詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
本当のことばかり話す人なんていない
であるならなにが本当でそれを確かにする
真実は?証は?どこにある
嘘で埋めて固めた本当をこのまま
保てたとしても
それは自分を抑えてどこまでも
我慢することで
僕はもうそんな苦しみに耐えきれるほど
残されてない命だ
だから好きに生きさせて欲しい
今まで頑張った分を
今まで我慢してきた分を認めて理解(わか)ってほしいだけなのさ
ずーっとどこまでも 果てなどなく続く道 これからも続く旅路
その中でいくつもの 試練をくぐり抜けてきた旅程の先できみは笑いかけた
最後までとうとう変わらない笑顔で
違うものを期待していたのに
これもひとつの僕に与えられた永遠からの掟なのかな
当たり前な幸せより多くは望んじゃいないさ
それ以上は願ってないよ
ただ でも…
たくさんの言葉が集まって出来た光
寄せ集めの言葉たちがつくる物語は
これから何人の目に触れだれの心を
どれだけ満たし幸せな気持ちに出来るかな?
そして時には切ない夜を埋め 悲しみに浸っていたい自分をとことん鎮めてくれる
静けさを与えられるかな?
沈む 沈む 沈む 想像の底へと
潜る 潜る 潜る 暗闇の中へと
あの日 願ってた場所 光り輝く暗澹たる黒い光かき消すまばゆい光
変えていくことで幸せを必ずしも得られやしないから
何度幸せの中へ潜ってもつかの間に終わるさ
たった数年間の幸せさ
その続きは最悪さ
だから 言葉は僕を本当にたどり着けるまで
縛り付けるように
書かせつづける
真実への探求とその追求
最後にわずか残されたのは今までよかれと暮らしてきた
慣れ親しみすぎてなれなれしくなってた 自分だけの幸せと周りからの山ほど積まれていく非難の声が残されるだけさ
今さらどれだけやり直したくても取り返しなんてきかない。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
遠ざかる意識をつないでまだ眠りたくない
終わってゆく今日に僕は深くなま暖かい
ため息をこぼした
どこまでも愛おしい人に伝えたいこの思いはやがて跡形もなく消えてしまう
いつかふたりがふたりじゃなくなってしまったら
さよならと言い放ったその一瞬でごく当たり前のようにすべては過去のものとして思い出す
古い記憶になってふりかえる脳裏にあなたの背中だけが見える
思い出せない表情だけが通り過ぎてく
夢のように幻になる
今日もあっというまに
声をあげて 気持ちを吐きだせばきっと君も悲しいだけの面影にはならないはずだ
浮遊霊のようにさまよう君の影だけが
僕のとろけた頭の中に憎たらしいくらい鮮やかに焼き付けられている
焼き増しされるように転写する今日と同じ1日を
明日も過ごす迷路のような複雑な世界
入り組んだ蛇の道
パズルを解くように
道なき道 獣道
トンネルくぐり
僕より高い草をかき分け必死に捜した答は未だ見つからずじまいで
悲しくても 切なくても日々は続いてく
どこまでも いつまでも 終わりをちらつかせながら
導くように さらに迷わせるように
僕はそんな日々を生き
そんな毎日の中で
ライオンにおびえるライオンには餌となる小動物のように
儚い命を決死の覚悟で揺らしながら
生きて 生きて 生きている
生きて 生きて 生きていた
いつしかそれらすべてが古ぼけたホコリまみれの過去になるまえにまだ会えてない君の声を聞かせてくれないか
遠ざかる意識をつないでも眠りたくないとわがままを言っても
気がつけば願いもむなしく僕は終わりの目の前に立っていて
そのドアをひらく
前日に目を醒ましたみたいに古くさい思い出を胸にして
ただふりかえる
ただ涙ぐむ
静かな音のない涙が流れ白い広い大地にしみて しみて しみてゆく終わりの日に。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
たった一回の人生を楽しみたいからさ
僕は君と一緒にこの先を生きたいんだ
このふたりならどこまでも行けると思うから
ちいさくうなずいた君はまだ目ざめてない
夢の中で
まばゆい朝陽が君を照らしたら
いつものように君に挨拶する
おはよう おはよう
言葉が部屋に響く
テーブルの上をはね回るように
君の心にやがて届く
そのキーのはずれた音色は七色に染まりながら やがて君へとやさしい声で話しかけるだろう
もう会えなくてもかまわない
その日がくることを願う
いつまでも子供じゃないから押し込められる悲しみは押し込めるよ
切なくたって 君が決めたことならば
世の中になぜだか従事できない
朝飯は抜きでもいい
元気なく 力なく腰をあげる僕
卵焼きがうまくできない
形にならないからグチャグチャさ
