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甘味亭 真朱麻呂の部屋  〜 投稿順表示 〜


[3004] 初恋地図
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


一歩は譲って
二歩目に進む
譲ってばかりの毎日じゃだめさ
気遣いもほどほどに生きなくちゃ
だから
一度はこらえて
二度目に暴発
いくら優しいからってどんなに優しい人でも怒るのさ

一度は粘って
二度目も粘って
納豆みたいにどこまでも一粒でもネバネバ
人生粘りが大切
その粘り具合が鍵です

イチニイサン
イチニイサン

よちよち歩いていければいい
ちびちび進んでいければいい
だらだらやっていければいい

それがのろまなおいらの生き方だから
マイペースなこの速さまもることだけが僕は僕だといえる唯一の出番だから

いわせてね
僕は僕だと
ほんまもんの僕だと

さあまた進みましょ
一歩譲って二歩進む
さあまた歩きましょ
命削って新しい空気得る

気づけばここに届いてる確かな命の証とその在処記した地図
ボクの心の在処示した地図
いつか逢いたい人の居場所おしえてる地図

初恋地図 今ここに
ボクと君のいる場所をピンク色のマーカーで点をうって線で結んだりして

ああ ボクは幸せ
幸せすぎて退屈なくらい幸せ

幸せなのに
幸せなのに 悲しい幸せ
ボクはやっぱり笑えない
笑えない
君がいないんじゃ
こんな淋しい未来だとは
あの頃のボクはバカで思わずにいて。

2008/10/20 (Mon)

[3005] 笑顔が咲く場所
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


涼しい顔でいつもいつも生きていたいな
どんな壁に突き当たってもそんなもん平気だぜなんて 笑って平常心で
真面目に生きてはいるのだけれど周りの目からはたぶんちがうふうに見えてる

きっとボクは真面目なやつを装っただけの姑息な人
そんなやつにしかみられてないこてが悲しいな とてもとても

心の奥のほうに咲く記憶という花がいつまでも鮮やかなものであるように
悲しいことでもきっとすべて悲しいわけじゃないはず
苦しい中にいてもどこかで自分を応援したり励ます声があったのならば
ひとり孤独な自分だけの世界にいたわけじゃない

いつかこの変わらない思いを何十年後の自分に伝えて確かめられるように願う これから目指してく日々の先に絶え間ない光の渦が揺れているよ
気持ちの窓を開け放して 不安を飛び越えてゆこう

愛する人と頼りになる仲間がそばにいるだけでこんなにも心があたたかいよ
当たり前な幸せ かみしめる 握り拳そっとひらいて笑うよ
あなたが微笑んでくれるなら なにも今と変わらない未来をのぞむ

風は心地よく吹き快調な滑り出しです
記憶はもっと鮮やかになっていく
旅にでれば何かを持ち帰り何かを知る

無意味な事などない
おそれる心を恥じずに気持ちに正直に生きなさい
その代わり忘れちゃいけない事があるなら忘れずに明日へどこまでも記憶を繋いでいけ

未来の構図 描くように 間違えても書き直せないからそれもまた成長の証とずっと先の大人になった構図と今日に描いた構図 見比べて確かめるのも楽しいよ

自分以上に自分を知り
自分の欠点も利点も把握するあなたのいたずらな微笑みがすぐそば近づいたら
何もかもふりほどいて立ち上がろう
元気な振りせず素直な心で未来も過去の自分と変わらない自分でいつものように今日も笑みを笑みで返す
スマイルフォーユー。

2008/10/21 (Tue)

[3006] さよなら綴り
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


やさしすぎるあなたのその手のひらで僕の傷ついた心をなでたあとでうなずき合う二人
さよなら もう永遠(とわ)に会えない人よ ここでお別れたった一瞬で
もう僕が生まれてきたこと自体を間違えだと思ってしまったら
それは新しい幕開けだった1日ですら無意味なようだね

君の瞳に涙があふれて
まごまごしてもいられないから
途中で時間延ばして躊躇しないように手っ取り早くすましてしまおう

さよなら さよなら

お別れすましたなら

さよなら さよなら

すべてにさよなら。

2008/10/21 (Tue)

[3007] 人間椅子
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名声が自分の限界を追いこして
影が世界にのびてく
我は時に怪しい占い師
はたまた人をだまして金を毟りとる詐欺師
本当の事しかいわないわ
そんな話信じられるわけないし
でも信じる信じないはその人次第だわ

