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甘味亭 真朱麻呂の部屋  〜 投稿順表示 〜


[1607] 雨水は涙と悲しみに
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


笑って泣いて
それから怒り狂って
気づいた時には
そんな事忘れてる


流れ行く人波にのまれぬように
なるべくならば
もめ事に関わらないように
いつだって
居心地のいい藪の中
嘘のような
偽りの友情の中で悲しい笑顔浮かべてる

午後から降り出した予報通りの雨
うまく声にならない叫びと渦巻く不安
この胸にこの胸に
染みていくようにこの心を濡らす

いつの間にか自分の夢は遠くなり
ありふれた夢をドコまででも
追いかけるけど追いかけるだけさ

永遠につかめない
孤独な明日を
探し続けるだけだ
降り続く雨を
避けながら歩こう

もう
これ以上罪におぼれないように
もう
これ以上黒く染まらないように

明日になったら
この雨もやむさ
明日になったら
悲しみも癒える

きっとステキな日になるだろう
そう願いながらも涙は頬を伝う

くだらなく素晴らしく
日々は平穏を守り
平凡をくり返す
雨水は涙となり悲しみに溶けてゆく。

2007/10/10 (Wed)

[1608] 色彩の彼方に
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


この色は汚れたようなでも美しい色です
ステキな夢を持ちいつかその翼を広げて
青く澄んだ大空の様な未来へ飛んでゆく

枯れ葉舞い散る季節
色あせた思い出だって
また秋になれば赤や黄色に色づいて
暖かい春になれば花を咲かすでしょう
人も花も葉も同じ様にそれぞれの限りを持ち
その限りの中ではかなくも切なくも美しく
されど可憐に散っていくのです

それならば
ボクはその一時の美しさがほしい
凍えた冬を越えてかたく閉じた芽を開き花を咲かせる
そんな花のような人になりたい
短いときの中でも美しくいれるような人になりたい

木枯らしの吹く秋の季節は
並木道を埋めつくす枯れ葉が落ちてる
くしゃりと切ない音が悲しくさせる
色づいた後はただ朽ちていくだけ
そんな運命を知りながらも
秋の葉は鮮やかに並木を染め上げて美しく色づく
役目を終えた葉は冬の訪れと共にその鮮やかな色を落とす
色あせて茶色くなった葉は決して汚くない

その色は汚れたようなでも美しい色です

そしてまた
冬は冬の花が咲き
そのほかの花たちはひっそりとそれぞれが花咲く季節を待つ
美しさには限りや時期があるそれぞれの花に葉にある
花が待ちわびた季節の訪れ
色彩の彼方にまたひとつ枯れ散る花と花開く花

生まれる命と死にゆく命
花も人も同じ
永遠がないからこそその繰り返しの中で

2007/10/10 (Wed)

[1609] 色彩の彼方に
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


生まれた何一つ同じものはなく
たったひとつのこの世界で一人
一輪の花は美しい
人は貴く素晴らしい
だからこそ
死んでしまえば悲しい
もう二度と生まれない色だから
うれしくも悲しいことでしょう
花が咲き
人は生まれ
やがて
花は散り
人は死にゆく
何度でもくり返す
同じことを同じ様に
違う人たちが違う花が世界を鮮やかに染めていく
限りある命を持ってその時代その時代を染めるんだ
ひとつひとつ違う色で染めるんだ

淡く切ない季節
木枯らしが吹く頃
葉は落ち並木を埋めつくす
人も限りの時に芽を閉じる

ぼんやり見える色彩の彼方に新しい色を残すとしよう
色彩は鮮やかに染めるべき未来です
そして
過ぎ去った過去を振り返る思い出は
心を切ない枯れ葉の色に染めるでしょう
また元気を取り戻して
楽しいことがあれば心は鮮やかに染まる
心に春の訪れがやってきて笑顔になれる

色彩の彼方に光あふれることを信じて
歩き出す並木道
肌寒さに身震いしながらも心は暖か
側には愛があるから
叶えるべき夢を持ってるから
向かうべき
道が見えてるから

ボクはこの冬を笑顔で越えていけるさ
隙間なく未来を染める
鮮やかな色彩で悲しみさえ塗りつぶす

あたたかな愛の色
光り輝く夢の色
両手に抱え
この長き道を行く

その全ては
色彩の彼方に。

2007/10/10 (Wed)

[1610] 銀河
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


無限大な夢をひたすら追いかけている
これからもずっと
限りない夢を追い続けて僕は歩いてゆく
この長い旅が終わりをむかえるその時まで

遥か彼方に光る限りない夢をつかもうとしたんだ
遠い空遠い宇宙の果ての果てまで
届くようにと思い切り手を伸ばしたんだ
不安に遮られて見えなかったんだ
もう何ひとつさえ