僕の生きる世界は
ラストエンドストーリー やがてすべてが終わりをむかえる
それは切実な問題
どんなもんだい
難解奇抜な自由な発想
ちいさく ちいさく
縮こまった背中に映る過去でのいつかの今日の僕とその気持ち
若草が揺れるように サイダーのあぶくがはじけるように 音もなく静かに事ははこばれる
おやつによく食べたポップコーンの銀色の袋がふくらむように
明日はやってくるのさ
だれのところにも
ラストという名のエンドがやってくるのさ
スタートした地点から遠くふりかえっても見えるものなど何ひとつとしてないけど
情けないくらいあいまいなストーリー
あれほどがんばってきた自分が情けなくって
そんな自分をなじる自分がいちばん苦しかったけど
今 ここでせっかく始まった旅をがんばらねばならない理由は特にはないけど
がんばらなくちゃ
少しくらい苦しまなくちゃ楽ちんな毎日じゃ生きてる喜びも判らなくなるような気がしたんだ 今もそんな気がしてるよ。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
泡のように消えていくせつない時の中で 君とこうして出会えたことや愛をこうやってはぐくんでることが
僕をつよくしてくれてるんだ
幸せになれたのも君がいたからこその結果なんだよ
たどり着くのはいつでも宛のない明日
僕に明日が来なくなるまで僕はその明日と本気でどこまで向き合えるのかな
そして今日も行き場のない思いを抱え
流れゆく時の行く末には光があること
なにより願いながら僕はそれを期待して
歩き続けてゆく
生きてゆくのさ
たとえ明日が暗闇に閉ざされてもきっと大丈夫
君がいればなんのことはないさ
それだけ確信できたら
また僕はこの足でまえに一歩進める
進めずにいた理由もなくなったから
今 僕は明日のラインを踏みしめる
みんなが基準になっていつでも当然とばかり突きつけられるけど
それでも僕は負けないから
君がそこで笑顔を浮かべ そばにいてくれる限りは
ずっと永遠に愛はここにあり
ふたりの暮らしの中に僕は君の僕として棲み続ける
小さな屋根の少しばかりの庭の中で
植木の手入れなどしながらそれが行き届くのを永遠に毎日確かめながら
君の話に耳をかたむけ
君の目に映る景色が少しでもやさしい景色になるように
好きになってもらえる僕であるように
少し無理をしてもイヤじゃないよ
それが僕にとっても幸せになるんだから
安心してね
僕はこんなに幸せ
西日のさしこむ窓側の部屋で本を読みながら気がつくと眠ってた自分に気づくみたいに時などつかの間に過ぎるから
そうなるまえに目を見開いて少しでもふたりの時間を過ごしていこう
永遠に消えない証を 胸にひとつひとつ いつでも刻み込みながら 今日も過ごす
そんな日々の中 答を捜す 捜す
君と僕の心の中
隠れてる嘘を炙り出す 本当を語る僕らには必要ないからさ だから安心してね
もう嘘は無しさ。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
どこまでも続く空
この道をたどっていけば君に行き着くさ
手を振り笑う君に
僕はずっと溶けだした夕空の向こうへと
消えてく 君を見つめていた
今日という1日はもう二度と戻らないって
当たり前なこと大事に抱きしめられたら
幸せさ
なーんてすばらしい日曜日なんだろうな
さよなら心の休日よ 心の平穏を守る
日曜日はそんな自分を捨て去るように
拭うようにまた新しい気持ちで開くための今日の扉なんだね
言葉を紡ぐように
詩としての言葉でつづるようにうたう
心の安息日が今日もまた来て 君の不安を取り去ってゆく
だからこの世界に生まれられた喜びを抱きしめながら生きたい
そう感じることで心は休まるさ
そう感じることが正しいんだと
いつでも いつでも思っている
影は夏になれば長くのびるよ
心の不安の影も終わりに近づくから日々のびるけど
大切な事だけ
通り過ぎる今日に思おう
もう終わりからしたら今日で今日の僕は死んだも同じだけど
夕暮れ時 空は赤らんだ僕のほほをやさしくなでた
さわさわと揺れる穂波をかき分けるように吹く風もここでこの時の流れのどこかで生まれて吹き始めた
何十万年前から生まれたのかな
何百万年前から吹いてたのかな
なんて考え出したらきりがないけど
そんな昔話を語っても
青空の澄み渡る夏
今もおぼろげだけど思い出すから
悲しくもなるしうれしくもなるんだな
そんな安息日
そんな安息日
そんな日曜日
そんな日曜日
今だけは君を二の次にして僕だけの時間として過ごさせてもらう
僕だけのためにもうけられた 与えられた時間だから
ゴメンね たまにはそんな気持ちも大切だよ
君にしても
ひとりぼっちになりたい気持がある
黄昏が包む空まで
逃避行
