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ライカの部屋


[42] スタート地点
詩人:ライカ [投票][編集]

居場所を無くした僕らは


思い出に後ろ髪 ひかれながら


そろそろ旅にでなくちゃ と思った




あったかいあの場所は
いつの間にか
幻になってしまっていたから。


新しい代わりを
自分で見つけださないと、
それがないと
崩れ落ち
歩み出せなくなってしまいそうだったから。



自分を裏切ってでも
酷使してでも
立ち止まるわけにはいかなかった




プライドであり
強がりであり

なけなしの、
   勇気だ




2005/10/06 (Thu)

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