あと少しもう少し光を突き抜けた場所
その先にあったのに
あえなく踏み外しちまったんだ
悲劇のヒーロー気取りの僕は言い訳ばっか繰り返していた
本当は何もできやしないのに
威張ってばかりの自分
時間ばかりがただ過ぎて行きます
ふいに目覚めた真夜中
星を見に行ったんだ
意味はない
パンクした自転車で
走りづらそうに
ガタガタと進む

ボクの瞳に映った銀河
この空の下
こんなに広い世界を覆いつくす
彼処に見えるのは天の川
「意味もないことしてんなあ」なんて思いながらも
笑いながら寝転び目をつむる河原
風が途切れそうな意識の中を通り過ぎて
目覚めたらまた
憂うつな日常が変わらない
日々をつれてくる

そんな日曜の夜
そんな日曜の夜
そんな日曜の夜

今も時々ふっと思い出すよあの夜を
意味のない事から何かが生まれたなら
良いなと思うこの頃無意味なことなど
ないと信じたい
あくびをしてる今も憂うつな休日も
意味があるって
心から思いたい

そんな二十歳の夜
そんな二十歳の夜
そんな二十歳の夜

夢の中に未だ残る
あの日見た銀河
きらめく星たち
追いかけてた理想

叶わなくても
いつになろうと
夢は夢
違う未来を生きてても
夢は夢
捨てずに
大事にしていたい
捨てたら
夢が夢じゃなくなるから
追いかけてた足跡はいつまでも
こ胸の中に

残しとく
残しとく
残しとく ずっと。

2007/10/10 (Wed)

[1611] ジェシカに恋をしてP
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


ララララ!!ジェシカ
キミはボクのココロ射止めた人さ!
ララララ!!ジェシカ
キミがボクの運命の彼女なのかい?
どうなんだい…?
昼間の公園
フリスビーを投げ合う
うまくとれないボクは笑われてばっかしだ
こんな何気ない一時が何よりも大切なんだって
なんちゃって酸っぱいセリフ言ったら
あーあーぁ(溜息)
切なくなるから
いつも
下手くそなその辺に落ちてそうなセリフしか言えない
言えない
言えないのだよ

ジェシカ!
キミに恋をして
良かったラッタッタ
ジェシカ!
キミに出逢って
良かったラッタッタ

かすかな足音にビクついて
振り向けば「ワッ」と驚かすキミがいる
こんな瞬間に
恋してるなぁって感じるのである
バカみたいだけど
本気で本気で感じるのであ〜る!!

ジェシカに恋をして
良かったラッタッタ
楽しいかラッタッタ
朝も昼も夜も
側にいてボクをあきさせない
いつまでも
一緒にいようね
虹色の傘を光に透かしてなんてキレイ
夢の中では妄想最前線
だけれど
ジェシカ!!
キミが一番だよ
キミが一番ステキさ
ジェシカに恋をして
幸せであるのである
あーあーぁ(1〃)
溜息もでるけれど
幸せであるのである

キミだけに恋をして
キミって誰?
それはジェシカ!!
キミだよ?!

2007/10/10 (Wed)

[1612] ハートandハート
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


心と心
重ね合わせなければ
いがみ合い
醜い争いを起こす前に

ハートandハート
思いを確かめ合おう
心をひとつにしよう
時間なんかないよ
気にせずにサア
心を重ね合わせよう

ガマンしよう
後でばからしくなる
大人になろう
喧嘩は悲しいだけ

キミとボクにしても大人げないから
今潔く2人謝るのさ
互いの悪い部分を
甘いくらいのやさしさで埋め合わせながら

良いんだよ…?
これくらいが平和さ
良いんだよ…?
これくらいが理想さ

ベストオブライフ

キミだけに贈りたい
愛と喜びの歌
やさしすぎるくらい
それくらいしか
取り柄ないから

キミだけに歌いたい
愛と喜びの歌
名前を付けるとしたらウーン…そう"ハートandハート"。

2007/10/10 (Wed)

