詩人:あこ | [投票][編集] |
自分が生きて行くために
沢山のものを捨ててしまった
今となっては引き戻せなくて
ただその残骸を虚しく抱いて生きている
こんな哀れな私にも命あるかぎり
本能的に生きていたいと思ってるみたいなんだけど…
私の心はこの世の物にはなれなくて
強くとどまれない
でも私の鼓動は止むことはなく
時間を刻む様にドクンドクンと打つ
そんな私の心はドロドロなんだけどね
溶けたり消えたりしないんだ
このドロドロ洗い流したいんだけど
この汚れこびりついて消えないんだ
何度も何度も洗う
真っ白に付いた黒はグレーまでにしかなれない
綺麗になりたい
綺麗になりたい
だから私は洗うことを止めない
この心のドロドロが命尽きて真っ白になるまでは
詩人:あこ | [投票][編集] |
一人生まれ
一人死ぬ事
沢山の人の心に刻まれるんだ
笑顔や涙沢山溢れるんだ
生きてるってそういうこと
一人の存在で皆の心が揺れるんだ
貴方のために生きていたい
私のために生きてて欲しい
だから幸せになるんだ
だから強くいるんだ
生きるってそういうこと
人
一人の命
沢山の想い溢れだし
沢山の愛生まれる
誰しも命をもって生まれたなら
誰かに想われ
誰かを愛する
それを知り
それに従えば
自分の命の意味分かる筈
詩人:あこ | [投票][編集] |
私は私であることに疑問を持った事が無い
なんて…嘘。コンプレックスだった自分自身が
何でハーフで産まれてきたんだって
何で私なんだって
思ったことがある
その頃の私は何も知らなくて
自分の事も分かってなくて
周りが引く境界線に酷く傷付く事しか知らなかった
普通ってなに?
私は何で私なの?
なんで周りの人は境界線を作るの?
そんな疑問をもってた
それでも私は生きていて
お父さんもお母さんも家族皆ここで生活している
でもある時もう一つの母国に行けることが出来た
言葉は知らなくても外人の私のお婆ちゃんは嬉しそうに私を抱いた
従兄弟も写真しかみたことない私を歓迎してくれた
私は嬉しかった
まともに喋れないけど気持が此処にもあって
私は気付いた
これが私の普通なんだと
人が引く境界線なんて気にする前に
自分のスタートラインをしっかり越える事から始めようと
思った
だから今の私は私であることに違和感なんかなく
たまに感謝することさえある
境界線なんかない白でも黒でもない
グレーな自分が恵まれてるって思えるから(*^_^*)
詩人:あこ | [投票][編集] |
今思う
昨日の自分は今の自分とは違う
だから明日の自分はもっと違うんだ
まだ若いって事だ
今言ってる事は明日になったら違う言葉になってたりする
じゃあ一年二年前考えてたことはどうなんだ
変わらず肯定したり
否定して覆したり
若いってそういうこと?
面白いほど変わる自分の答え
本当は答えなんて知ってない
自分への答えは日々進化する
若いってそういうこと!
かな…わかんないやf^_^;
詩人:あこ | [投票][編集] |
こんな暑い日に雲は重たく
太陽は雲と雲の間を見え隠れする
空が灰色に染まった瞬間
太陽は水滴を押し出し
そしてポタポタと雨が
熱したアタシの体を打つ
私は立ち止まり生温い通り雨に心が和み
呼吸を整え
雨宿りなどせずに
目をつむり空を見上げた
私はそれだけで気持が楽になれた
詩人:あこ | [投票][編集] |
白く泡立つしょっぱい海
波は風に押され砂と擦れ
また跳ね返されて
広い広い海へと帰る
日が落ちれば太陽と海が混じりあい
濃い紅色に染まって
私の頬まで染めてしまう
太陽が寝静まれば黒に侵され
月に光を求める…
その海を見て私は泣いた
泣いて
鳴いて
私の涙と海が混じりあう事願い
私の心が海のような色を持てる事祈った
明日海に日が上がるように
明日私が笑顔で在るようにと
詩人:あこ | [投票][編集] |
アレもコレもおいておこうとか
どれも捨てないでとっておこうとか
そんなこと思う私には何も出来ない
そんな事知ってて卑屈になる私は最悪だ
ただ動かず
ただ流され
何かを待つ私は欲張りだった
詩人:あこ | [投票][編集] |
なにも見えない
昨日のことも明日の事も
なにも見えない
目を開いてても閉じてても
だけど現実だけは見えてしまう
何も見たくない
何も見えない
涙で何も見えない
見えないよぅ…
詩人:あこ | [投票][編集] |
願いが叶うなら
これ以上なにも変えないで
今という時の中の私
大切なんだ
今という時の中の貴方
スゴく愛しいんだ
それが
今シアワセってことなんだ
(*^_^*)
詩人:あこ | [投票][編集] |
人を愛するほど
美しくもなり
醜くもなる
人を愛するほど
自分を大切にも出来
自分を傷付けることもある
愛ほど強いものはなく
愛ほど凶器なものはない
だから思いやりを
だから冷静さを
愛しい人を見失いたくないのなら
自分を見失わないように