詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
想像という名の舞台の上でしという幕切れまで踊り尽くす
ふたりだけのくるった愛のワルツは続く
今日も明日もふたりだけの世界の中で
彼女だけの世界の中で彼女だけしかいないように思えても哀れむような目を気にすることもなく後目に彼女は楽しそうにくるったように笑うだけなんだ
笑うだけなんだ愛する人と踊れる楽しみを孤独からやっと解放されたと絶大なる勘違いをしてそれに気付もせずに
気付きもせずに
ただ彼女は踊ってる
今日も明日も
僕からいえばそんな人はいないのに愛する人とステップを踏んでるんだと彼女は楽しそうに笑い僕にいう
くるったような目でいつも楽しそうに笑いながら
永遠に幸せな人なのかむなしい人なのかわからない僕はただただわけもわからず立ち尽くすばかりだった……
彼女の異常なまでの想像の前にただただ口を開け唖然とし
終始、
冷然とするのみだった
冷然としざるを負えなかったから
冷然とするしかなかったんだ
ただただ冷然と…冷然とするしかなかったんだよ。
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僕が犯した罪を許されるかどうかなどもはやもう考えるにも及ばない永遠の罪であるから只目を閉じ死期を待つように永遠に解放されることのない永遠の枷を心にまでもはめ永遠の刑にただ償うように償うふりをしてみせるかのようにただただもう服するのみだ
こうなってはもう。
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心の中や頭の中にあるたくさんの想像から飛び出してきたような自由な絵を描く
誰も知らないふたりだけの愛とやさしさの物語は続いていくのさ描いたときからその瞬間ふたりの物語はここから始まっていくのさお互いの好きな色で力を合わせその絵を譲り合い塗りあうふたりの手が確かな未来を心の奥に描いていくのさ
それはいつかきっと形になって現実になるのだろう
そのためにはたくさん描いてきた想像した分くらい苦労やいやなことも重ねなくちゃならない
笑った時間くらいその数くらい涙しなくちゃ何かに堪えなくちゃならないかもしれないね
それでもあきらめずに手を伸ばして明日の僕に想いのこもった今日までがんばった分のバトンを渡し
そしたらさあ走り出せと僕は言うんだ昨日の僕に手を振り涙拭い昨日までのがんばりを無駄にしないように想いをつないでく唇かみしめ遠くなる昨日の景色(おもいで)
日が暮れて空が真っ赤に染まってもきっとまだもう少し走れるから君の手をつよく握りいろんなものを背負う僕だけど
愛は背負うものじゃないと僕は本当はつらないけど大丈夫と弱音おしころし強がる
そんな勇気の仮面を被らせたウソはいらないよって君に言われてしまった
たまには休んで立ち止まることも大切さって『私のためにがんばりすぎないで』と君は少し瞳潤ませながらうまく形にならない未完成な言葉をふるわせてつぶやいた
でもその瞬間に心に届いたその言葉はどんな飾り立てられたきれい事なんかよりもたとえばヘタな歌よりも一番心の奥にずしりと重く感じたんだそしてやさしくあたたかく響いてとてもうれしかったよそんな時に流すような君のやさしさこぼれ落ちてあふれる涙のようにきれいだったんだふたりの頬を伝わり心を濡らし熱くこみ上げる熱すぎるくらいのやさしい気持ちになれた
響きあうやさしさの音色がまた僕を新しい今日へ目覚めたらばはこんでいくけど
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涙を流すってことはたぶん悲しいからだけじゃなくてさ
うれしいから楽しいから思わずね流してしまう時もあるのさ
たとえば誰か大切な人の言葉はいちばん胸に響くだろう
傷つけあったり仲直りして傷を舐めあったりそんな場面
そんなつもりはなかったのにって言ってしまった後に僕は身勝手な言い訳でなんとかすぐにごまかそうとするなんて愚かな奴なのだろう
おかした過ちはその罪の重さだけ償うことが正しいとわかっているのに
いつも当たり前だと人のことになれば熱く語るほどなのに
どうして自分のことになるとこんなにも打って変わって言ってることと違うことを言いやったりするのだろうかな
君に思わず心にもないことをどうして言ってしまう?やってしまうのか
それだけならまだしも反射的になんてそれどころか間違ってだなんて言い訳にもならないことをなぜばかみたいにこんなにもむなしく繰り返してるんだろう
自分でも後で振り返ったらずいぶんばかなことしたななんて思えるというのに…
こんな反省をする気持ちでいつも正しさ胸に刻みつけて
自分を見失わないような強い意志を持てればいいのになあ
