ホーム > 詩人の部屋 > 甘味亭 真朱麻呂の部屋 > 投稿順表示

甘味亭 真朱麻呂の部屋  〜 投稿順表示 〜


[2941] 冷たい風
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


流れゆく時間をただ繰り返すだけで僕らは死んでいくんだね
いくつものお手本がいつか来る死の時を告げているよね

嗚呼 淋しくて嫌がっても仕方ないからなお悲しくて
僕は狂ってしまいたい
それまで痛み何も感じずにいたい
そんな悲しい願いまでするほど世界は氷のように冷たい

社会は氷河期のようさ

凍り付いた心
皆の心が冷たくなるのもなんだかわかる気がするけど
自分だけはとうなずくのさ

こんな氷河期のなかで

冷たい風に吹かれながら 髪を右に左になびかせて

今 スタート地点に立つ僕は笑う。

2008/09/19 (Fri)

[2942] 元気の乾電池
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

きみに きみに きみにあげましょう
元気がなくなったら
元気の乾電池はめてあげましょう

キスユー キスユー
元気がほら出てきたでしょう
ふしぎな愛の力 あふれるでしょ
それが愛の力さ
キスユー キスユー
暑い夏でも 寒い冬でも
ひとりの夜でも憂うつな朝でもいつでも心にあなたが咲いているように

乾電池がほら ほら
きみの心に電気を流して笑顔にしちゃうんだ

信じて この僕を
嘘じゃ決してないけど
騙されたと思って
信じて この愛を
幸せはふたりの笑顔が咲いてはじめて輝くんだ
本物になるんだ

笑顔+涙=はいつでも笑顔になるとは限りません
−の涙にもなる日もあるから悲しい気持ち抜けないけど

それでも他人にとやかくいわれたって 頑張って精いっぱい生きてる自分は確かにえらいし誇らしいから

不器用でもへたくそでも それが自分らしさだよ
他人と自分の出来の違いに距離を感じても比べないで
自分は自分
他人は他人 そこんところ区別しておこう

自分のものさしで計ればいいんだ
他人は他人で計ればいいんだ

「元気をなくして途方に暮れる日もあるけど巡りくる明日を信じて」なんて言葉にも無力さを感じるけど
もういい加減聞き飽きたけれど

負けないでやっていこうぜ
僕は僕で きみはきみで
自分らしく 自分らしく
思ったように 突き進め

そうすりゃいつか見えるさ
その先のrainbow
その先にrainbow

雨上がり空に咲く七色の虹の架け橋のように心にrainbow

しっくりこなくてもちゃんと花は育ってんだ
大丈夫さ
そのまま 歩くのさ
確信持てなくても
きっときみはきみなりにきみらしい明日を手にできる
それだけは確かさ
ぼくもぼくなりにぼくらしい未来を抱きしめられる
素敵な人にもめぐり会える。

2008/09/19 (Fri)

[2943] 刹那い
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


たったひとつの出逢いが人の一生を大きく変えるんだね
たったひとつの間違いが人の一生を無惨に崩すように

たったひとつだけの人生だもの
たったひとつくらいなにか残したい
たったひとつだけの夢を抱いて走る

かけっこが遅くたって大丈夫 夢は追いかけるものだけど
ゆっくり焦らず確実に駒を進めていけばいい
そしてそのうち気づいたころには大人になった自分が平然とさり気なく夢を手にしている
そんな夢理想ばかりみているよ

走りつづける足はもうズタボロさ
日々のレールのうえ
ただひたすら終わりに向かって
スピードをあげるよ

生き急ぐ自分の姿を心の瞳から見ていた
悲しく悲しく自分は宛のない夢にからだを傷だらけにしていた

涙が傷にしみるよ

夢叶わず終わった日の
もうひらかない夢の扉
とじられた日の夕暮れ

心と瞳にやけに綺麗に映るからせつないの

ああ せつないの

立ち止まった足
振り返ればまるで自分が今まで歩いてきた距離を感じさせないくらいまだまだ道が続くこと嘘のように終わりがもうすぐそこまで見えている
こんだけしか旅してないのに
許されるのか

刹那い問いかけ
空に投げて
今夜も眠れない眠りにつく
夢もロマンもないただ暗いだけの眠りへ落ちてく。

2008/09/19 (Fri)

[2944] 今宵ぼくはあなたのナイト
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


今夜あなたの心にしのびこみたい
そしてあなたの心を土足で踏み荒らす奴の浸入を許さない

君はいつだってぼくを惑わす 可愛すぎるほほえみで
男はきっとみんな君を見たらメロメロになるだろう
だって君はこんなにやさしくて美しい心の持ち主だから

そっと目配せしながらぼくにキスを求めてくる
赤らんだほおがまたしても可愛いね
ぼくは君にぞっこんさ

約束するよ 今夜行くよ 銀の風に乗って 合図の口笛吹き鳴らしながら
今宵僕はあなたのナイト その唇を奪うため
君の人生ごと奪うため
キザな怪盗は今夜君を盗みに行くのさ
心して待っててね
いくつもの汚い社会の罠をかいくぐって君の待つ場所まで行くから かならず

