ホーム > 詩人の部屋 > 清彦の部屋 > 本編へ

清彦の部屋


[197115] 本編へ
詩人:清彦 [投票][編集]

一旦、幕が降りた



気付いてみればいつも

ふとしたとき、全てがとっくに過去の話




あの娘の眩しい笑顔も

耐えられそうにない痛みも

記憶の狭間にぼんやりと揺れている


はずみで弾き続けたアドリブの曲みたいな

自由気ままでも、不完全な音色だったね


音楽も政治も経済も

慌ただしく絡まりながら流れ続けるんだ



ああ

死ぬときもこんな感じで

「まぁ良かったか」と頷きたい


長すぎた序章

本編はこれから





2021/03/28 (Sun)

前頁] [清彦の部屋] [次頁]

- 詩人の部屋 -