苦労することでは決してないのにまるで正しさの全てを知りつくしたような言い方で結局その当たり前なことができてない当人のは僕でした
僕なのにまるで人事のように自分を言いくるめる態度は自分でも本当に嫌いだし愚かだと心から思う
本当だよ思うんだよ
こんな愚かでばかな僕でもさ…
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傷つけあった時
傷つけてしまったと思うのならば最初から傷つけるなっていう話に持ち込まれてしまうだろうけど
ブーイングの嵐が厳かなまでに始まるだろうけれど
それでも僕はその罪の形を忘れたわけでは決してなくていつでもこの小さな胸の奥のハートでおかしたことの全て思い出すように頭に描き振り返りながら想ってます
だからその罪の形を償いという言葉に変えて今伝えさせてください
今さらなにがふたりをつなげるというのかなんて考えはせずにさただ僕は今までしてきたこと君に言ってきたことその愚かさにやった今更だけど気付いたからって許してもらうとかもらえることを期待したりはしないけど
ただ罪の償いとしてやってきたことへの君への謝罪の気持ちを言葉にしたいと気持ちとして表したいと心が訴えかけるようにこのままでふたり終わらせてはいけないこんなんで終わらしてはいけないんだってやさしい涙流させながら本心である本当の汚れのない思いを今言葉にして僕は伝えます
君の心にちゃんと届くようにと終わりなき永遠の愛を誓う僕なりのうたをうたうようにさ
君だけに確かにしっかり届きますようにとまっすぐな瞳で僕は君を見つめる
言葉言い終わったあとも
lalala...想いと正しさをうまく数ミリだってずれぬように重ね合わせる覚悟でいるよ。またじゃまする磁力なんてすぐに僕は打ち負かすから
ああ僕は許しをもらうため謝るんじゃないその事だけはわかっていてほしいななにを信じられなくてもそのひとつだけを信じさえしてくれるならほかにはなにも望まないし見え隠れするわずかな希望もやましさも迷わずブツクサ言わず押し込めるよ 脈を打つ細い管を通り心が伝えるままのそのままのたったひとつの想いを今度ばかりは間違えぬようにその輝きを手に取り見極めて選び出すよ喉元を伝い流れる涙も止まり引いたときにふるえる言葉をふるえた拍子に
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いつ思い出しても懐かしくいつまでも美しいままよみがえる様な人の心に流れ続ける。思い出とはそんなものを言いそしてそんなうたには途切れなどあり得なくて終わりがない。ただそうであってほしいと願うだけの僕らが勝手に頭の中作り出した作り物の形のない想像かもしれないけど
そして人は限りある命を持ちそれぞれがそれぞれの好きなように生き責任(おもり)を背負い拭えなくなるくらいたくさんの悲しみを抱き長い人生人によれば短いかもしれない人生という旅路(みち)を何か追いかけ追い求め歩き続けるそう誰もが長い年月の間に時は過ぎ去り歳をとりいつしか歩いてる途中で胸に抱いた思い出が色あせても
いつまでも変わらないその鮮やかなそれぞれが想う懐かしい思い出の色で過ぎ去った過去や遠い記憶までもが心を美しく振り返る誰しもの心を染めあげるでしょう
君の心も振り返ったのならばそれは同じなんでしょうね
心はたちまち鮮やかで美しい色で染まり懐かしく切ない場面蘇り瞳を通した映写機が映し出す心のスクリーンにそれらは映し出されるのです
心のままに美しく変わらない昨日が昨日からその先の過去がまた映し出されるのです
変わってもなくまして消えてなんかほらいないでしょうと言ってるように確かな証を僕らにみせるみたいにね
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いびつな作り物の体をくねらせ踊る姿
君にもう視線向けられればたちまち男はメロメロさ
しゃれたバー風のパブのドアをくぐる
グラスを持ったまま表情もなく固まるマスターをのぞいては客は1人もいないかと思われたが一番奥の席にきれいなご婦人の背中が見えたウィスキー頼むよ
と言ってもねただ自分で棚からとるだけ
ヤバい、溢れ出したいけないモザイクを必要とする紫色の想像が僕の股下を通り抜けてく
なんか変な感じモザイクをかけなきゃね
そうだろ?ね?ね?ね?姉ちゃん
いつもはこんなに
きたねえ部屋の中
そうふらちな想像
巡らせてばかりで
与えられたおもちゃや有り余るほどの金で埋め尽くされた部屋
友達なんて今までこの方1人もできやしなかった
金では友達は買えない買える代物じゃなく金で買えないものがあると初めて知ったのもあの時あの位の歳の頃でしたね
なぜかは知らないがとてもくだらないことをなぜか大人の間違った知識のようなものを知りたがる
