
泣き言なんて存在しない
そう
心に置いているのに
力なく崩れていく
僕の脳を
それでも救ってほしくて
今日も
空を見上げた
意味もなく
見上げた
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いつだってそこにあるよ
いつだってここにいるよ
君が目を瞑っても歩けるように
僕はうたってるよ
下手くそで
涙混じりで
上手くは聞こえないけど
今日も
君の為にうたってるよ