詩人:サトリ | [投票][編集] |
目を開けたらそこには
いつもの笑顔。
いつもの様に君が
優しく暖かく微笑んでいた。
僕は
当たり前が当たり前じゃなくなった悲しみを知っていたから
自然と涙が溢れた。
笑いながら
君を抱き締めながら
涙が溢れた。。
詩人:サトリ | [投票][編集] |
急がば回れってよく言うぢゃん?
何かを叶えるなら
遠回りしながら確実な方法を取れって事だよね。
あの娘と話すのも
あの娘と友達になるのも
遠回りしなきゃ。
なるべく面白くして
なるべく近くにいて
なるべく顔が見られるようにして。
話すのはまだ早いよな。
友達になるのは‥もっと早いな。
遠回りして遠回りして。。
あれ?
‥ちょっと遠回りし過ぎたかな?
詩人:サトリ | [投票][編集] |
何もない部屋で
誰もいない部屋で
ただ空を見ていた。
もちろん空には何もなくて
雲さえ見えない。
それでも空を見ていた。
「ロンリー、ロンリー。」
そう呟いた【何のへんてつもない】君のいない日。
詩人:サトリ | [投票][編集] |
あの花が教えてくれた
暖かい臭いと君の笑顔
今ここにある僕らの全てが
実となり花となる
そのままの君を
そのままの僕で
優しく包んでいたいよ
つかの間の喜びも
つかの間の悲しみも
その全てが僕らを物語っている。
そして散りゆく花も教えてくれるだろう
僕らの全てを
詩人:サトリ | [投票][編集] |
意味もなく
分けもなく襲いくる
悲しみや苦しみ
憎悪や嫉妬
何にもない僕からはそれしか生まれなくて
他人を、君を傷付けてしまう。。
分かってるよ
そんなのはただ自分を見てほしくて
認めてほしくてやってる事だって。
でも僕は自分を出すのが下手だから
悪い方にしかいけないんだ。
君にかまってほしいだけなのに
君に心配してほしいだけなのに
どうして君には届かないんだ。。
詩人:サトリ | [投票][編集] |
手をのばすとそこにはいつも
暖かい温もりがあって
僕を包んでくれる君の手があった。
どんなに寒くても
君の手を握ってるだけで
それだけで冬なんて乗り越えられると思ってた。
だけど今は。。
手をのばしてものばしても
君にはかすりもしなくて
空を切るだけ。
こんなにも、こんなにも求めているのに
少しずつ君は遠ざかっていくんだ。。
温もりを求める僕の右手を置き去りにして‥。
詩人:サトリ | [投票][編集] |
ねぇねぇ
何で泣いてるの?
「貴方が優しくしてくれないからだよ!」
えっ、そうだったんだ‥それは俺が悪いね。
ねぇねぇ
なんでそんなに楽しそうなの?
「貴方といるのが嬉しいからだよ!」
あっ、そうだったんだ‥それは俺も嬉しいな。
ねぇねぇ
なんでそんなに困った顔してるの?
「貴方との事考えてたからだよ!」
あっ、俺達の事考えてくれてたんだ‥それはありがとう。
気付けば君の心にも僕はいて
僕は君の一部だったんだね。。