そのために負った傷ならその人のせいだわね
だから怪しい穴には入らないのが一番
怪我しないうちに気にしないでかえりなさい

今すぐ…

まっとうな人間として生きられないもぞもぞ暗闇の中でうごめくだけの人間椅子になり果てる前に

早く 早く…

お逃げなさい…

2008/10/24 (Fri)

[3008] ホントウのしあわせ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

どんなに貧しくたって
家庭苦しくたって
それが幸せと笑う人もいる
金にまみれて裕福で何不自由なく暮らせることが幸せというならば 僕はごく一部の人がそういう暮らしをおくるんじゃなくみんながみんなおなじだけ裕福なら文句ないけど
そうじゃないなら願い下げさ
そういう僕も一般論を並べ立てるだけ並べ立てておいてなにも言えないなにもできない
言葉につまるよ
足がふるえるよ

本当の幸せって考えれば考えるだけ難しくなるのが本筋だけど
かんたんだと笑う人もいるね
そういう人はきまってふつうに暮らせることが幸せというよ

ふつうの幸せってなに?
ふつうに毎日生きれるのがいいのかい
僕は少し考えてみた
答は今もでないけど
もうけたあの時間が無意味なんて思わない
むしろ大切だったよ

ふつうの幸せは ふつうとしかいえないけど その意味でのふつうとは何かが少しちがうし人によってもちがうかも

だから その人が思い描く幸せな生活 まだわからないイメージだけの未来の暮らしの中のささいな幸せ
いろんな人の目からや心をとおして見えるものが本当の幸せ
たとえ誰かが金にうもれた生活を本当の幸せと思っていても
すぐ隣ではその人の三分の一にも満たない環境と財力でもけっして一般的には恵まれてない生活でも満足できる心をもった人にこそふさわしい幸せ
それが本当の本当の意味での本当の幸せなのかもしれない
いえるのはただ幸せの形にはさだめられた形なんてなく それぞれの人の思いによって変わるって事
それぞれが心のキャンバスに描く幸せ
そしてその幸せに付ける色 鮮やかじゃなくてもどれも素敵さ

ある人は少し鮮やかに塗った人から見れば淋しい幸せの色かもしれないけど
それはその人から見れば鮮やかに塗った人のほうが派手に見えるよ
その幸せの前ではお金などゴミに以下さ 気づけ今すぐ!

2008/10/25 (Sat)

[3009] 私の想う秋〜秋の風景画
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

遠いあの日に忘れ物1つだけ
ふいに吹いた風に思い出して振り返る
ボクの瞳には涙でにじむ景色だけが
ああ せっかくの綺麗な紅葉も悲しく見えるね
こんな秋のしっとりとした日にはなぜか遠い遠い思い出が胸の中でリアルによみがえるよ
はらりと落ちた枯れ葉が踊るように宙を舞ってボクに踏まれないようにか逃げてく道の隅へと
過去の面影に似た枯れ葉が赤く色づく秋のはじめにまた戻れたなら ハァ…
見えないはずのため息が目に見えるくらい白く冷たくなるたびに冬の足音
聞こえてきそうでふいに目を閉じたその瞼の裏
心の中 切なさあふれて流れ去った時があまりに速いものだから何度もため息ついて
また今日も忘れ物を残しそうです
もう明日この場所に来てもつかめない目には見えない 言葉にもできない忘れ物
ただ一度きりの思いといくつものため息
たくさんの気持ちや意味がつまったもの

今日もまたあの日とあの日のようにおなじ思いで振り返る
今日の日のことを
昨日の今日のよに

切なさ抱きしめて
その反面で手に入れた輝きに笑顔こぼしながら
涙でぬらした頬がいつの間にかピンク色に染まってさんざん流してきた涙で笑顔が際だつとき
ボクはまた気づく
その重さや尊さに
あまりの眩しさに
目を背く日さえあるけれど素晴らしい人生
素晴らしい人生と昔を回想し振り向くたび笑うのでしょう

悲しいけどとても素敵で素直に思える
目に見えぬ思い出より眩しいほど輝く笑顔で
悲しいのになんて思うこともなく素直にまっすぐ笑えるから

いつまでも ずっと 流れてく
涙と笑顔 走り去る日々とボクについて来て
輝く思い出という大切な記憶連れ添って
ボクにいつも思い出せるように笑顔と涙のセッティングしてくれる
おせっかいで世話好きな時が憎くも愛しい
全てが正しい流れであったと思える日までしっかり生きて。

2008/10/25 (Sat)

