詩人:サトリ | [投票][編集] |
何でもいい
形が欲しかった
目に見えなきゃ不安で
なのに
握り締めてると不満で
いったい何がしたいのかさえ
放り投げてしまう
ただ追い求めながら
ただ吐き捨てながら
繋がるようになぞって
群がるように守った
たいして意味はない
そこには何もないから
そして
知らず知らずのうちに
僕は何処か失った
詩人:サトリ | [投票][編集] |
空から降る雨は
遠い誰かの悲しみ
空から射す太陽は
遠い誰かの喜び
空から舞う雲は
遠い誰かの不安
空から映える青空は
遠い誰かの幸せ
ほら
今日も誰かが泣いている
でも多分明日は
笑ってる
きっと同じ空の下
詩人:サトリ | [投票][編集] |
貴方がたまに言う冗談だとか
時より見せる子供っぽい笑顔だとか
あの頃はただ嬉しかった事が
今は僕を苦しめる十分な理由です。
貴方のその存在が
ただ一つ僕を支えてくれました。
貴方のその温かい手が
ただ一つ心休まりました。
泣かないって決めたんだ。
だってそんな暇はないから。
前を見るって決めたんだ。
貴方が僕に
全てを託してくれたから。
いつも微笑んで語ってくれた貴方が
本気で怒って教えてくれた
真っ直ぐに見てくれた
まだまだ子供な僕を
暖かく見守ってくれた
守ってくれた。
そんな貴方の萎れた手が
僕は好きだった。
僕は好きだった。
でも
もう
貴方はいない。
だけど
忘れてはいけない。
貴方の全ては
僕の中に大切にしまってあります。
僕の手の中に今でも握られています。
だから
僕は行くのです。
だから
僕は進めるのです。
この先
ずっと
ずっと
貴方は僕の
詩人:サトリ | [投票][編集] |
いつだっけな
何も気付かないで生きていたのは
そうだ
確か土の中に宝物を埋めてた頃
もしもあの時
新しい【僕】を一緒に埋めてしまえてたら
僕はずっとここにいれたのかなぁ
僕はずっと
僕でいれたのかなぁ
振り返る事も忘れ
繰り返す事を覚え
あの日の自分が消えていく
楽しかった
悲しかった
嬉しかった
辛かった
どんな事も受け入れながら
どんな事も好きになれた
もう戻らない
あの日
僕らは少しずつ大人になって
少しずつ忘れていく
thema00
詩人:サトリ | [投票][編集] |
時間が経つのは早いもので
あれからもう@年が経った
なんだかんだあったけど
君とだからここまで来れたと思うよ
今までいくつのありがとうを言っただろう
今までいくつのありがとうを言えただろう
笑顔は辛さに
辛さは笑顔に
全部が全部
僕らの心の一部で
僕らを後押ししてくれるんだ
だからこれからも
僕の特等席で歩き続けたいんだ
詩人:サトリ | [投票][編集] |
完璧な言葉が似合わない僕だから
完璧な事なんてないのかもしれない
何事にもきっと落とし穴はあって
僕はすぐに見付けてしまう
いや
僕自身で作り出してるのかもしれない
あの日の君の言葉は
僕の心に刺さり
広がって
僕を包んでくれた
やっと
重い足枷が外れた様に
笑顔になれたんだ
なのに
何でだろう
もう何も言うことなんてないぐらい
完璧なのに
やっぱ僕には完璧な事なんてないのかもしれないな
でも気付いたんだ
君は僕を包んでくれたけど
君を僕の自由に出来る分けじゃないんだ
なのに僕は君を
また少しずつ
縛っていたよ
ああ
ごめんよ気付かなくて
君といると周りが見えない僕だから
まだ少し
大人になれないよ
ああ
ごめんよ切なくて
大好きな分だけ
手放してあげるのも大切なんだね
詩人:サトリ | [投票][編集] |
何でもいい
じゃない
ただそこにあるからじゃなくて
ちゃんとした
理由が欲しいんだ
誰でもいい
じゃない
ただそこにいるからじゃなくて
『君』という
存在が欲しいんだ
見上げる足元
見下ろす夜空
時々
何が本当か分からなくなる
何が必要か分からなくなる
壊れてしまう気がして
分けもなく
溢れてしまう気がして
コーラスウォーターみたく甘くはなくて
ちょっぴりしょっぱいよ
気付かれず流して
気付いても流れて
これを愛と呼ばずになんて呼ぶのか
こんなにも
こんなにも愛しいよ
詩人:サトリ | [投票][編集] |
それに気付いた時
何かが変わった
それに触れた時
何かが変わった
目に見えるモノも
目に見えないモノも
確かにそこにあるんだよ
この両手で
確かに包んでいるんだよ
理由なんかより存在を
存在よりも温もりを
ただすくいあげたそれが
僕だけのモノ
ただ取り溢したそれが
君だけのモノ
一つずつ
積み上げていく
それが僕らの宝物
そうさ僕ら
互いに一つになれたから
こんなにも笑えるんだ
ああ
あの頃のように
詩人:サトリ | [投票][編集] |
今何してるんだろう
今日は少し空が暗いみたいで
君が見えないや
なんて
相変わらず君のことしか考えられないで
どうしようもないな
目をつぶってみても
手を合せても
落ちてくるのは涙だけ
君がいない
ただそれだけで
教科書とか
雑誌とか
散らかりっぱなしなのに
一人きりの部屋がこんなにも広いとは
思いもしなかったなぁ
寂しい?
分からない
悲しい?
分からない
いつもは頭の中を飛び回ってるのに
今日はなんだか違うみたい
言葉じゃない
僕の体が
サビシイ
って
もう涙腺緩みっぱなしで
大好きな「東京」聞いて泣いてばっか
何でだろう
でもそれに気付かなきゃ空は晴れないみたいで
君は笑わない
僕は笑えない
分かってるよ 原因が誰かなんて
無神経な言葉で攻撃
いつものパターンだよね
でもせめて
理由を聞かなきゃ君に
謝りさえ出来ないよ
もう今日はいいや
早く寝て明日を迎えよう
もしかしたら突然
いつもの笑顔で
いつもの声で
君がそこにいるかもしれないしね
なんて
結果なんて分かってるのに
期待してる自分がいるんだよね
あぁ
明日なんて来なきゃいいのに
独りぼっちは慣れないや