君の心を繋ぎ止めておく為には
僕の両腕じゃ足りなくて
でも
僕が繋がっていられるのには
きみの片腕で十分だった。
君が揺らぐのはいつも
僕が未熟で
君を掴みきれてないから。
君を思いやれてないから。
気付けば君は一人
震えていた。
泣いていた。
また歩き出していた。
そんな君を僕は
見逃していたんだ。
でも今は違う。
やっと見付けた。
やっと気付けたんだ。
孤独な君の存在に。
【ナカナイデ、ボクハズットココニイルヨ。】
そして君は笑った。
溢れた雫が
そっと君を写していたよ。。
2005/11/23 (Wed)