詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
何もかもを複雑にする答が見えるまで
終わりがやがて訪れるまで 終わりを迎えるまで旅は終わらない 進めよ 僕よ
絶え間のない日常をかける馬になれ
進む 進む 進むよ
歩く 歩く 歩くよ
変わらない安らぎを求め
生きながらえるために水を飲むよ 飯を食うよ
ただそれだけさ
バイバイ………
バイバイ………
世界よ やがていつか終わりを迎えるまで口が利けるかどうかわかんないから
今のうち 早いうちに終わりを別れを告げとくよ そのときに告げなくてもいいように面倒くさいからな
だからバイバイ………
だからバイバイ………
なくしたすべてにバイバイ………
僕の中にある書ききれなかったすべてにもバイバイ………
出逢ったすべてにもバイバイ………
今は遠い今も遠い彼方に沈む夕焼けに手を振るバイバイ。
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何かに不安がるから明日が見えなくなる
答ばかり求めすぎていつの間にか自分さえも気付けば見失い
路頭に迷う僕は悩みの中に居たんだ
見えやしない本当のことなんてさ
どれが本当で
どれが偽物でなんていちいち考えてもいられないのさ
そんな時間なんて与えられてなかった気がする昔のことあまり覚えてないけど
そんな気がしてたよ
おぼろげな景色の中にバカみたいに笑ってばかりの僕が見える
これだけはなぜか覚えてる
僕がこうして来た道をまたほかの誰かが通るのかな
ずっとそれを知らない遠くの想像するまなざしで思うのだろうか
見えもしない誰かを励ましたり時には名前も知らない誰かにエールを送り厳しい言葉も浴びせて文句とかグチも少しは言うのかなぁ…
ああもうすぐ
明日は見えるのか?
それともまだ
明日は見えないか?
そんなふうに
自分に問いかけながら歩き続け進むこの道はまだまだ遠く
道のりは長く悩みこそ多く迷いは果てしなく 空はただどこまでも広く
すべてを包み込むようなあの青さ
すべてを包み込むように今日も何かを探していたんだ
空を眺めながら
旅は続く この足は次なる場所を 次に行くべき明日を知っているから僕はただ思いにまかせて足をただ前に出すだけ
それだけでいつかたどり着けるかな
少し不安になった
少し不安になるよ
それでも不安になるも足は止めない
目いっぱい歩き疲れたなら休んでそして休んだらまた歩き出せばいいのさ
それをただ繰り返すだけでいいのさ
歩き出した僕は
歩き出せる力を持っている秘めている
だからあきらめられないんだ
叶えたい夢があるから
ただそれを前に踏み出す力にして時に勇気に変えている
さあ 今踏み出していこう数ある困難をくぐり抜け進むよ
叶えたい夢…それだけを思いながら
それだけが僕を動かす力になっている
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だから
またくじけそうになったらあきらめないで進んで行けるさ
苦悩と見えない何かを描いていくことから逃げない
喉元すぎれば次の熱さ
忘れたもの
見失ったものいちいち数えたり根に持ったり思いを寄せてとどめたりとか
くだらないから
面倒で億劫でもどかしくなるだけだから
忘れることは忘れて
分からなくなったことは何か別の光で輝かせ代用すりゃいいのさ
何もそれだけしか輝かせられる光がないってわけじゃないから
次から次へと切ない思いやはかない思いむなしい気持ち押し殺してまでも行く事
それがすなわち僕が見いだした勇気の形
重ねて何度も
重ねていくつも
同じ言葉を大事なその言葉を問いかけて
忘れないように
自分に歩いてるときは無我夢中で周りも見えないから
書き直したり戻ったりなかったことにはできないから
ましてややり直すことなんて もう…
過ぎ去ったら もう…
前に進むしかもう…
残されてはいない
なるべく
いいように
なるべく
自分の思いが少しくらい散らかってて雑でもそれでいいやと
周りは汚さないからいいやと思ってるから…
心の中に熱い思い
こみ上げて
瞳の奥に映る夕映え
胸に焼き付けるように刻み込んだらまた問いかけるのさ
あの問いを何度でも繰り返し問い続けるのさ 自分に…
言い続けるのさ
訴え続けるのさ
満足する答が出るまで 見つかるまで
明日は見えるか…?
明日は見えるか…?
明日は見えるか…?
って問い続ける
そしてまた今日も答が出るのを一日も早くと待ち望みながら問い続けるんだ
明日は見えたか…?
明日は見えたか…?
明日は見えたか…?
って確かめるんだ
それで答が出てなくても涙流さない もう
それで答があっさり出て終わりになっちまうのもどうかと思うなんだかさみしいし張り合いがないし
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だから
きっぱりあきらめちまう僕により
あきらめちまうその病因にむしばまれた箇所(ぼく)にとどめを刺してくれよ
明日が見えるように
やがて
未来が見えるために
それまでは
僕はずっと一種の重病人のままだから
僕は繰り返すよ
いつもの言葉を
リハビリ気分で
バカにしないで
恐れ多くも一歩間違えりゃ奈落に墜ちるから見くびれない
だから繰り返すよ
明日はもう見えたか…?
