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甘味亭 真朱麻呂の部屋  〜 投稿順表示 〜


[1709] 夢のまた夢
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


僕は最初から届かぬ夢と決めつけていた
夢っていうものは追いかけなくちゃ叶わないものなんだよね
そして追うのをやめたときそれが夢の終わる処さ

遠ざかる夢を見送りもせずにまるで当然みたいにさよなら
形だけほしいだけで後のことはどうでもいいようなキモチ
イェーイ ベイビー
タッタカ タッタカ
タッタカ タッタカ
走ってゆくこの道
スピードゆるめて
時にはゆっくり空でも眺めながら歩く
そして想像上だけで存在してた未来にたどり着いて
僕はみることだろう
僕は思い知るだろう
自分自身の愚かさの為に変わり果てた明日にヒドく後悔するんだ でももう遅い遅い遅い 悲しんでも夢のまた夢さ

イェーイ ベイビー
流す涙止まらずこぼれ続けたら悲しみの水たまりができるほど
僕は泣いて泣いて泣きはらした
でもどんなに泣いてもそれは夢のまた夢さ
自分のやってきた行いがどんなにイイコトだとしても
判断するのは世の中
認められないならあきらめるしかない
どんなに追いかけても叶わないならそれこそ夢のまた夢だから
でもそれもしなかった僕などは夢を手にする資格さえないのだから
やっと生活できるくらいの くらいの くらいの給料で毎日を暮らすほかない
oh Baby Baby Baby
それがこの世の中の暗黙の掟 当たり前とされてること

云わば「自業自得」って事ですます未来 未来 未来 ああ
悲しすぎる すぎるすぎる でもこの涙は偽物だ
頑張ってもいない いない いない 自分だけが思ってるだけで世の中は認めてもいやしない しないしない しない ああ。

2007/10/29 (Mon)

[1710] ミステリーガール
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


女の子って不思議さ
謎めくことばかり
君の胸の中見てみたい
何を考えてるのか

隠し事ばかりの君にしてみりゃ
男の僕の方が謎めいて見えるのかな?
気を遣っているつもりの僕でも
君からみりゃ全然女の子のデリケートな気持ちわかってないって表情からでも読みとれるほど
今君の顔とってもけわしいんだ レボリューション

ミステリーガールよ
僕に謎を解かせてくれ
探偵気取りのこの俺に
虫眼鏡でのぞき込んでも見えないから
ヒント代わりに魔法のキッス愛してるって証拠を見してよね

その先は後のお楽しみさ 何もかもがミステリー 恋はミステリー 愛もミステリー
わからんことばっかしで悩むけど今僕はなぜか恋してます
君を愛しています
誰よりも 何よりも
love love love love
偽りのない
smile smile smile
smile 君に投げるよ
晴れ渡った青空の下アイスを食べる君のちょっとした仕草にもうたまらねーわけなんです

oh イェーイ
oh イェーイ
oh イェーイ
Baby Baby Baby
愛してるぜ
僕だけの 僕だけの
ミステリーガール!

2007/10/29 (Mon)

[1711] 夜の灯りにさよならを告げて
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

朝の終わりの足音が僕を夜へ誘う
今少しずつ大人になっていく中で
僕は何をこれからに何度繰り返しを繰り返すその中で求めるんだろう
街の灯りが遠くチラチラと揺れたなら
眠い目を閉じよう
僕がいつか誓った未来は今となりゃ
もはやどうでもいい
何があっても負けねーよなんて強がりながらも涙流してる
ひっそりと静まり返った街の片隅で行き場のない僕を月がさまよい歩く危なっかしい足元を照らす

ああ 答は闇の中
もう届かない期待
願いは風にさらわれてある場所さえ知らず

そうしてくり返す
別れと出逢い
おはようおやすみ
今日もくり返す

きらめく夜の灯りにさよならを告げて
遠ざかる今日の靴音
輝く星空に光の筋がひとつ流れて見えた気がした
そんな夜は切ないね

だからさよならを言うときはわざと聞こえないくらいの声で
それでも口には出す
さよならと 今日に
さよならと 告げる。

2008/02/28 (Thu)

[1712] 小さな旅へ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

まだ君に見せたことのないそんな表情で
見せたことがないような僕を見せようか
見えない地図を闇に光る銀河に頭の上の夜空にでも広げたなら
さぁ未だ誰も行ったことのない未来へと夢をポッケにしのばせて
限られた時間
砂時計の砂が全部落ちきるまでの間に
君とのつなぎ目をほどけないように接着剤でひとつの糸にしちゃうのさ

僕らを いつでも
見守っててくれる
太陽のような暖かさで
夢膨らませながら
抱きしめる想いは
永遠を描きながら
いつでも いつでも
僕ら2人を小さな旅へと駆り立てる
小さなガキの頃からの冒険心をかき立てる

そしてまた僕らは
運命の命じる道を裏切って裏道を探す
小さな旅へ
小さな旅へ
小さな旅へと続く虹は遥か空に浮かぶ
正しい事なんておもしろくないもんね
スリルを味わいたいから君と旅に出る

