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サトリの部屋


[187] 《─WILL─》
詩人:サトリ [投票][編集]

僕はいつも


過ぎ去ったことに鎖を付けて



手を繋いで歩いていた。



君だって辛いのに
僕だけ辛いフリして

また
君を傷付けてしまいそうで。。




ごめんね。




気付けなかった僕を許して。



だけど今なら分かるよ。


君の気持ちも
誰かの気持ちも


僕にまとわりついてるけどね。




行動をして初めて分かること。


君がしたことは

君自身を
僕自身を変えてくれた。



あんなにも
本気で怒ってくれる人がいる。


あんなにも
本気で心配してくれる人がいる。



その大切さなんて気付かなかった。


いや



気付こうとしなかったよ。




この先何年、何十年

はたまた何日、何週間



僕らが一緒にいられる時間は
永遠とは言い切れないよ。



でも

だからこそ


今この日々を精一杯生き抜きたい。



いつかまた振り返った時に


そこにあった確かな記憶を、笑顔を、涙を

笑って話したいから。




そこには「あの日」という
確かな物があったってことを忘れたくはないから。



うん。

こんな毎日が幸せだよ。



うん。

それは君のお陰だね。



2006/05/02 (Tue)

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