詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
君のやさしさもそうさ
魅力のうち
君のやさしさひとつで
僕は笑える
なにもいいとこないなんていわせないよ
だって僕は君のいいとここんなにもしってる
なんならひとつひとつ数えながらいってみせようか?
自慢げにいう君が愛おしくてまぶしくって抱きしめたくなる
ホントは恥ずかしくない思いを大切な人に伝える勇気がだんだんあふれてくるよ この胸に
光をつかんだらそのままはなさないでいて
それはきっと未来の僕をも救うたったひとつの光なんだからね
今目の前に立ちはだかる扉をゆっくりひらいてみよう
気がつけばほら隣で一緒に君が開けるのを手伝ってくれてる
こんなにもこんなにも嬉しいよ
この扉のむこうで待ってるんだ 最高の幸せが
マイナス面は見ずに光だけ見ていよう
うぬぼれてると思われるほどに
まぶしいくらい
この両手に光あふれて綺麗さ
ボクよりずっとボクをしってる君のこと
気づいた瞬間 やさしさはじけてまぶしく見えたんだ
まるで万華鏡の中に吸い込まれたみたい
見渡せば ああ 君が伝え続けた言葉の意味がようやく解った
その瞬間すべてあたたかい温度をもった命に変わる
形のないものも愛せるような気持ちがもどってきたよ
僕らは今 ここがどこだかしってる
ここはやさしさが咲く場所と同時にステキな笑顔が咲く場所なんだね
ほら気づいたら嬉しくなってまたひとつ心にやさしさの花が咲き
顔にも笑顔の花が咲いたよ
ずっとそんなふうにくり返していくんだね 繰り返すことが悲しくても切なくてもその涙を強さに変えてそれでもそれでもって歯を食いしばりこわくても明日から目をそらさずいればひらいた視界の先にやさしさの咲く場所はいつでも見れるから
涙で輝いたその顔で笑って また僕を恋に落として
きりもないくらいずっと永遠に恋人でいよう。
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君は甘えん坊
半面まるでアメンボ
水面に浮かびすいすいと世の中をわたってく世渡り上手
君の周りにはいつも明かりに群がる虫たちみたいに仲間がうじゃうじゃ 集(たか)ってるね
君はまるで明かりを発する発光体か?
はたまた甘い蜜でおびき寄せる食虫植物か?
はたまた樹木そのものか?
君は素晴らしい
されどあくどい女の子
もっと昔に生まれてたら確実に歴史に名を残すくらい世渡りがうまい君に恋してしまったよ
僕もまたアメンボ
世渡り上手な君に誘われてもないのに必死に追いかける おぼれた人みたいに覚えた限りの泳ぎ方で
悲しい恋のレースに参加してる
悲しい恋のレースは明日も続く
ずっと続いてく
追いかけるけど突き放されてばかりの恋は続いてく
君に気づかれようと目立とうとして逆に疎ましく思われて
心はブルーに染まった
あなたのこと 好きなだけなのにね
好きなのに その好きな気持ちが裏腹な形であらわれてしまう
追尾していく日々
なんだかどこかストーキング
いやな呼び方
僕らアメンボ
空中を飛ぶ蝶にはなれない アメンボじゃね 水のうえが限界です
二匹のアメンボ
スイスイ 悲しい恋
片思いの恋 独り善がりな勝手な恋に君は笑った顔を見せようとはしない
いつもふてくされたみたいな顔で空を睨む。
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ゴールなんて見えなくたって大丈夫
へっちゃらさ
みんな見えない中でゴールを探してる
それでも生きてる
ばかな顔をしたアイツも アイツも
だから アイツよりマシなボクなら
少なくてもアイツよりは先にゆける
ほらね笑顔がまたもどってきただろ
ゴールなんてたとえなくてもいいよ
スタートした時からなんとなく気づいてた
意味もなく突然にこの広い世界に生まれ落とされ
したがいたくもないルールにただ生きるため楽になるためルールにしたがう
悲しい世の中の風に冷やかされてもなにもいわず岩のようにじっと口をすぼめてドンと立ち尽くす
自分の頑張りなんて誰もほめちゃくれない
