詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
僕はこの世からおさらばするその前に
未来を生きていく
また未来で生まれゆく
人たちにせめてもの言葉を残したい
それは
自分が納得するまで挑戦し続けること
弱音や泣き言は最後の最後までとっといてもうだめだと思ったときにみせること
そして
夢は絶対に叶わないと思っても
また叶わないと知っても持ち続けること
自分を振り返るのはそれなりの歳になってからすること
愛する人、守りたい人は自分以上に大事にすること
これを残して
私はこの世を去りたいです
『未来を生きる諸君に栄光あれ。』
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きっと明日も今日みたいに何事もなく
日が暮れて夕飯も食わずにそのまま疲れて寝ちまうんだろう
明後日も弥明後日も同じような感じだろうな
僕には日常が働くことだけにあるように思えてならない
ホント億劫だ
あの日選んだ道を間違わなければ
そんな風に思ってはまた愚痴を繰り返す
そんな生活が楽しいわけがない
嗚呼
楽園は何処にある?
嗚呼
思いは届かない
願いも届かない
仕事は終わらない
今日も残業か……。
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穴のあいてしまった記憶に縫いつけたアップリケ
いつになく真剣な表情で奴は部屋に入ってくるなりかしこまったみたいに静かに腰を下ろした
汗ばんでびしょびしょになったシャツ
縮んでしまった靴下
洗い晒しの洗濯物
散らかりっぱなしの部屋の中
放置してあるエロ本
人目も気にせず見境もなく捲る俺
君は気づいてたのか
それとも気づいてなかったのか
僕にはわからないけど
奴にはわかったのか
結局俺は奴とあんたの恋のキューピットだったわけだ
ウザいな。
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お金は貯めるものにあらず
使ってこそはじめて意味を成すんだ
将来のためにと機械(現金預け払い機)にぶち込む小遣いに意味はない
使うなら使う
目一杯使いなさい
子供のうちだけだよ
こんなに自由にお金を使えるのは
だから使えるうちに使っときなさい
それが本来の金銭の使い方だよ。
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明日の扉
未来の扉
死んでしまったその後の扉
人はいろんな扉を開き生きています
ただふつうの扉と違うのは鍵は必要なくて
いつでも扉は開けっ放し
何方でもはいれる ただひとつ
入った扉は閉まってしまって
もう後戻りはできないということ
それだけをのぞけばふつうの扉と変わらない
扉の向こうで
まだ見ぬ明日が待っている
今日もまた扉を開けて
光という名の希望を抱き
虹色のベールで輝く未来に生きていく
明日を望み生きていく。
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幸せがもし約束されていたとしたら
そんなものを受け取ってもきっと誰にとっても本当の幸せとはいわない
なら本当の幸せとはなんなのか
いつもいつも考えてるけれど深すぎてわからないんだ
だけど きっと
その答えは僕らの心にある
幸せは感じる人によって違うんだ
幸せとは思えないような小さな幸せに喜べないのは
きっと君の元に届いた幸せが大きすぎてその小さな幸せが目立たなくなっただけだと思うよ
小さな幸せだってたくさん集まれば
きっと大きくもなるんだよ
だから
約束された幸せなんてあったとしても僕は欲しくはない
幸せが約束されてなくてよかった
じゃなかったら君との幸せ
こんなにも嬉しく感じれなかった
感謝してます
感謝してます
これ以上ないってぐらいの幸せをありがとう。
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いつも空を眺めて思うことがあるよ
いつだって空には雲が流れ途切れなく何処までも広がってる
きっとそれは
地球が丸いから
どこまで行っても行き止まりなんてないんだろう
まるでメビウスの輪みたいに無限なようで同じ景色が巡る
空より高く飛べたなら
僕の両手がもし鳥のように翼だったなら
僕は君とあの雲の上までお散歩したいな
子供じみた夢だってことはわかっているけれど
どうしても
どうしても
大人になっても考えてしまうよ
だけどそれこそ叶わぬ望み
君が僕より先に空へ昇っていってしまったから
いつからかなこんなこと思うようになったのは
そうだきっとあのときだ
飛べないとわかっていても
飛びたいという夢は消えない
だからこうして空にめいっぱい手を伸ばして
ちょっとした悪あがきをする
だけど一向に空へは飛べないんだ
空は人じゃ飛べないらしい。
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僕らがこれから歩いていく予定の未来は今見ようと思っても
残念ながら見られません
どんな大人になってるか未来になってみないとわかりません
期待を持つ反面
不安感も持つでしょう
かといっていつまでも不安がって立ち止まってもいられないから
未来へと少しずつその足で歩いていくのでしょう
見えないなら
見えるところまで
歩いていけばいい
御託や言い訳は後にして
まずは歩き出すことが大切だと思う
遙か未来へと続く時間だけが知っている知らない
未来の僕よ
過去から歩いていく僕をどうか応援していてください
もう少し
あっという間だから
僕をどうか遠くから励ましてください
ささやかなエールを。
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哀しみの天秤で僕の哀しみ量ってくれ
気がついたらいつも冷たい雨の中
ひとりぼっちの世界
見渡せば限りない哀しみが私を囲い込み
今にも私をすっぽり包み込んでしまうような素振りで
やるせなさともどかしさに
耐えきれなくなった心は土台から崩れ行き
いつの日か僕の心ごと押しつぶしてしまうだろうから
そうなる前に君との仲を取り戻していこう
あの日の言葉をもう一度思い出して
君の流す涙をそっと拭ったら
僕はもう一度あの言葉を囁くよ
そっと哀しみを喜びに浸して
量るのは哀しみじゃなく
喜びであるように希う。
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二人で築いた幸せに溢れた暮らし
その中で沢山のことを学んできた
喧嘩をした無口になって口もききたくないようなそんな時でも二人は気づけば仲直りできてた
日の当たる広い原っぱ
二人して出かけたドライブ
忙しい日々の合間を縫って
お弁当を詰め込んで澄み渡る青空の下
時間も忘れ思い切りはしゃいだ
あの日がもし
嘘だというなら
きっとそんな無意味な日はなかったはず
だから意味があるから
きっと神様は僕らに大切な大切な時間をお与えになった
短くても悲しくても
何年経っても色褪せることのない
煌めく思い出
僕に感じさせてくれた
君の温もり
君の表情やちょっとした仕草も
一つ一つ欠かすことなく覚えてるから
思い出の流れ着く場所は
きっと きっと
僕のこの心の中です。