明日はまだ見えない…?
見えるはずもないものだけど
見えるものなのさ
わかるんだよ感覚として感じられるものだから
見えたならわかるはずだから
見えるんだけれど見えないくらい彼方ほど遠くにあるから見えないんだなぜなら未だそれがいったいなんなのかさえわからないから僕にはわかってないからもしかしたらもう見えてるのかもしれないけど見てるのかもしれないけどそれがわかんないんだすべて見渡せてこんなにたくさん見えるのにねその中のどれかなのかがわからないから迷っちまうだけさ単純に単純なのにさ複雑に絡まらせてるものはなんだ?こんな無防備な僕らを
いっそその世界観に染まって飲み込まれなくちゃ見えるもんも見えない
問いかけばかりじゃ苦しい
答ばかりじゃ退屈さ
だから歩く
だから歩く
だから歩いて探すのさ
いつも
人生という旅の中
この限られた時間を有意義につかって
この限られた時間の中で 旅の中で見つけるもんなのさ答も
ああもういやだなんて弱音吐くも気づくとまた歩いてる
僕がいる
心が求めるのをやめない限り僕がいくらやめたいって思ったところで思ってもやめられやしないから
歩く 歩く 歩く
心が求めるのをやめるまで心が求める場所に行き着くまで行けるまで
歩く 歩く 歩く
僕は歩く いやでも何でも
歩く 歩く 歩く
歩くしかないのさ
endlesswalk
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僕は歩くしかないのさ
ずっと ずっと ずっと
終わりが僕を迎えにくるまで
歩き続ける旅人になって 風になって
名を聞かれたらいやでもいつもいつでも旅人と名乗って
歩く 歩く 歩く
旅人としてなのか
人間コアとしてなのかわからないけど からそれを探すため…?
歩く 歩く 歩く
歩き続ける
どこまでも
はるかな遠い見果てぬ夢の待つ場所(ところ)まで行くのさ 場所(ところ)へ行くのさぁ
あの頃と何も何一つ変わらない同じ気持ち抱えて抱えながら抱えて抱えて抱えていざゆこうゆかんゆくのさやかんフッフー
本当の 本当に行きたいと思う 行くべき明日が見えるまで
明日に行けるまでは終わんねーさこの旅は終わんねーさ人生も終わんねーさ
フッフー
続き続いていくのだろう
どこまでもいつまでも続き続くのだろう
気の遠くなりそうな終わりなきごちゃごちゃに散らかった迷いと悩みの丸い惑星の中で歌い続けて
フッフー。
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どうしていつも君は泣いているの?
誰もいない教室の片隅で独り暮れゆく空を少し見つめ泣いてる
どうしたのなんて聞いても何もいわずに
ただ君は何でもないとさえぎる僕をむりやり押しのけて教室を出て行く放課後
少し顔を伏せて泣いてたのはなぜって理由があるはずなのに
関係ない僕には話せないと君はかたく話すのを拒んだ
走り去る背中にひそんだ陰りという影
それは青春の光と影を背負い込んだ人の背中だった
君にも僕と同じようにたくさんの迷いや悩みがあるのかな
苦しんでるのかな
やがて僕らはそれとなく気付けばいつの間にか話せるような関係になった
好きな本の話やなんかのテレビの話とかしたよ
お互いに気の合う友もなくただつまらないだけの行ってるだけで時間つぶしのような学校で孤独なふたりは案外すぐに友達になれた ほしかったと思ってたしね1人でも一番の話し相手が
気付けばお互いがお互いのことを意識しはじめて思い始めていた小さな小さな恋の始まり
だけど
君は二学期の後半の八月の夏にこの教室と僕に別れを告げて
別れの言葉だけを残して去っていきました
目立つこともないあなたの教室内での存在はないのも同じくらい薄かった
だから別に彼女の転向の話を聞いても薄情なもので誰もえ?誰?って感じできょとんとしただけの様子ですぐにまた教室は彼女の話題も出ることなくいつもの教室に戻りざわつきはじめて
こんなに居る中で僕だけが君のことを強く思った
薄情な奴らの代わりに
君を好きな僕として
もう気づいてたこの思いにいい加減素直になるよ
それでも君はもう素直になっても今さら君の居ないこの街で
明日発つって日にもなんか行きづらくて
悲しくて悲しくて
さよならも言えずに
行ったら行ったでなんか引き戻していやだよと泣き叫んじまうような勝手なことをしちまいそうだったから…
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行かなかったのかもしれないね
だけど今ものすごく後悔してるんだ
さよならのひとつも言えずにそれでお別れなんてあまりに悲しすぎる別れだから
後悔で胸が突き破れるほど痛んでたあの夜
それにしても僕も薄情な奴だよな
そう君も思うだろ?
