詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
パッパラッパ…パーティー
今夜は楽しもう
踊り明かそう
飲み明かそう
夜が更けるまで
夜が終わるまで
パッパラッパ…パーティー
ロマンチックナイト
仕事のことは忘れて
食べまくろう
呑みまくろう
そのための夜だから
マジックみたいに
あらわれたり消えたりする 奇跡
感じてみたいよ
きらめく波動
パッパラッパパーティー ゆるされた時間を悲しみの涙でよごさせないで
パッパラッパパーティー 誰にでも楽しみたい夜くらいはあるはずだから
今夜はそっとその身を僕にあずけて
夜に揺られましょう
今夜はその心をときめかせてあげよう
魔法でドレスアップ
カボチャの馬車も魔法使いのおばさんもいない世界だけど
僕には君が
そして
君には僕がいるよ
それって考えたら奇跡
ささやかな魔法
信じて 信じて マジックナイト
抱きしめてよ 抱きしめてよ 僕を
抱きしめたい 抱きしめたい 君を
少し湯上がりみたいな気持ち
あたたかく流れるジャズに包まれながら
名もない光をまとって身につけた宝石より
ずっと美しく価値のあるあなたに見とれて
ダンスのお相手を
そっと手をとり
ステップへいざなう
ワンツー ワンツーステップ
ワンツー ワンツーステップ
不器用なあなたがちょっとでも笑うたび僕はいつもときめきを感じる
そんな素敵な瞬間はまるでマジック
魔法なんかよりずっと素敵な出来事
今夜 僕らに舞い込むよ
安物だけど 僕だけのお姫様 パーティーをぬけだして
ふたり魅惑の夜のドライブへ もう誰にもふたりはとめられやしないんだ
運命が回りだした
僕には君じゃないと駄目だけど君も同じ気持ちかな
気になる必要はないね だって助手席で君は満面のスマイル浮かべてるから。
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磁石のような僕らの心は時々離れて時々くっついて繰り返してる
仲がいいのかそれとも悪いのかはっきりしない間柄なのです
でも今も二人でいるっていうことは
きっと間違いじゃなかった証
誰も文句つけられない
かといって運命という大それた言葉で片づけるのも
なんだかいい加減な気がして信じようにも信じられずに日々は続く
ラベンダーのような落ちついたやさしさをさりげなくあげたりもらったり
二人はそれでたぶんうまくいってるんだよ
間違いもそれなりに正しいことにしてしまえば簡単なのに
悲しいことにそれをゆるさないのが世の中で 涙が出ちまうな
僕ら なにをもとめて二人になることに決めたんだっけ
ひとりのままでもよかったはずなのに
わざわざひとつの屋根の下で喧嘩したりする日もあれば笑いあう日もあるね
それはまるで山の天気みたいだ 気まぐれに変わるから
神様のいたずらみたいに雨も降りゃ晴れにもなる
悲しい日もあれば楽しい日もある だから今日は雨に降られていつか晴れたときにざまあみろと言ってやろうぜ
そんな当たり前な喜びを誰かと分けあいたい 笑ったり泣いたりひとりじゃなんかむなしいし手持ちぶさただから
今 思い出した
そのために僕ら二人になったんだ
幸せはちょっとだけでいいのさ
二人でちょうど半分ずつ
ひとりじゃ多すぎた喜びも二人いればあまりもなく
等しく半分ずつで分けられるね
そんな当たり前な気持ちが僕らの明日をつくってくんだね
そして願いどおりの明日がこなくても笑えるだろう 君といられるなら
君がいれば百人力さ
幸せなんか君の分だけで十分 僕は要らない
やさしい君はそんな日がもしきたらこの少しばかりの幸せ分け合おう そう言うだろう
すぐに消えるけど
きっとどんな幸せより僕は大きいものに感じるだろう
それこそが愛なのです。
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生まれ育ったこの街をあいさつもそこそこ
今夜出ていく
満月が僕の瞳の中ただよっている
愛という翼を大きくひろげて
振りかえらない
良い思い出のないこの街になんてもう用はない
君がある日ある時ある朝うたってた歌が妙に心にやさしく流れていた
そんな記憶すらも
僕はイヤな思い出と一緒に葬ってしまうのか
まだ決まらない行き先
さてどこへ行こうか
これからの僕の未来はどこへ行くのかな
自分でもわからない
切符売り場でウロウロ
選べなくて いくつの電車を今まで見送っただろうか
あなたのやさしさや恩を仇で返すような今日はもう明日のことでいっぱいいっぱい
さしこんだ月明かりがとても綺麗で
君にも見せてやりたいよ
もし君が生きていたなら
瞳をただよい流れる月日
悲しい思い出ができちまったこの街はもはや居場所じゃないな
思い出してしまうよ
この街にいる限り
涙はとまらない
だから君の面影にサヨナラするために今迷いを断ち切って