小さな旅に
小さな旅に
小さな旅に出るんだ
パンクしそうな自転車に翼をつけてさ
夜空に舞い上がれ!
僕らの夢みる不思議な魔法の力で
さぁここからが本当の僕らの旅の始まりさ。

2007/12/26 (Wed)

[1713] 私のリボン
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


人と人をつないでる関係というリボン
誰もが心にそれぞれのいろんな色をした
リボンで誰かとつながっているんだ
たとえば恋する誰かと誰かが何らかのトラブルでリボンをほどいちまっても
恋人同士というリボンはほどけても
恋人同士だったというリボンはほどけない
疑いようのない関係がまだ知らないところで続いてるんだ

この街に住んでるどんな誰もが人との関わりを持たざるを負えないように
誰一人として心に他人とのリボンを結んでない人は居ない
愛が終わっても
「だった」っていう過去にあったいわば事実のつながりまでは消せないのさ

知らないところでまた今日もほんのささいな出来事がきっかけで
つながりが生まれる
なんてステキな事なんだろう
人と人とのつながりは新しい扉を開く
自分の知らないことがその扉の向こうにはあるかもしれない
今まで出逢った人
これから出逢う人
心につながりのリボンが増えたらいい
もっともっともっと増えたらいいなぁ
友達の輪を広げよう
視野を広くして世界に飛び出してゆけ
きっとその先には今まで知らなかった何かおもしろそうなものがあるかも
もしかしたら

閉じこもってないで
つながっていることを憎むことをせず
素直に受け入れてみてごらん
リボンがほら恋だってつれてくるかも
赤い糸なんてないけど自分の頑張り次第で
恋の扉も開くさ
明日の扉は数を増すはずだ

僕の心にはいろんなな人とのリボンがあるからこんなにもハッピーさ
誰かとのつながりを持つ度リボンが増える
いろんな色のリボンが増える
幸せの色をした
君との恋人同士っていう特別なリボンも心に結ばれてる
絡み合うこともなくこんがらがることもなく
重なり合いながら
譲り合いながら
なんか僕たちの人間関係みたいだ
そのすべてのリボンのひとつひとつが

2007/10/30 (Tue)

[1714] 私のリボン 続き
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


愛すべき 私だけのリボン
どのリボンがステキなんてなく
すべてすべてステキなんだ

これからもリボンは増えてくだろう…

君とのリボンも
君の知らなかった部分や表情を知ることで
増えてくだろう…
それはもう美しく心に無限色をした虹を架ける

そしてまたこの世界の誰かとつながりを持つために地球は回る
人は生きてる
それを生きがいとして僕は生きてる
ステキな関係を持ちたいからね
それは時に愛情というなにか特別なつながりだったり
友情っていうつながりだったり
家族という大切なつながりであったり
いろんなつながりが世界を大きなリボンで結んでる
僕たちは異種という前に人と人という当たり前そうでとても大事なつながりでつながってることを忘れちゃいけない

そしてそんなつながりがあったからこそ
君と出逢えてこんな関係になれたことを僕は幸せに思うよ
リボンがつないだのは関係だけじゃなかったみたい
幸せや絆とか分かち合える心ってなものもつないだみたいだね

いま どこまでも想像してたどってみたらそんなつながりも見えたよ
ああ まだまだつながりは終わらなくありそうだ
探してゆこう
君との幸せのリボンをもっと増やす方法を
君がもっと喜んでほほえんでくれる方法を

僕と君をつなぐリボン
何年経ったって
切れやしないさ
愛してるから 大丈夫
何歳になっても
色あせないよ

僕らの 僕らの
この愛のリボンはね
まぶしすぎるほど鮮やかな色彩を放ってるもの

そうして僕はもうひとつ心に結びましょう
今日という日は一度きりの特別な日だから
お祝いでもしませんか?
君との幸せを改めて確かめられたこの日に
結んだリボンは一生色あせず切れることのない
大切な 大切な
私だけのリボン
君と一緒に結んだふたりのリボンさ。

2007/10/30 (Tue)

[1715] 星空からのプレゼント
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


いつもいつでも僕のすぐそばにいて見守っててくれる君
特別な事なんてありはしない何ひとつないけれど
大切なものひとつくらい抱きしめていたい どうかこのまま

夜空を駆けていく流れ星が見えたら
窓の外のぞいて
そしたら僕が迎えに行こう
イヤなことさえ忘れて
誰だって失敗するさ
僕だって数え切れないくらいたくさん失敗をくり返した
涙流す夜もあった
涙止まらない夜もあった

気付けなくてただ空はどこまでも広い
殴り合ったあの日の夜はすぎていった
少年たちのジレンマ
自分との戦い…葛藤

君はわかってる?
この悲しみの大きさを
すっかり変わり果てた
この世界を償わせてよ
それでも星空からのプレゼント
僕に届く
形式ばったオシャレな蝶ネクタイなんかほどいて
自由なままの空へ
ラララ
駆けだしていく
あっちへこっちへステップするようにすっ飛んでいく
ワンツースリーで明日へ 未来へ。