親のいない今では自分で自分をほめたって悲しくなるだけだ
また昔のきらめいていた日々を思い出してしまって涙が流れていた
両親の笑顔
あのあたたかいやさしさにもう一度 逢いたい包まれたい
そんな悲しい願いだけがかえらぬ日々のむこうで笑顔と涙のダンスを踊りながら遠ざかり消えてく瞬間に無駄な願いを願うのはよせよと吐き捨てて消えてった
いつの間にかボクも大人になり現実に支配された心だから涙さえ流せない冷たい奴に変えた
憎むことさえ忘れて
ひどく冷たい眼差しを虚空に落としても
きっと僕らそれを形あるものにかえることすらできない
だから もう このへんでサヨナラしよう
もう 二度と逢えない人たちへ 弔いの火を焚いて
最後の涙を流し
やさしさを燃やすんだ
僕が孤独なように
そこにはなんの意味も理由もないけど
ただ 最後に涙にサヨナラする時だけは笑顔になれた自分が心から好きになれた
でももうそれもすぐに過去になる
今だけは 今だけは幻にしないで
ほんの数時間のあいだだけつかの間の魔法にすべてあずけて
魔法にかかったみたいに僕は笑い 涙する。
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一回きりの人生じゃとてもやれることは少ないなぁ
だけど一回きりの短い人生だからこそ助かってることもあるんだよ
きっと一回きりだからこそ僕らは本気で毎日
一回きりの今日を抱きしめる心をもてる
いつも!
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あなたを好きだと思える心がたとえば勇気ならば素晴らしいね
あなたが好きだと思える気持ちがたとえば僕の誇りだったりするんだな
いつも
いつも
いつも
あなたが僕の光
なによりの力さ
わかっていて
いつも
いつも
いつも
いつもね…
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おはよう
こんにちは
こんばんは
さよなら
ごめんなさい
おやすみ
ありがとう
僕はあとどのくらい言うのだろう
人は生まれてから死ぬまでのあいだでいくつ口にするのかな
僕はあとどのくらい言えるのだろう
何日の何時最後になにをいって死ぬのだろう
そんな当たり前な言葉がさり気なく人の心の中にやさしさの灯をともす 冷たい心に華やかに花を咲かすんだね
そんな毎日を繰り返す中で繰り返すことを同じ様に繰り返す ばからしいほどに
だけどたとえば大げさなほど愛しく思えたならそれは素晴らしいことに違いないよ
だって今日っていう1日は一回きりの出逢いだから
もう会えないから
今日言うことも
今日言いたいことも
今日でしか今日しか言えないからね
たった一度だけのこの折り返せない道
見えない片道切符を心の中に大事にしまいながら生きていく
その片道切符を途中で投げ出す人もたまに見かけはするけど
気にしないでゆこうよ
やさしさだけ忘れないでね
それでも忘れそうになったら思い出そう
輝いた あの日々
あたたかな言葉
これから先は過ぎてしまった過去が励ましてくれるよ
照らしてくれるよ
少しまばゆすぎるくらいだけど
僕はまた今日も繰り返すことを繰り返す
繰り返しの中でまた繰り返すことを繰り返す
繰り返しは繰り返されていく 何度でも何度でも ただ繰り返すために何度も繰り返すことでまた明日も繰り返せるように
生きていきます 同じ様な日でも
僕はそれを承知で繰り返している
笑い 泣きもするけど
好きで繰り返しているんだよ
悪いことばかりが人生じゃないから
雨が降ったあとに照る陽射しみたいな日々をまた繰り返したい
ただそれだけのために ただそれだけに思いを集めて
ただそれだけをムネに 明日もずっと今日と同じ光の中で自分らしく輝いて。
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大好きな人に伝えたい想いを抱えたままじゃ
意味はないね
伝えてこその想いだからどうか勇気を出して
輝かせよう
おそれや不安にさいなまれてしまう
そんなコトはわかってるみんな同じだと周りはいうのだろ?
