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サトリの部屋  〜 新着順表示 〜


[190] 《─ループ─》
詩人:サトリ [投票][編集]

空から降る雨は


遠い誰かの悲しみ




空から射す太陽は


遠い誰かの喜び




空から舞う雲は


遠い誰かの不安




空から映える青空は


遠い誰かの幸せ





ほら


今日も誰かが泣いている



でも多分明日は
笑ってる








きっと同じ空の下



2006/05/23 (Tue)

[189] 《─窓の外の野望─》
詩人:サトリ [投票][編集]

何でもいい


形が欲しかった



目に見えなきゃ不安で

なのに
握り締めてると不満で



いったい何がしたいのかさえ

放り投げてしまう



ただ追い求めながら

ただ吐き捨てながら



繋がるようになぞって
群がるように守った



たいして意味はない



そこには何もないから





そして
知らず知らずのうちに





僕は何処か失った





2006/05/23 (Tue)

[188] 《─無題─》
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そう

こんな空が好きだった。



通り雨の後に香るにおいと
まだらな雲を運んでくる。


手を伸ばすと
消えてしまいそうで


だけれど掴めそうで。



そんな

僕を惑わす日曜の夕方が微かに笑っている。




ああ

忘れてた


前もこんな風に

空を見上げて一人


呟いてたっけ。



変わらない景色には
変わらない毎日しかなくて


一つ変わったといえば


髪を切ったことぐらいかな。




ねぇ。





きっと
こんな空だったよね。




2006/05/21 (Sun)

[187] 《─WILL─》
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僕はいつも


過ぎ去ったことに鎖を付けて



手を繋いで歩いていた。



君だって辛いのに
僕だけ辛いフリして

また
君を傷付けてしまいそうで。。




ごめんね。




気付けなかった僕を許して。



だけど今なら分かるよ。


君の気持ちも
誰かの気持ちも


僕にまとわりついてるけどね。




行動をして初めて分かること。


君がしたことは

君自身を
僕自身を変えてくれた。



あんなにも
本気で怒ってくれる人がいる。


あんなにも
本気で心配してくれる人がいる。



その大切さなんて気付かなかった。


いや



気付こうとしなかったよ。




この先何年、何十年

はたまた何日、何週間



僕らが一緒にいられる時間は
永遠とは言い切れないよ。



でも

だからこそ


今この日々を精一杯生き抜きたい。



いつかまた振り返った時に


そこにあった確かな記憶を、笑顔を、涙を

笑って話したいから。




そこには「あの日」という
確かな物があったってことを忘れたくはないから。



うん。

こんな毎日が幸せだよ。



うん。

それは君のお陰だね。



2006/05/02 (Tue)

[186] 《─永遠と一瞬─》
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君と出会ってから

もうすぐで一年だね


今までホントにたくさんの出来事があって


そのたくさんの事を乗り越えて


僕ら確かに分かり合えてるよね



僕だって

僕なりに君のこと


理解してるつもりだよ?



君は気付いてるかい?


髪にボリュームをつけようとする癖


暇になると唇を鳴らす癖



些細な君の癖や仕草が


今では僕の誇れることさ



他の人が知らない

僕だけの君がいつもそこにいて


自然とにやけながら


幸せを幸せだと気付かずに

幸せを感じていた



こんなにも笑顔になれて

こんなにも涙を流して



君がいてよかったって

ホントに思うよ




なのに


何故だろう


お互い意地を張って

傷付け合ってしまうよ


今だってぎくしゃくな毎日を送ってる

君もそう感じてるでしょ?


