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ライカの部屋


[27] Prosit
詩人:ライカ [投票][編集]

狂ったカーナビ


ラジオのノイズ


シャツの袖口を彩る
油絵の具のシミ


灰色の街


2人であけた黒ビール


渇いた空気


狂声


じっとり汗ばんだ背中


背中に食い込むターコイズの爪


見知らぬ指輪




どれが不幸の象徴なのか

どこで気づかなければならなかったのか



たぶん三日月

そして、彼女そのもの



「なぜ?」

2005/02/11 (Fri)

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