詩人:清彦 | [投票][得票][編集] |
あまり人の視線を気にしないで
自分を着飾ったりしないで
それよりも風の調べを
素肌に受け止めて
味わっていたい
難しい本を読むのをやめにして
コーヒーと葉巻が
海の方から届けてくれる
ボサノバと波の音
ゆったりと歯切れ良いリズム
ほんの少し
切ないメロディ
サングラスの美女に
あしらわれたジョニー
見透かされてるね下心
波打ち際、鼓動も情熱も
全てが自然のまま
今は風になりきっていよう
このまま時間が流れて
夜になればバーベキュー
日本的にビールと焼きそばと
だけどやっぱり葉巻とボサノバも
波の音は地球の鼓動
潮風が素肌を透き通っていく
皆、好きなように過ごせば良い
気付けばジョニーは
隠れて誰かとキスしてる
波打ち際、音楽も愛も
全てが自然のまま
この場所が好きだ
とりあえずしばらくこのまま
風になりきっていよう