やっぱりそこが


【永遠】と【一瞬】の違いなのかな



馬鹿な僕には難しいよ



だけど


見付けなきゃ

このままじゃいけないんだ


僕は【過去】なんて作りたくないから


無限の【未来】を創りたいんだ




この先も




君と僕が繋がっているために





2006/04/27 (Thu)

[185] 《─満月の夜と僕日記─》
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大好きなミルクティーを

飽きずに飲みながら


ギターのFのコードを弾いている僕



最近は暑いから

よくベランダで一人黄昏ながら


また君の事を考えたりして


そんな日々を過ごしてる分けで



こんな毎日に
別に不安なんかないよ


だって
これが普通だもん


長い時間をかけて歩いてきた僕ら


もう心は繋がってるから

少しぐらい離れてたってへっちゃらさ


メールの文が適当でも
毎日話しなくても


何の心配もいらないさ


君の為なら
会う時間だって減らすよ

ゆっくり休んでほしいしね


そんで空に向かって


「いつかの不安の大魔王、さよなら〜!」



なんて叫んだりしてるよ




だけど



何でだろう




何か引っ掛かるんだよね





空回りしてるのは気のせい?

盛り上がってるのは僕だけ?


なんだか

隙間風がやけに冷たくて


まるで僕だけに吹いてるようだよ





なんて一人考えている



満月の夜と僕日記



2006/04/25 (Tue)

[184] 《─ある想いとある言葉─》
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伝えたい想いは

一つ
二つと

限られてゆくけど



伝えたい言葉は

一つ
二つ
三つと

溢れてゆくよ


そうだね


ぢゃぁ僕は君に


ありったけの

【ありがとう】




ありったけの

【大好き】




これからも伝えてゆこう


きっとそこには


変わらない



『君』が【君】である為の
『僕』が【僕】でいるだろう



2006/04/24 (Mon)

[183] 《─I ‥is?─》
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君の中の僕の存在は

飴玉程かも
地球程かも分からない


でも
僕の中の君の存在は

大きさではなくて
意味とかでなくて


ただ
ここにいてほしいんだ


そうだね

地球上の生物でいう酸素みたいなものかな



それがないと

笑えないし
泣けないし


そもそも生きていけないからね


なくてはダメで
あって当たり前で


それが普通だと思ってたよ


まぁ

君の中の僕の存在が

どのくらいかは分からないけどね



でも実際


僕が君の中で

飴玉程でも
地球程でも何でもいい


確かに存在するなら
それでいいかな



決して踏み込めない
君の中に

僕の代わりに僕があるなら


それでいいかな



まぁ

僕には分からないけどね




2006/04/15 (Sat)

[182] 《─ありがとう─》
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なんだろう

ってずっと考えてて


分からなくて
解らなくて


それでもその場所を見続けて


包んできた



でも
気付けば


自然と綻ぶ僕の顔と

無邪気な君の顔


悩んで走って
走って悩んで


そんな毎日がくれたものは
いつでもそこにあったんだよ


なんてことはない






僕が


幸せでいれる場所

笑い合える場所



知らぬまに

口から溢れた


「ありがとう」



この場所に感謝したいよ



そしてもう一度

噛み締めて


「ありがとう」


そこにある


君の存在に




2006/04/02 (Sun)

[181] 《─その時僕は─》
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何でだろ

何で
気付かなかったんだろ



君が誰よりも好き

君を誰よりも大切に想ってる

君を一番に考えてる



僕の中に芽生えた
多くの君への感情


その一つ 一つが

いつの間にか君への重荷になっていたんだね


優しくて 僕を想ってくれてる君だから



無理して
両腕で持ち続けてくれてたんだね



ごめんよ
気付けなくて


やっぱり謝っちゃうね



だからしばらくは
その荷物を預かるよ



君の疲れがとれるまで
君の息が整うまで


僕が運んで行くから


いつものスキップで
また馬鹿みたいに
笑っててよ



遠目に見る君の笑顔は

何にも変えられない

僕だけの


宝物

だから



そのうちまた
笑ってみせてね



そして君がまた元気になった時は


預かってた荷物を返すから

今度は

中身は少ないけど
大事な物が詰まってる


そんな荷物を渡すよ



そして微笑む君を見て


その時僕は


「生きててよかった」


って

思うんだね



2006/03/22 (Wed)
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