待っててね

もう少しの辛抱だから

待っててね

誓いは揺るぎません

君がぼくを信じてくれてる限りは
君がぼくを愛してくれる限りは
この愛はこのぼくを無敵にしてくれる

なによりの力になる

だから今夜 ぼくは都会を騒がす大怪盗になって華麗に盗むの
黒いマントに身を包む正体不明の怪盗になるの

きらめく街のネオン眺めながら 流す涙も笑顔にして

屋根を飛び降り駆け上り かならず
行くからね
あなたのもとだけに
ぼくは幸せ届けに
連れ出すよ
今宵参上つかまつる

挑戦状のビラを街にばらまいて 叶えることが難しければ難しいほど燃える魂

どんな困難だって笑ってすり抜けてやる

だってぼくは君が認める怪盗だもの
そしてまたの名をあなただけの騎士(ナイト)

夜風追いこし駆け抜けろ 街はふたりの恋の表舞台 今夜開演です

皆さん お好きに見に来てください
ふたりが結ばれる瞬間をほら月を見上げる感じで ぼくは君を抱き上げながら
空を飛ぶ 宙を舞う
世界をあざ笑いながら空に永遠描いて。

2008/09/20 (Sat)

[2945] 初恋は何度でも
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

はじめての気持ち
時が過ぎてくたび人の心から薄れてゆくというけれども
僕らはいつだって初恋の気恥ずかしさや
胸の高鳴りを忘れないで何度でもお互い
君はぼくに ぼくは君に初恋の日とおなじ気持ちで好きになる
思い合ったり
ふとした仕草に惚れちまったり 気持ちはあのころから少しも変わってないな
ひとりでいるせつなさがまた君に会いたくさせる ため息が白く宙に煙れば
それがあるからふたりつづけていける
恥ずかしいくらいの恋を歳に似合わず抱きしめてる
なんて なんて素敵なんだろう
そうは思わないかい?

ずっと 何年経っても 何十年の時の流れも気にしないで
自由気ままにそれはそれのまま 変えてしまわずにつづけていけることはつづけていく勇気
それが真実の形
恥ずかしくなんてないんだ
若かろうが
老けてようが
お年を召されていようが 言い訳にはならないんだ
愛のまえでは
愛のまえでは なにもいえません

だから 初恋は何度でも僕らの心の中に訪れてはあたたかく胸を焦がすよ

まるで君とはじめて交わしたキスの味さ
ひとりだったころが今でこそ笑えるけれど

君と出逢えたからこそ僕は笑える
それもまた真実だね
ばかにはできないね

だから 何度でも近い合うのさ
あの日の言葉 すべて嘘にならぬように
何度でも 何度でも
どんなときでもなにがあっても僕の中にある君への思いは変わらない

だから この言葉も変わらない

それはすなわち
そうさ ああ 愛してる…

いってしまえばあまりにもかんたんすぎて悲しいくらいあなたにちゃんと伝わってるのか心配になるんだ

たかが言葉 されど言葉
精いっぱい愛してる
それでもやっぱり言葉じゃ伝えきれないな
でもほかに方法見つかんないな だから何度も何度も伝えてんの
心が裂ける程の思いで。

2008/09/20 (Sat)

[2946] モグラにヘルメット
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


どうかしてるぜ
この頭
自分でも笑えるな

夢の中まで
不安が浸透してくる
僕を生かしてるのはされどこんな日々で

まるで思い切りふいをつかれてわき腹殴られたような衝撃
胸をえぐる痛み
頬にジンジンときたんだ

君を追いかけて
追いかけて 黄昏

僕ら血迷ったまま
もう戻らない旅の最中

アンコ飛び出た
饅頭みたいな日々
だらしなく だらんと横になる日常

カラカラ 回りながら僕ら沈んでゆく
いつかバカみたいに何気なく さりげない瞬間に意味のなさ埋めるように

深く深くもぐっていく。

2008/09/20 (Sat)

[2948] 白い幻〜冬の窓から
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


僕らはくだらないことでも笑いあえる仲さ
いつの間にかそんな時間が愛という感情をふたりの心に抱かせるのにさほど時間はかからなかった

いつしかふたりはお互いを名前で呼び
肩を寄せ歩いてた

冬の寒い夜にはひとりじゃ寒いままだからふるえるからだをあたためあって
ふたりのもつ温度を重ねた

冬のさえた空気の中で踊る白い幻 どこか冷めきったレストラン街の歩道に降る雪
手のひらに落ちてきた雪でさえ消える
はかない命は人も雪もどうやら同じで
なにもかわりなんてなかった
そこに羨むのは間違えだったね