君の居ない夏へと
パラグライダーで急降下したい。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
彷徨える人たちが今日も悩みながら
生きていく意味さえもつかめないまま
言葉になってくれない思いの抜け殻だけを
抱きしめながら歩いていくのが常なんだと
思い始めてきたこのごろ
今ごろを生きている
あなたの背中はまるで猫みたいに平らさ
四つん這いになって
「にゃー」と鳴きさえすれば猫そのままさ
一人きりの帰り道は
ひどく寂しかったけど
わがままの一点張り
そんな僕はだめだから
ロンリーガール
論理を問わば
ロンリータイム
君はずっとそこで笑っていてください
終わりある時間とずっと気づきながら
君は今を生き
せいいっぱい
自分を走るよ
傷つき傷つけながら
めいっぱい
自分なりに
ゆくよ ゆくよ ゆくよ
raspberryみたいに酸っぱ味がある
日々 生きてんのさ
クランベリーみたいな
青い顔をしながら
僕を生きてんのさ。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
心からはみ出した
悲しみがまた今夜も涙を流させるの
もう何度となくたったひとつの悩みに流してきた悲しく冷たい涙
古い人間だからさ
そんな新しい時代に順応できない風邪をこじらせる
ためらうように
妙に熱っぽい
身体はとてつもなく
ああ 寒いよ
それでも 寒いよ
なぜかな
なぜかな
なぜかな こんなスコールの中で
絶対的に
そんだけで片付けない
だけど いつも
散々悩んでも
答なんて出ない
結局散々悩んだ挙げ句出てきた答はこんな事だけさ
気が狂いそうだから
最後に逃げたといったおまえを許せない
今も覚えている
脳がとろけそうな夏の午後
夏の午後
切り出した終わりとつきつけたはずの今まで過ごしてきた日々より短いけど永遠よりは確実に長いさようなら
本人は気づいてないのが他人には相当の負担になってます
それを私はイヤというほど知ってます
知ってきました
もう本当に
悲しくて 悲しくて
お寝んねしてる間に
同じ音は同じように同じ気持ちを投げる
だから私は変わらない悲しみを感じるんだ
こんなに こんなに
こんなにも
我慢ばかりしてきたから knockdownさ
僕は
こんなにも こんなにも ああ
我慢ばかりしてきたから knockoutさ
あーもう あーもう
僕はもうだめさ!
あーもう あーもう
我慢してきたけど
そんなのもういやだ
耐えきれない これ以上の苦しみも生活も疲れすぎたから
やだやだやなんだ。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
今も時々思い出したりする 我慢して抱く愛なんかないさ
祭りの後に降る雨みたいだ 妙に不気味に人気のない神社
夏は今 始まったばかりだけど
縛り付けるからだ解き放たれたい
そんな気持ちで始まった旅立った
はずだけれどいったいなぜなのかな
必死に雨の中汗にまみれ雨に濡れるのも気にせずにあっちやこっち捜したけどそこには忘れかけた夏のなくし物無かったよ
気にならずに走り出しはいいもののただ静かなだけのさびしさが支配する生ぬるい五月雨の中
梅雨はもうすぐ
フュリリララ
僕らはもうすぐ
この愛は この夢は
ダラダラと流す汗に変わる 変わる 変わるだけさ
そしていつの間にか目が覚めたみたいにまた雪の降る季節になり神社は季節ごとに景色を変える
服を着替えるように そしてまた神社は服を…
寂しくなって走り出したまつりのなか
人気のない場所に君を誘い込んで
はじめて交わしたキスは甘酸っぱい
さっき君が買って食べてたリンゴ飴の味がかすかにした
そんな思い出を抱きしめながら うちわで扇ぐ今も夏も。祭りまではもうすぐだ。
果実の皮をきれいに途切れぬようにむくように
脱皮するように一皮むけたときめきがまた騒ぎ出す
この気持ちはまたもや夏へと流れる
空を流れる入道雲のように
夏はまた僕に暑さを知らん顔して届ける
少し遅い暑中見舞い 日陰と日向…くり返す坂道を郵便屋さんのバイクがブーンと下ってくる
真っ白いスカート揺らして
すいかをねだる
君の目にはあの頃防止の隙間からのぞいた美貌と美しい顔立ちが感じさせる未来の君の男選びの広さ
だれもが振り向くほどのその顔でよく玄関先の石垣でアリと戯れる
蚊取り線香 つーんと鼻をつき畳に寝ころび目をつむる
不似合いな僕に愛をくれたあの日の夏がまた今年もくる 僕と君の家で始まる
あの日の君は今僕だけの君で。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
雨音が妙に似合うそんな男さ
いつまでも似合う奴さ
大人になっても似合うのかい?
