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清彦の部屋


[149] 日はまた登る
詩人:清彦 [投票][編集]

沈んでいたはずの太陽が再び空を

込み上げてくる歓びで満たすように

やっぱり、何度でも

僕は生まれ変わるんだよなぁ



雲は自由自在に見えて

実は風と追いかけっこ

街はきらびやかに光って

毎日がお祭り騒ぎ



当たり前のように流れ流れる

人も時間も音楽も

移り行くグラデーションの模様


なんだ!

僕たちも雲と同じじゃないか


初めっから違っていた解答

この世は悲劇なんかじゃない



ひまわりがまた

太陽を見つめているよ


何度だって何度だって

僕は何処にでも行ける


随分と片付いた部屋の端で

あの日のぬいぐるみニッコリ


いつまでも変わらない

純粋な歓びそれ自体が

僕の世界を満たしていく

2016/02/24 (Wed)

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