そんな年頃でもあった気がします 思い出せば思い当たる節は数限りないほどあるのさ ラララ…
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『そう、そんなはかないだけの想像なんてくだらない妄想でしかないのさ、現実から逃れたいがために弱い僕が作り出した愚かな幻だよ』
消えちまえ そんなの今すぐ僕の目の前から…なんて言ってみたところで
キツすぎるお酒に酔った頭では幻惑に勝てそうもないまた今夜も絵に描いたような愚かな大人の僕は君の甘い言葉に二回戦に入り込むのさ
くねらせるからだ僕もいつの間にか固く冷たいマネキンのように心なくした悲しきマリオネットドール
悶えながら夜は過ぎずっと加速していく
月夜の幻
加速していく僕の妄想
悪夢はまだ終わらない
吸い尽くした愛の哀歌(エレジー)歌い
遊び疲れた汗ばんだ頬愛し尽くしたマネキンが山になり残骸のようにゴミ山かゴミ屋敷のように高く積み上げられてる
でも遊ばれたマネキンに悲しいという感情なんてなく僕もだから罪悪感を持つこともないから楽なんだ 何度愛し遊び愛し弄んでみても
それはただガキの戯れと同じに違いないから
みんなも見れば否応なくそういうのでしょう
『またやってるよって、大丈夫かしら…って皮肉る言葉もほら人をさげすんだりするのは誰も得意でいつの間にか人は生まれたときから得意で誰にも教わらなくてもいつの間にかお手のものなんだろう…』
あぁあ…
切り刻まれるノイズ
耳障りな感覚が波長が通り過ぎた後の悲しいくらい涙が出るほど寂しい静寂がそこに降り立ち
美しい蝶から今度は蛾になろうとしている僕をもう一度…いや、永遠の孤独の蛹にさせるつもりだ
その茶褐色の殻に閉じこめる気だ
もう愚痴が言えぬよう黙らせる気だ
もうイタズラが出来ないように永遠に閉じこめておく気なんだ
おかしくなりそうな理性がわずか残る最期の力を振り絞り声にして声になって叫ぶ
あぁあ〜
僕をおかしくさせるこの世の夢の無さようらまれてもああ
文句など言えぬはずだから
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命果てるまでせめてうたわせて
いびつに首の垂れたこの身体に
いびつに折り曲げたこの心に
瞳閉じ視界が闇に包まれ 僕という命を終わらせるまで今まで生まれてきたときから生きてきて今までに至るまでのこと少し思い出させてよ
それくらいの時間をくださいと言った
すごみのある愛ならばご容赦
人なつっこい悲しみを愛せるわけもなく
ただ蒼い運命という名の海に沈んでゆくだけさ
歌い続けて
歌うことを続けさせて もうなにをしてもどうにもならなくなるまで声と命の続く限りせめて歌わせてくれ
この張り裂けそうに胸を埋め尽くす想いのすべてを歌い尽くせるまで、歌い尽くすまで
どうか歌わせてくれ
変わらぬ声
年をとっても愛し愛されるこの声で歌わせてゃ
くるったようにでもいいどんな風に見られようがかまわないなんと思われようが知ったことじゃないし気になんかしないから歌い続けたいのさ
あぁあ…
いつまでも
それは嗚咽のようにも聞こえたし
年をとり日々衰えていく現実にむしばまれてゆく自分への慰めと宥めるための歌のように私の胸に響き悲しい歌のようにも聞こえたんだ
でも歌えることでの喜びにも思えるような歌にも聞こえたんだ
その歌声は
僕はそう聞こえたんだ観客がいるわけでもないスポットライトもカメラもない
けれど君は僕だけのマドンナ…歌姫
僕は君のためにここにいて
ふたり見つめ合う
少し君の目に涙
マネキンじゃない涙
大丈夫だよ
僕がずっとずっといつまでも変わらないまなざしで 変わらない態度で変わらなく耳を傾け君のすばらしいと思う歌のすべてに声に僕は一生の時間いっそこの命すら捧げるよ永遠に誓うよ この愛を
遊びじゃないまじめなこの思いを
手をつなぎ時を忘れともに同じ悲しみ感じ傷みを分け合い悲しき舞台の上で愛のダンス 孤独じゃない互いのぬくもり
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感じながら
これからを生きていこう不思議な愛の力なら頑張れる気がしたから
これからのふたりの道歩きだしていこうねいつまでも信じあいながら愛がここに
いつでも側にあること幸せなことなんだと当たり前に思うくらいにかみしめていこう
いつでもいつまでも忘れないで忘れずに抱きしめていようたったひとつやった見いだした光見つけだしたこの愛をずっと守り続けると変わらない気持ちでいるとかたく誓いながら
いつも
いつでも
いつまでも
愛し合おう
愛はここにある 心に灯すやさしさの炎
メラメラと永遠に燃えているのさ 消えない ずっと 何年経ってもね ずっと
あぁあ。