そんなやりとりがやがて幾日か続き いつかいつの日かと待った今日がまさかの展開をむかえたのです
あなたのほほにキスをしたいな
眠りの中へ落ちる
強制できないたやすく片づけられない出来事に 僕なりのラブソングささげよう
目ざめないから
毎回のように過ちをくりかえしながら
またくりかえしては自分のアホさに参る
自分が自分でイヤになる
自分迄に嫌われたなら
ほかになにを信じればいい?
森の中の静かな音楽堂に君は今 鈴を鳴らし入ってゆくよ また新しいディスクを求めに来たんだろう?人はすぐにあきるし新しいものをすぐに買いたくなる
古さを通り過ぎた意地汚いくらい新しいもの欲しすぎた
現代社会は嫌いさ
憎んでるほどさ
我慢できない欲望に捧げた不満さえ
行き場なくしてメロディーのない音色に
歌がついただけのアカペラソング
聞こえる
森の中で きれいな人がうたってる
顔はここからじゃ見えないが恋をした
不眠症になるくらいに
本当は 本当にほしかったけどね
マネキンみたいな作り物の笑顔浮かべ
静まり返った部屋でギターを弾く
爪弾く嘘ばかりが光り輝く愛のマーチ
形だけのさめきった愛さ
つきあう前からこういう具合だから愛されるわけもない
だれにも
脱落者の素顔が見える
嫌らしいその姿が
僕を突き動かし君を不意にそらさせる
大事なはずの視界から
愛のマーチ 愛のマーチ
僕だけにきかせてよ
愛はトーチ 愛はトーチ
君だけを愛すから
その代わりにはといってはなんだけど
愛をくれたらうれしいから ねぇガール?
世界が一瞬輝いたように見えた 君を見たとき だからずっと君と居れば永遠に光り輝く 僕の人生は今なんか寂しいから。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
はじめて見かけた時にはまさかねって思った
けれどあの日の君でした
二度も会うなんてこれって偶然なのかな?信じちゃってもいいですか?
幸せだよ 今でも十分
でも何か足りないのさ
それはなんだろって考えたら それは愛でした
愛に飢えた人
それは僕 この僕だ
生まれてこの方
今まで人を愛したことがないから はじめての経験だからね
なんだか戸惑うけれど
受け止められたのは
君も僕と同じ気持ちで
君も僕と同じで恋ははじめてだったらしいんだ
偶然が重なるとそれは運命になる
君と僕があの日出会ったようにそんな度重なった偶然は運命をつくってたんだね
知らないあいだに僕らはその運命に導かれ出会ってたんだな
君が僕をその熱い視線で見つめると
僕の時間はストップするよ
その瞳に釘付けなのは僕も同じさ
恋愛初心者マークを
一年間は張らなきゃな 心に
とっつかまるまえに
世界は君と出会ったあのころから変わって見えた
前まではあんなにつめたかった世界が温かいよ
心の中に生まれた気持ちはずっと続いてく
今の僕らが未来の僕らでもあるようにと願うから それは現実と変わるんだ
願ったからこそ全ては始まるから
始めよう僕らの恋のレースを
争奪戦を決行するように
雨はやんでそのあとに虹が架かって
空から雨雲を追い出して
そして君の笑顔が見えた
そんなエブリデイ
そんなウエブでええ?
そんなエブリデイ
そんなウエブでええ?
ジョーダン混じりのラブコールと
とまる声 あがる息
少しくらいエッジをきかした大人の恋したいのさ
見た目よりもずっとロマンティックだった君と
見た目よりももっとアクロバティックな世界で
今 恋をしよう 永遠の愛をいつか誓おう 早いうちに…ウェディングドレスは僕が買うよとびきり高い奴をね。