わかってる 僕は君の頑張ってる姿 見逃してないよ
目をずっと向けていなけりゃわからないほど頑張っていなくても
自分のからだと相談しあって だめだと思えば中断すればいい 無理は禁物だよ
明日があるさと笑ってしまえ
僕らはまだ若い翼をもつひな鳥だから
今はまだ親元で餌を口移しでもらうぐらいでいいんだ
それでも いつかは旅立つのが世のさだめ
それでも 今考えなくたっていい まだ先のことさ 今は
さあ その固く閉じられた翼 左右に広げて
羽ばたいてゆけ
あの青い大空へと
もう大丈夫
君を背中にのせたらそのぬくもり確かめて確かだと感じれたら
明日へ向かおう
飛んでいこう
少年と翼は二つで一つ
どっちか片方じゃ成り立たないから
少年には翼を
誰もがそれぞれ種類は違えども見えない翼を心にもってる 君はやさしさという翼を僕はあまさという翼をもってるように
ほら君にもいつかわかるよ
ただいまは気づいてないだけ 翼の存在に
少年よ 大志を抱け
少年よ 翼をひらけ
明日を目指して
明日を追いかけて
見失っても大丈夫
振り返れば 夜明けの光の矢が指し示す場所で僕を呼ぶだろう
愛が笑うだろう
すべて輝くのさ
僕の目に見えているものも君の目に見えているものも同じなように
不安を透して見た景色はどす黒い
けれど大丈夫
鮮やかに互いの暗い闇をきりもなく君は僕を僕は君を自分の色で染めるから
僕はこの世界を愛せるほどに平気で生きられるんだ。
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まぶたをとじて世界を感じよう その暗闇のむこうに見えた光うたがわないで
信じていればかならずミチはひらくから
ひらくとはいえどいつとはいえない
いつ光はさすの?と聞かれたらさすがに言葉をなくすけれど 疑う心と信じる心の狭間でさまよう君は疑心暗鬼の目で僕を見定めるように見つめてる
希望だけ背負って人は歩けはしない
そんなコト誰もが知ってるね
だけれど俺はばかみたいにそれを信じてるよ
希望ってやつを
このムネの中で輝く未知の可能性を
ばかにはできない
自分の中に秘められた見えない力
いつか通りすがりの空耳がいっていた疑って傷つけられるより最後まで信じたあげく裏切られて傷ついたほうが気持ちとしてはすがすがしい 僕もそうだと思う
カゼが吹き抜けるみたいにその場だけ長く感じる時間は振り返ればとても短かったなんてすべて過去の話にしてはまた長い時間の中で取り残されたようにのこった債権の後片付けする日々
つづいていく ずっと
雨が降って
そしてやっとやんでもぬかるんだ地面のように
今はもう消えた時間なんだけどムネの中でほろ苦い気持ちがタバコの燃えカスみたいに心の灰皿でいつまでもケムリたてて僕を 君を 悩ませる
イメージの中の景色はいつも青い空なのにじっさい目に映る現実はひどい土砂降りの景色
うまくいかない事ばかりさ
ひとりだけ置いていかれて
周りの足取りの速さに焦り隠せずに
手元がくるうからさらにスピードはさがる一方で
涙も隠せずこぼれて
妙に切なくさせる
街灯の光 ともる
冬の夜に こぼれて
暗闇の中でピシャンとはじけて光ったのちに跡形もなくかき消されるように消えた
その瞬間にマボロシになるんだろうか?