『ごめんな…』
こんなことしか言えなくて情けなくて
だってだってなんてだだを繰り返しても仕方ないから
教室の片隅
あの日のようなきれいな夕暮れの放課後の教室
君の居た
君にはじめて逢って話しかけられた普段女の子に話しかけるような積極的な僕じゃないのにね不思議だけど嘘みたいな一日だったね
そして君の居た
片隅に立ち窓枠に手を乗せてみるあの日の君と同じように空を眺めながら
君の声は僕のすさんだ心を潤した
君の存在は僕の心に暖かい陽を差し影をかき消した
君の心も僕なんかの声や存在で傷ついて未来への先々の不安だらけの心を癒せたかな
癒せられてたならいいな
是非そうであったと願いたいな
君がくれたこの愛と出逢いはずっと僕の中で続いているあの日感じたドキドキしたときめきも変わらずにあるよ
ぜったい君のこと君との出逢い忘れないよ
大人になっても
記憶の中にしまい大切な思い出として時々眺め毎日を生きる勇気や希望にさせてもらうよ冷たい心を暖めさせてもらうよ
ずっと忘れずに
君のあの満天の笑顔はぜったい忘れない
心のアルバムのいちばんはじめのページにはさんでおくよ
大切にすさむことなく色あせもしない
永遠に鮮やかな思い出
それはいつになっても変わらなく素晴らしい僕しか知らない僕だけの僕しか味わえない大事な古い記憶なんです
古くなっても記憶にいつまでも新しい君の笑顔だけはあの日ちゃんと瞳に焼き付けたから
遠いところに行く君へあの日の昼下がり宛名もなくポストにしのばせ送る手紙は僕だとわからなくても
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
よかった
ただありがとうと伝えたかっただけ
また逢おうとは言わないさ 言えないさ
だって離れてても違うところで暮らしてもつながりは消えない心と心の出逢いだから心と心の恋だからこれは永遠の別れじゃない
もう逢えない気持ち押し殺すようにギュッと胸が痛んだけど
さよなら…
これでいいのさ
世界一大好きな君には変わらないけどもっと僕よりいい男を探してね 居るはずだから運命を感じるようなステキな出逢いがあることを君に願うよ僕はここで
ひとつ大人に近づいたこの教室で空を眺めながら
涙してた
あの日の君とちょうど同じように遠い君をしのんで泣いていた
それに気づいたらなんかすがすがしくて笑みがこぼれた
泣いてた僕だけど
君に幸せがあるように祈る新しい日々の幕開け
僕も君もこれが僕らのそれぞれの思いにより伸びた未来(あした)へと続く道で恋の決着の仕方君はなにも言わなかったさよなら以外あの日…
遠く君のあのステキな満天の笑顔を茜空に浮かべて僕はそっと微笑み
窓を閉め電気のスイッチを消し静かに君と出逢った教室のドアを閉めた
もうこない教室のドアを閉めた
音をなくし静まり返った教室があの日はじめてキスした場面を映し出した
浮かび上がらせた
チュー チュー チュー
大好きな君にちょっと場違いでお門違いの励ましと勇気を投げる それでも送るエール 屋上から見上げる青空 空を裂き突き抜ける飛行機雲未来は僕次第つまりはセルフ責任という爆弾を抱えたまま旅立つつばさ生やして飛び立つtomorrow
幸せであれ 空に投げキッス君にグッジョブ 栄光あらんことを願いながら駆け下りる階段 スライディングセーフ
迷いなき明日へゆこう 行くのさ 今
フッフー フッフー
吹っ切れたわけじゃないけど加速していく思いは紛れもなく本物さ 照り返す夏の陽射しが乱反射 そのあまりのまぶしさに
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かけがえのない人のためにかけがえのない思いを今形にして届けたい
ささいなことから今日も何かが始まっていくのか
僕の中で続いてく物語
今も続いてる
明日も続くだろう
僕らはお互いをお互いに思い合い同じ思いを持ち同じだけの気持ちを僕は君に君は僕にいつも注いでる
変わらない眼差し
暑い夏の日も
寒い冬の夜も
切なげな夕暮れ時もいつでも僕らは時間も気にせずはしゃぎ合った
月日は過ぎて
約束は遠ざかって
それでも僕の中で続く物語は終わらずにずっとくたばるまで続いてく 無情にも
今日も手を振る帰り道
忘れかけたまどろみの中で探した懐かしい思い出
手繰り寄せた脹ら脛
そっとしのばせた
ささやかなギフト
僕の心から贈ろう
今心から贈りたい
贈るよ鮮やかな微笑みとこの寒さが遠のいて暖かさが戻り春風が吹く頃になるまで
またあの日みてた夢が見られる日が近づくまで
夕暮れの景色の中に閉じこめられた記憶は返らないのさ
夕暮れの向こうに思い切り手を伸ばしても靴をとばしても
無理なものは無理なのさ ずっと大人になるまで僕はここで立ち止まったまま同じ悩みに迷い続ける
出てこない苛立ちと疑問に汗しながら
出てくるはずもないとわかっていても
たったひとつの答を探し続ける日々