2007/11/01 (Thu)

[1716] 父から子へ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


覚えたての言葉を話す赤ちゃんのように
まだぎこちないながらも精いっぱいに言葉にしようとする
そんな姿の純粋な君で居てくれたら
何も言うことはない

寄り道してもなるべく早く帰ってきてね
君のあの元気のいい「ただいま」の声と笑顔が見たいから
そっと今恥ずかしく想いながらも日記に記す
僕の思いを
いつか何年後 何十年後経った時にこの日記を君が呼んでくれたら
なにか感じてくれたらと逝くときはそう遠いといつもいつまでも言ってられないから
また季節は次々と早足に過ぎる
あたたかい風や冷たい風を吹かせていく

僕が君の歩んでゆくこれからの人生という道に目印を付けることはしないさ
ただ手助けくらいはしてあげるけれど
そっとエールを送る
遠くから近くからも
波のようなまなざし注いでるから

大人になった君でも
無関心なんて悲しいことはしないさ
いつもいつでも願うことは昔と何ひとつ変わらず…

ああ
父から子へ そして
君から君の子へと
受け継がれてほしい
当たり前な愛情が

ああ
世界を去った後でも
思いは残るんだよ
幸せになってほしい
当たり前なほどに

そう願うよ…


君も

誰もが
迷い悩み苦しみ
悲しみに打ちのめされている
深い青に 暗い夜に包まれた街
泣いている君の背中
ドア越し聴いたんだ
君の悲しみ
どうやれば癒せるのかな
不器用なこの僕の笑顔を風がさらう 風が笑う

誰も君のその涙をバカにはできないんだ
君の悲しみや心に負った傷跡をどう癒せるのか?
その答はどこにあるの?
こんな僕だけど
限界なんて
気にしないさ
手がふるえようが足がマヒしようが
君のことだけ考えてる

真夜中 そっと
心配でのぞきに行ったのさ
君の家に
君は元気だった
ほっとしながらも内心

2007/11/01 (Thu)

[1717] 父から子へ 続き
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


心が寂しかった
ああ
なんだか空っぽになったみたいですきま風吹き込んで寒いよ
君のいなくなった家の中
「ただいま」の声は思い出の中に
幸せを願えばこそ巣立たせる愛情のはずなのに
こんなに悲しい心情
こんなに淋しい心情

もう教えられることは何もない
悔やみの残る心の片隅につぶやこう
「これでいいんだと」
幸せを心から喜ぶ気持ちと幸せを悲しまなければいけない気持ちが混ざり合って
心にもどかしさの色が生まれる
心がもどかしさの色に染まる
決してひとつにならない分離した思いが僕を喜ばすだけの気持ちを与えず
その背後には必ず悲しみがつきまとう

なぜなの どれも懐かしい笑顔で
なぜなの 幼い頃のアルバムの中の写真
こんなにうれしいのに
こんなにおめでたな事なのに

芯から喜べない
悲しい気持ちがジャマをして
芯から悲しいんだ

父から子へと つなぐ歌
だんだん大人になるたび離れていく君
悲しみはいつまで僕を素直にさせない?

日記の最後に書くはずのお祝いの言葉がうまくみつからない
そっとページを閉じてペンを置く
思い出だけが離れない
もう少し もう少し
思い出に寄りかからせて
それじゃそれじゃ
君との最後の夜楽しもうか
楽しめるかな
うまいこと言えるかな
君の父親として
心に届くようなこと
言えるかな
素晴らしいこと言えるかな

玄関を行ったりきたり
君がくるのを落ち着きもなく待ちわびる
母さん(妻)は何も言わずに僕を遠くからやさしくただみつめていた
あの日の夜
今でもそっと懐かしく懐かしく思い出すよ
思い出したら泣けてきた20世紀のはじまりの合図のようにこの家から巣立ったあなたへ贈る郷愁歌

父から子への
目いっぱいの気持ちを綴った愛にあふれた悲しけれど喜びに満ちた歌
君の喜びは僕にとっての

2007/11/01 (Thu)

[1718] 父から子へ 続きU
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


喜びでもあり
君の悲しみは僕にとっての悲しみでもあるから
同じ傷みも伝わってしまうのかな
パーティーを終えて帰る君の瞳が潤んでた
僕の瞳も潤んでた
やっと出てきた言葉
見送る僕の口からこぼれた言葉
「元気でな」
ただそれだけさ
もっといい言葉
送り出すにふさわしい言葉があったかもしれないのに
と思ってももう過ぎたこと

でもそれくらいが僕には似合ってたかもしれない
かっこうのいい言葉は
ふさわしくない
簡単でも当たり前な言葉で見送れてよかった
今は 今だから
そう思えるよ
すばらしい君との日々をくれてありがとう
はじめて神様というものに感謝した日さ
見たこともない神様に感謝した夜だった。

2007/11/01 (Thu)
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