なるべく遠くの街へ
名も知らない異国へ
電車に乗る僕は君の面影に見送られ
たぶんもう帰ることはないふるさとから異国へ向けて旅立ってゆく
思いがはじけたらその欠片を窓から放り投げて風にわたそう
もうサヨナラの時間さ
昔の僕も 面影の君にも
そろそろ現実が見える
その代わり思い出は消える
それが自分が自分で望んだこと
なのに涙
なのにせつなくて
心が崩れちまいそうだ
あの日あのときあの夜君と見た満月が今夜も浮かんでるから
消せない景色 忘れられそうもない夜
それだけ連れて意気地なしは生きる
忘れるための旅へ
そしていつかすべての思い出を忘れられた日がきたなら僕はもう一度この街を訪れようと思う
見知らぬ駅の空を見て思う
哀愁がつのるから気も変わる 街はもう秋の色。
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泣いているときも
笑っているときも
怒っているときも
キミは素敵さ
君は変わらないね
キミのままで
キミのままでこれからもそばにいて
僕のあたまの中で回りだす予感
走り出した季節
街路樹 並木道
吹き抜ける風
小さな希望 胸に抱いて今僕らは新しい季節を羽織る
どんな季節も
どんな時でも
いくつ時が過ぎて
歳をとっても
昨日よりずっと
今日は愛は薄まるどころか深く深くなる
終わりに近づくたび悲しくなるけど
終わりがあるからこそきっとあなたといられる限りあるこの時間を大切に生きられるんだよ
きっとこの時間が永遠に続いたら
いつの間にか愛することも飽きてばかばかしくなる
僕らの関係も
人はきりのいい終わりが定められてるからこそ
大切な人をいつまでも大切にしようと思える
限りあるこの時間も大事に生きていこうと思える
だから
キミが見せる笑顔
他愛ない会話のさりげない仕草のひとつひとつ
胸に焼き付けたいんだ
キミがなにより大切だ
誰にでも大切な人がいるように
ボクにもいるよ
それがキミなんだキミなんだよ
目の前で笑うキミ
時々 悲しい顔でうつむくキミ
すべてが明日につづいてゆく
少しずつ勇気ややさしさをもらうことで二人は二人でいる意味を本物にしていく
きっとキミもわかっているんだ
だからキミがいちばん ボクにとって
昨日のキミも好きだけど
今日のキミはもっと好きだ 特別だよ
キミはボクの人生のすべてになる
理屈を通りこした真実が偽りを染めていく
それだけでそれだけで二人は二人でいる意味を叫ぶんだ
二人で行ったあの場所
二人で見たあの空
いつか終わりが迎えにきて記憶から消えても
そこには残るんだ
僕らの足跡が
愛し合った事実が
足跡として残る。
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こんなボクのこと
キミはイヤな顔ひとつせず受け入れてくれるね
だからボクはキミのことも受け入れてあげたいんだ
とても簡単な理由だけど
どんなキミも好きだよ
ボクはそしていつかキミを笑顔にすることを生き甲斐と知る
さよならをただいうために出逢ったわけじゃないから
最後のときまでふたりでいようと誓ったこの手は離さない
力込めて爪痕が残るほどにキミはボクを愛してる
だからボクもキミを愛している
簡単でいいんだ
理由など下敷きに過ぎないんだ
大丈夫 ふたりはこのままなにがあってもふたりのままだから
信じて
アイラブユー
キミだけに
アイラブユー
今日もまたキミはボクに愛しているかと聞くけど
そんな当たり前なこといわなくてももういいだろ
わかっているんだろう
嘘じゃない
聞かなきゃ安心できないほどボクらはもう若くはない
だからきっと
だからぜったい
ふたりは離れない
ボクは離れたくない
キミはどうなのかな
夕暮れがふたりの心
鮮やかに 鮮やかに
染めていく 今日に
何をボクら求める?
ボクはキミといられるこの当たり前な瞬間が永遠であれと望む
それだけさ
それ以外は望まない
それがボクの精いっぱいの気持ち
誓いのつもり
信じられないならばボクの目を見て
汚れない目を見て
さよならをいうために出逢ったならばボクは今ここにいないだろう?
それが紛れもない証だというならきっと間違いじゃないさ
信じて 信じて
悲しく繰り返す言葉
いい加減やめたいよ
そして笑いあいたい
愛に疲れるまえに
キミに信じてもらいたい
努力が消えるまえに。
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いつか人はありもしない永遠を求めてたびをし続けた
それでも永遠なんてないからみつかるはずもないんだ
目に見えてる結果どおりの明日が今見えているのは
永遠がないのを知ってて探し続けているのと同じだろ
なんにも変わりなんてないだろう
きっと誰もがそんな願い ばからしいと言うだろう
ならば 探し求めるロマンまでもばからしいといえるのか?
