詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
孤独な道
暗闇を壁づたいに歩いていけば
やがて見えたのは眩い光
君という名のあたたかい愛の形
今までの苦労や重ねた哀しみが報われるとき
嬉し涙と歓喜の声が僕ら二人を包む
しけかけた愛の導火線に
今また君という火を付けて
ふさぎ込んだ日々を愛がゆっくりと忘れさせてくれるから
心の傷を癒やして
一途に君だけを愛していこう
それが君にできる僕の最初で最後の大仕事。
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朽ち果てた心の奥深く
裏切りという弾を込めた
銃をオマエに向けて放つよ
つめたい「サヨナラ」の言葉一つでお別れだ
愛の引き金
突き放してきたことへの罪悪感に苛まれ
旅立つその前にオマエだけは落としてみせるよ
同じ過ちを繰り返そうとも
外さぬよう焦点を合わせ放つんだ
君に向けて。
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侘びしさに震える体を抱き起こしてあげよう
何もいわなくてもいいその瞳を見ればすべてわかるから
偽りも裏切りも心の奥隠れてる秘め事も
見上げた夜空の闇に
ポツリ孤独に瞬く月
近いようで遠いあんなに大きく見えるのに不思議だね
まるで掴み損なった叶えられずに終わった夢みたいだ
夢を見る月
今夜はどんな夢を見るのだろう
不安半分 期待半分
それでも夢を見たい
眠りに着くまで
楽しく君とお話
そんな夜を夢見てた。
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口笛を吹くように
ほんの一瞬で
幸せなんか終わっちまうのさ
気づきゃここがどこかもわからなくなってて
迷子の青春を歩いていた
時計の針が進むごとに私の命が削られていく
本当に美しいものは輝くのは一瞬で時が経てば
埃を被り汚れていく
だけれど
心は美しいまま
色んなこと例えば愛や痛みも知っていくよ
北風ブルース
何気ない一日の中に隠れてる美しさ
沈む夕日や昇る太陽も生きてるからこそ見ることのできる
小さな奇跡さ
だから
頑張っていこうよ
弱音や泣き言はいくら吐いてもいいその代わり
やるだけやってみようよ
やりもしないで無理だなんて言わずに
先ずは何事も挑戦さ
諦めるのはその後
吹き付ける風が冷たかろうと歩いていける
つよさと美しさが心強い味方だから
ゆっくりでも止まらずに歩いていこう。
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時代の流れに逆らうように
温かな愛から遠のくかのように
季節は僕を裏切って孤独な旅へ駆り立てる
背負った荷物の中には役に立つものはなにもなく
唯一在るのはいつになっても変わらない孤独という一文字だけ
見上げた空に瞬くオリオンの輝き
昔の傷が痛むのかい?
僕は自分に問いかける
わかるだろ?
空が泣いてるんだ
そっとしといてやれよ
少しでも他人の痛みがわかっているのなら
そっとしといてやれよ
僕ももうすぐ空に昇るんだから
今日はもう寝よう
星がなくたって眠れるよ
もう子供じゃないもんね
バイバーイバラード。
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心にある気持ちを言葉にするのは簡単そうで難しい
現に僕が君に伝えようとして伝えられなかった
悲しくもありもどかしい気持ち
でもどこか満ちてるような不思議な気分
夕暮れ時、小指と小指で約束
「また明日ね」ってそれだけでまぁいいかなって
許せていた自分が少しだけ誇らしい
この恋はきっと叶うことはないけれど
叶わずとも君と出会えた
それだけで十分だって思えた
そう心で呟く
だから 涙のさよなら
必死で涙を堪えて
笑顔を見せて
できるだけ今を楽しむように
できるだけ今が楽しめるように
悲しくとも 涙のさよなら
だからせめて今だけは輝いていてね
心の中でキラキラと輝いていてね
目に映るすべてが
涙で見えなくなる前に。
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麗しき貴方に捧げる言葉は
永久の愛を誓う解けないメビウスの輪
見上げた夜空に輝くのは僕らを照らす月明かり
寄り添いながら
二人は見えない未来を描いていく
月夜に蝙蝠
二人は蝙蝠
逆さまになって運命さえも裏切って
結ばれることを選んだ
恐れるものなどあるものか
君さえいればなにも恐くはない
たとえ明日が闇に覆われたとしても
僕は繋いだ手を決して離したりはしない。
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今日から明日
明日から次の日へと時間は進む待ってなどくれない 当然だけど
日の出とともに陽は昇り
日暮れとともに陽は沈み
夜になれば月が顔を出す
やさしく儚い明かりを町に灯す
時計は廻る、時間を刻み
一日一日と日を追うにしたがって僕を寂しくさせる
幼子と呼ばれ可愛がられた僕もいつしか嫌ってた大人にさせる
やむなく僕は大人と名乗る
流れゆく時間の波に弾かれぬように僕は時代を渡る鳥になる
言い様もない儚さと切なさを背負い込んで
人生という広い大空を飛んでいく
いつか辿り着く終わりを目指して
愛すべき誰かと出会い恋に落ちても
この胸に刻まれた傷跡は消えることなく僕を悩ませるでしょう
それでも自分を見失わず前を向いていたい
自分が築いた幸せを信じたいから
まっすぐにただひたすらなにものにも目をくれず一心に夢を目指し飛んでいくのです
飛んでいくのです
私はただの鳥それでもたった一羽のはかない1人しか生まれないまたとない鳥ですから。
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昼過ぎから降り出した予報通りの雨
今僕が君にできる精一杯はきっと大したことじゃないけれどできるだけの事がしたいんだ
少し無理をしたって大好きな君が笑ってくれるなら
たとえ今日、明日が雨だとしても
晴れの日がすぐ近くまで来ているんだ
太陽がのぞくのも時間の問題だね
雨の日の高速道路
仕事の帰り
サイドミラーに降りかかる横殴りの強い雨
見上げる夜空に輝く星の光
一番星見つけようか
明日はどんなことが待っているのかな
悲しい出来事が待っていたとしても
次こそは楽しいことが待っているから
そのための悲しみと思えば恐くもなんともない
雨の日、晴れの日
いつも笑顔の君
僕にとっての幸せがすぐ近くで笑いかける
それだけで僕の心はいつだって快晴。
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業突張りで世間知らずの我が儘な君
だけどなぜか憎めない
そこが可愛いんだと思ってついつい甘やかしてしまう
僕もまだまだ修行が足りません
雨の日は予定が狂うよ
やりたいこともやりたいと思ってたことも
できなくてなんだか退屈になってそのうちブルーになっていくよ
窓の外
耳障りな雨の音がザーザーと聞こえてる
せっかくの流行の歌もおちおち落ち着いて聴けない
雨音のバラード
こうして僕はまた一つ時間を無駄にするんだね
自分を褒め称えても楽しくなんかない
イヤなことばっかりが日々を散らかす
だけど憎めない
君と同じで憎むことなんてできやしない。