出逢いが生んだ別れじゃないよ

ただ僕ら 笑いすぎた日々を温めすぎただけ 焦げた愛がただあまりにも苦すぎて吐き出してしまっただけのことさ

そう片付けた

色あせた薄幸の夢

それはいつしか窓の内から冬に見てた白い幻

今年もこの白い曇りガラスから広がる幻を目にするんだろうか

占ってた

花びらを一枚一枚
何事かつぶやきながらちぎっていく恋占いのよに

最後の花びらちぎってもちぎってもやっぱり四枚しか花びらがないなら一番はじめは嫌いにしとかなくちゃだめなんだ

わかりきった占い繰り返す 夜にはきっと涙が目尻に積もる

まるで雪のよに

心を真っ白く染めてゆくのさ。

2008/09/20 (Sat)

[2949] ひらいたりとじたり
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


君の心に映る世界がどんなにつらくたって頑張ってねとしかいえないなぁ
まだひとりの夢をみていたい僕を現実に引きずりもどす君の声
君が愛してるとか聞く前に僕は僕自身を愛せてない

愛は少しずつ僕の生活を乱していって
いつの間にか君の存在を邪魔くさく思うようにまでなった
罪深い瞳のこの僕の目を覚まさせて

冷水浴びたような緊張感と神経麻痺させる無音の中で続く宴が終わるまで僕はしがない裏方の仕事
ため息混じりで今日も同じような気持ちで死ぬまで働くのかな
いいように人に遣われて
ルールってのを疑いはじめた
そんなズルい奴らの都合に合わせて作られてる気がするから

雨に濡れている君の背中を流れる孤独がまるで見えるようさ
まばたきの合間に
目をつむったままもうひらかない
暗い世界へ堕ちていく
翼をたたんで

ああ 無情なる日々の流れは幾度僕のやさしい気持ちを平気で踏みつぶしたか
僕は忘れない
忘れもしないあの夜
僕はなにもできずに
ただ朝を待った
翼をかくして。

2008/09/21 (Sun)

[2950] 金色に
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


僕の存在よ
金色に光り輝け
たくさんいる同じような人の中にうずもれて目立たぬことのないように
もっとスポットライト浴びて まえにでろ

人は長い旅の中で
いつも悲しみに泣き喜びに笑い そして…
ただ同じようなことを繰り返すだけで平和的に毎日が過ぎていくのを眺めるように
たたずんでるのさ
進んでいるようで
ずっと同じ場所で
立ち止まっているみたいな感覚がふいにイメージに浮かべば
景色が動き出すさ

ほら 見てごらん
ほら 目をあけて

外の世界に興味をしめしてごらん
どんなに些細なことからでもいい
いずれ 種になるから
いずれ 種は花を咲かすから
ほら 外の世界の美しさに目をむけて
ほら 少しずつ世界が君の中で輝いてく

僕が言えば きっと鮮やかに変わるよ

金色に輝くさ

僕はもっと
君ももっと
大衆の面前で歌うべき人さ
ちっぽけなライブハウスみたいなとこじゃなくて
小さい照明じゃ君は引き立ちはしない
ほら もっともっと上を見てごらん
欲を出してごらん
目指すは頂点
あの山のてっぺんさ。

2008/09/21 (Sun)

[2951] ディアーありがとう
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


ありがとう
たくさんの思い出僕にくれて
ありがとう
僕だけに笑いかけてくれて

たくさんのありがとうが集まったから
僕の心はバラ色だよ
こんなにも嬉しい気持ちになったのは
久しぶりさ 君のおかげだよ

ホントはこんな言葉で片づけてしまえるほど簡単な気持ちじゃないのに
ほかに考えつかない僕を許しておくれ
その代わり単純な言葉の中にこれでもかってくらい愛を込めるから

ラララ…ディアーありがとう
君だけに君だけに伝えたい思いさ
ひとりの人に贈るためだけの言葉
僕だけに僕だけに笑顔をくれた君に
僕のできるだけの力で精いっぱい愛すよ

約束はこの小指だけがしってるだろう
赤い糸のような断ち切れない関係
ただぬくもりを重ね合うだけでラブラブラブラブ

愛はきっとよみがえるんだ
死にそうな日も
生き返るみたいに
愛はきっと立ち上がるんだ
雨やみそうにない日も
晴れ間がのぞくように

きっと終わらない闘いはない
明けない夜はないように
すべての出来事には終わりが来る

たまに憎たらしいのが終わりだけど
この時ばかりは求めずにはいられない

だから そんな終わりをくれてありがとう
悲しいありがとうならばいらないけれど
笑顔になれてしまえるありがとうなら嬉しいね

ラララ…ディアーありがとう
君に そして 僕に
ありがとうを贈ろう
この世界に そして
君と出逢わせてくれた魔法に 自分が幸せになったから世界中の幸せも願える
素敵なことだね
少し現実が違ったらひねくれてしまうような危ういやさしさでも
今はただやさしさに身をまかせて今ある現実に笑いかけよう

そうさ 僕は君を愛してる
これだけはなにがなんでも変わらないんだ
なにがあっても揺るがないんだ

だから ディアーありがとう
ラララ…

2008/09/21 (Sun)
4221件中 (2751-2760) [ << 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 >> ... 423
- 詩人の部屋 -