[1613] 夜の温度
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


本当は悲しいのに
無理して悲しくないふりをして
涙をのんだあの日
言う筈だった思いも言えずに
涙は心の中でただ静かに溶けていく


キミは何をしているのかなぁ
不意に気になって
受話器を持ち上げるも
やっぱりやめた
そのもどかしさを胸にやり切れない気持ちで明日という名の今日を迎える

少しずつ
少しずつ
喜びを増やしていこう
届かない声の悲しみに
揺れる思いをささやかな優しさに変えて
眠りに落ちるキミの瞼にそっと口づけしたい

「遠ざかる意識・薄れゆく感情」
忘れてはいけない何か
そのすべてに今
本当の答を導き出して
何もない夜の寂しげな空に口笛だけでも添えてあげよう

ああ
泣きたい夜は歩こう
上り詰めりゃ
負け続ける日もある
ああ
笑い飛ばしてやろう
運の悪さに
あーあと思う日でも

思いだけはいつもすぐ側寄り添う
分かち合えるハートと
分かり合える気持ちが
2人を今固い結束力(きずな)でつないでる
不器用なれども
ボクらの愛は確かな温度を持ったものです

離れても離れても
つながりあって元に戻る
喧嘩して喧嘩して
すれ違うときがあっても

仲を取り戻す事ができるキミとボク
8番線の電車の中からたくさんの人
その中に混じって手を振る笑顔のキミ
手つなぎ行く帰り道

今は愛の温度の中でポカポカです
今この部屋はやさしさで満たされ
久しぶりのキスはちょっと懐かしい味

ベランダで見上げた夜空に流れ星
願いをかけるキミが愛らしいよ
今この時この瞬間が一番好きだな
心にそっと届く離れてからじゃないと気づけなかった事
気づかなかった事
それが今感じてる
うまく言葉にできない気持ち

2007/10/10 (Wed)

[1614] 夜の温度
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


それでいいんだ
それでいいんだよ
温度はちゃんと伝わってるから
それでいいんだ
それでいいんだよ
温度がちゃんと伝わってるから

冬なのに
不思議に暖かい
愛という
不思議なぬくもり

この思いだけは適当にすましたくない
キミとボクの温かさで生まれる夜の温度
思いが重なり合うたび生まれる夜の温度。

2007/10/10 (Wed)

[1615] 希望への翼
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


見上げた視界いっぱいに広がる青い空
白い雲が気持ちよさそうに流れてゆく

キミは今
なにを想うの?
なにを感じるの?
新しい今日をむかえるたびに心を弾ませて
悲しいときには悲しい
嬉しいときには嬉しい
なぜかそんな繰り返しが切なかったりむなしかったりね
はかなく思える今日はどんな日になる?
おそれながらも扉を開けて夢から覚める

ボクのこの背中にはみえない
羽が生えてる
その羽はボクを見たこともない
場所へ連れて行く
目の前に広がる大空に
抱く不安さえ希望に変えて
また新しい今日の扉
開け放すのさ

輝きをなくしたまだ若き未熟な翼
未来をみつめるまなざしは希望への翼

あの空の彼方までへも飛んでゆく
輝きを胸に宿して
想いを空に託して
この世界の果てまでも飛んでゆく。

2007/10/11 (Thu)

[1616] それぞれのあしたへ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


それぞれが
それぞれにいろんな夢を持ち
叶えたいと願いながら
限られた時の中で追い続ける

同じ道など
歩けはしないよ
違う道を皆
歩いていくのさ

思えば数ミリ程度の不安だったよ
あの頃は
だけど今じゃ
数メートルまでぐーんと跳ね上がった

スタート地点は
皆一緒なのに
ゴールに近づくにつれ遅れていくボクは駄目な奴なのか?
夢を叶えていく周り
それでもボクは走りつづける
ゆっくりとでも着実に
確かな歩幅で攻めていく
あれだけの距離を狭めてく

そう、ちょっとずつちょっとずつ
周りなんか目にも留めずボクはボクでボクなりに夢までの距離を埋めていく
そう、すこしずつすこしずつ
関係ないさ周りなんかなにを言われようがバカにされようが聞こえねえふりだ

ボクの夢は
悲しみを越えた先にあるのです
悲しみを越えない限り掴めない
だから
そう、ちょっとずつちょっとずつ
急がず焦らずゆっくりめに歩いてく

ペースはこのまま
あげることもなく
下げることもなく
ペースはこのまま

体力が続く限り
歩みは止めない
意識がある限り
眠りはしないさ

夢への旅はまだ長く果てしないさ
終わらない距離はまだまだ続く
それならボクは友と別れて行こう

同じはあり得ない

違う道を歩き行く
それぞれのあしたへ
それぞれのミライヘ

悲しみさえ背負い込む覚悟で
そのために
スタートを切ってここにいる
飛ばすことなく
休むこともなく
ボクは人生という特大レースを走ってる

同じ道じゃなく

違う道だからこそ
素晴らしい未来になる
素晴らしいあしたになる

きっと
このまま
走りつづければ
予定より早く
夢まで着けるか
未来という目的地(ゴール地点)に。

2007/10/11 (Thu)
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