ないってそれだけで終わらせるのはあまりに悲しいじゃないか
探し続けていくこと
探し求めていくこと
それ自体に価値がある
理由があるのさ
なにもかもに理屈を合わせて 答えを求めたら疲れるだけさ
だから過ちも正しいはずなんだ
だって間違えるって事はまだまだチャンスは待ってるって事だから
僕は諦めないでいられるのさ
いつか永遠を探し続けた人のように
僕もばかにされてもロマンを追いかけるような人になりたい
輝きはそこにあるはずだから
理屈に埋もれた輝きを掘り返して
心の引き出しにしまおう
いつかそれを見て
いつか夢を追いかけた人の強さを思い出せるように
自分も強くなれるように僕はまた誰かの見るロマンになれればいい
僕らはアンモナイト 何万年も前の化石のような硬い意志を持つ
誰かのささやかな光になろう
ひとつの救いさえない世界の端っこで誰かを照らしたい
そのための光になりたい
僕らはアンモナイト
流れ星に誓うよ
僕は君の硬い意志を一緒に守っていく
一緒に守っていく
星のように輝いて
いつでもそばで長い長い歴史の渦を巻いて
ぐるぐると回りながら
愛を刻んでく
愛を刻んでく
いくつもの歴史の渦にのみこまれて
その流れの中で生まれたほんの小さな光
それでもひとつしかない存在 それが君だ
君もまた自分という歴史に渦を巻くアンモナイト
永遠を探すロマン派。
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僕らの毎日は曇りのち晴れもよう
なかなか晴れにはならないんだ
僕らは元々は悩み苦しむ生きもんだから
悲しみにはさよならできないのさ
でも人生は楽しい
でも人生は素晴らしい
あなたがいるから
だから
世界はいつも輝いてる
あなたがいれば
心は晴れる。
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人は迷い悩み
涙を抱えて生きる
そんなこといつまで続けていくんだろう
いつになっても永遠に僕らなにもできず続けているような気がしてる
当たり前なことをただ当たり前に繰り返すだけで世界は終わる
長い永い時間の行く末は暗闇だけしか見えません
走り出した足が止まったんだ
もう二度と動かないように声も途切れた
甘いまどろみに揺られながら進みます
たくさんの分かれ道
生まれたとたんいくつもの選択を迫られます
その中でたったひとつだけ行ける道を聞かれます
浅い日々の砂埃
僕らを包んで
空へと行くのでしょう
影は明日へのびていくよ
不安抱いたまま
翼は石のように固まって
動かないんだ
孤独じゃないけど
心が寒い
必死に体裁繕ったって
良心が痛みます
それをご存じなら
さあ すぐにその気持ちを外へ
乱気流を追い越して
まばゆい朝の世界へ
飛び出して行きましょう
孤独な名前だけがゆらゆら 心をさまよって
名無しの歌が風にのりどこか遠くへ消えてく。
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夕暮れ時 空が真っ赤に燃えるころ
いつも見上げてる空よりもやさしく見えたのさ
心があたたかくなる
嘘ばかりつく人たちに囲まれて忘れてた
やさしさが僕を今包んでゆく
あふれる涙
いつまでも絶えない歌がここにあります
願いは明日にも叶うだろう
誰かが自分をばかにするのを耳にしても
ぐっとこらえて笑っていた
そんな僕をいったいどうやって責められるだろう 教えてよ
久しぶりにうたう歌だから
言葉も途切れ途切れになる
忘れてしまった部分もある
だから完璧には歌えません
それでも歌うよ 僕は歌うよ
強い思いならば不器用でも心の汚れを落とす石鹸みたいな役目くらいにはなるはずだから
聴いて
聴いて
盗んでごらん
僕の歌
この歌。
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男の僕には女の君が持ってないもの持ってて
知らないことを知ってたりする
それはひとえに僕が男だから
それは単純に僕は女じゃないから
男に生まれてきて困ったことはない
でも男でも女のほうが楽そうだ
毎日上司のグチも聞き飽きて
耳にたこができるくらいさ
大人になったら男は愛する人関係なく働かなきゃいけないから
苦悩もひとしおだね
いらだちやストレス社会が目の前に立ちふさがって
足はすくむしなかなか受け入れられないな
とつぜん男も女も大人のレッテル張られてたいへんだ
だけど男が知らない女には女の苦悩があり
えらそうに言えない
威張れやしない
男も女も笑顔ばかり抱えていられない
涙は人生生活の大事な必需品
永遠に重宝される
男が流す涙
女が流す涙
どちらも涙
重さに差異なんて
あるわけない
平等にすべきだよ
男も女も悲しい生き物だ
人間は皆苦悩の日々を抱え歩くのさ
目に見えないはずなのに
重たく感じるのは目に見えないから
女は妻としてときには彼女としていつの日か母として
男のそばに寄り添いやさしさや励ましを与える
それは皆合わせて愛とよぶ 人は愛とよぶ
そして 男は男として女を守ったり思ったりするのさ
性格の不一致に文句をたれず言い訳にもせず
性別の違いを盾になんかしないで生身の心で女の言い分を受け止める それが第二の仕事
男は確かに女より忙しいかもね
だけれど女が今日も待っててくれるからすべてすべて許せる
それが母でも彼女でも 友達でも
確実に男は女がいるから
女は男がいるから心のバランス保ててる
密接な関わり合いの中で男と女はやがて互いを思う気持ちに気づく
元からあった絆を少しずつ深め そのためにある時間を共有すんだよ
ひたすら愛に学ばせられながら生きてる僕らは既に大人で。