どれだけ世界を好きになろうとしても思うことはいつも円いものは四角には見えないという悲しい現実趣向の僕と遠ざる君の影ゆらり。
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好きな人のために
自分の意見や言いたいことを折り曲げて
あなたの言い分 たたせる 僕はなんてやさしいんだろう
人にやさしくするのはいいがそれにいちいちうぬぼれて
浮ついていたんじゃそのやさしさも台無しだね よけいな事言わなければいつまでもやさしい人で居られる
だから求めちゃいけないものがある
見せてはいけない本音もある 気づかれてなきゃ下心も種を明かさなきゃ卑しい気持ちバレずにすむでしょ
さいごのさいごまで隠し通さなくては
ずっとずっとあなたにとってのやさしい人でいるために
この僕は嘘も方便とばかりにとっさについた下手くそな嘘に真実の香りを匂わす
少しばかりズルい僕だけど
あの言葉は嘘じゃないよ
わかってほしいの
ただあなただけには
わかってほしいの
君が僕を突き動かしているゼンマイの役割をしているように
僕は君が居ないと一歩さえ動けない役立たずの古いロボット
ゼンマイ巻いて ゼンマイ巻いて
誓い合うキスをしよう
月明かり照らすテラスで
またジョーダンが心をほんわかあたたかくするフシギ
感じてる
あなたと僕のほんの1ページ
その1ページ分の幸せを絵にしたような
僕らの未来
描いてる いつも
一本だけでいろんな色がでる筆で色をつけて 色紙張ってみたり ビリビリ破ってみたり
人生はその人の自由に描かれてゆく やがて思ったようにいつかあなたがつよく願って何かしたように形をもっていく
今の頑張りが完成された絵に直接影響する
だからうやむやにはできません
絵の完成具合は頑張った分の1日の涙や笑顔だけ作られる
それはいつか僕に届く
幸福の絵 一枚だけ
それがいつか僕に届く
紛れない真実 君の頑張りに見合った結果
あなたの未来はどう描かれてましたか?
僕だけにそっとささやき声でおしえてよ。
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父の背中に幼いころ背負われて病院に連れて行かれた
父は泣きながら血だらけの僕を心配した
その時見た父はとても悲しげだった
いつか 母の両膝に耳をつけ夢をみたあの心地よいぬくもりのさなかで今も僕は成長中
まだまだ 二人から見れば子供の僕
だけど 突然ってくらい僕は大人でそんな大人になった僕を見る二人の目からは僕の目線とは違う位置から見てたから
見える僕が同じ僕でも
僕がただ鏡に向かって見る自分より尊くリアルに見えてるのか
血の通ったつながりをありがたく思えるときがきたら
きっと思春期の反発も今では光り輝く思い出といえるさ
いくつもの自分との卒業 そのたび渡された証書は心の中で何度も読み返した
父と母の二人から見れば僕などずっといつまでも子供で
しわくちゃな頭になっても記憶がこんがらがる日がきても
心ではきっとわかっているし見えてるはずだよ
僕のこと 世話焼いた日々を思い出して
かすかに笑ったあと泣いた愛と悲しみの日々
少しずつ色あせる景色 変わりゆく街の風景 それと同じに年老いて果ては消えてく大切な人々
されど遠ざかるのが宿命と涙をのんだ
夢の彼方へ消えていく光 秋時のせつなさに似たモノクロの残像が並木道の落ち葉のようにクシャリ しなって風に散った
その落ち葉の行方 誰もしらない
僕が二人に会いたくても会うすべをしらぬように
僕ごときでは無知すぎて届けたい思いさえはこべない
ただ悲しみに負けぬようにとつよく二人の死と生きていた面影だけを糧に生きるか死ぬかギリギリの瀬戸際でさまよう亡霊になって
僕はムネに深く突き刺さった悲しみと絶望の釘をそっと抜く
己の明日のために…
そんな事でとは思わないがあまりに思い浮かべれば懐かしすぎて止まらない想いがあるので影を捨てきれなくて今もまだ悲しい夢の中で目覚められずに居るよ。