[3010] ボクの賞味期限
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

日々の生活に疲れ果てたボクはまだこの先もおなじ流れの中に手足とも鎖以上に硬い頑丈ななにかでしばられたままさ
身体はやっぱりいつになってもとけ込めないままで

街にともる灯りがせつなくにじむころになったらこの胸にあるさびしさも消えるかな

なんてムリに笑った

たいしておいしくもないのにおごられた手前食べずにかえれないから
しぶしぶ笑顔ですするどっかの国の何とかっていう麺みたいに内心嫌々吸い込んで受け入れるふりで暮らす日々

気づけばこんな場所まで押し流されて
予想もしないところから老け始めたボクがいて
だけどいらないとこはなにも変わらないまま
人の話も満足に聞けなくて
そのツケが回るたびに自分をつよく叱って悲しくなって
さいごは涙で頬を濡らし自分を抱きしめる

テレビの中で吹き荒れる砂嵐みたいな日々を生きてくボク
変わらなくちゃと思うけどその策がわからない
なにかから変えようか
変えるべきものがあるはずなのにみつからない
見えないよ

束になって 手を繋いで仲間意識を高めてみんなして笑いあったりする事が苦手になったのはいつから?
一昔前はあんなに饒舌だったのに頭のネジでもくるったかな

鏡に映るボクの姿がほらまた泣いてる
映したこちら側の本物のボクと同じように

悲しい日々から逃げたくて 歳などとりたくなくて
結局逃げることなどできず あえなくかんたにお縄につく

そしてさいごは君を頼るほかない
こんな頼りないボク
君と背比べしたら悲しくなるほど
夜のあのふんいきが涙を誘う 今夜も

またボクは色も味もないモノクロの夢に沈む
モノクロの夢に落ちる
モノクロの日々は続く ただどこまでもだらだら
幸せなやつを見てはおろかにも憎んだり ただそんな事の繰り返し
ボクはボクを起こせぬ侭腐る 笑えなくなったら人間は終わりさ。

2008/10/25 (Sat)

[3011] キオクノトビラ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

めぐる明日は変わらず希望をちらつかせボクにさんざん期待させといてきれいに裏切る
知らなければすむものも知りたい気持ちをよけいな感情と思う時点でボクは罪びと

さよなら 今日の日のボクよ もう会えない悲しみの蒼に塗られたバスに乗って遠ざかる
さよなら 今日の日のキオク もう描けないから 涙の海を渡り思い出を乗せた船は小さくなる

消えてゆく ただ手を振るだけが限界と下唇かみ締めて記憶の扉を閉じる真似をする
でも扉はいっこうに開けっ放しの侭

たださよならするときだけ悲しくなるほど離れないでいてほしい今日に変わる
ただ受け入れたくもないけど受け入れるしかない新しい日々と これからの高く積まれたまだ見ぬ宿題におそれて身を震わせる
へそ曲がりなボクとそれに匹敵する明日と闘う
窓を開けて逃げ出したい気持ちをかき消すほどの忙しさ
「よけいな事は忘れろよ」とでもいうみたいに

記憶の扉はもうひらかない 忘れさられた日々の向こうで笑う過去たちがひしめき合う扉の前 禁断の罪をおかすのか
昔聞いたおとぎ話の二人の恋人みたいに化け物になった恋人に会いに行く勇気があるのか
ボクは過去へかえれないのを全て知ったうえで問いかけた
無意味に事切れた返事(こたえ)

それはわからない
わからないではなにも始まらない
それはわかってる
ならば行動あるのみと自分を促したけど
何故か何の変化も反応もなくってさ

当のボクも悲しくなる
悲しく悲しくなるのさ

記憶の扉は今もあの日ためらって開けなかったことが物語るように硬くとじたその侭 あることはあるけど

目には見えない扉だから確かめるのは困難を極める
それが記憶という曖昧な扉
鍵だけはここに握られてるのにこれまた見えないからなんなのかは自分で探さなくちゃいけない
とても面倒で億劫な全容に言葉を失くす。

2008/10/25 (Sat)

[3012] そして君に会いに行く
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


そして君に今夜会いに行く
こんな愛しい思い背負ったまま
駆け出して行くよ
君が本気で笑える場所へ
君が本気で泣いちゃえる処まで
頼れるボクになれるまで待っていた
だからその日が今夜なんだ
思いのほか 満月が昇る夜
やっと念願にしてた夜が訪れた
今夜 君に会いに行ける カボチャの馬車に乗って笑顔でお出迎え

だから君に会いに行く
そして君に会いに行く

ボクはいうのさ
きつかった仕事も重い時間もなんとか終わらせてカレンダーの数字を飛び越えてここまで来たよと

だからこそ君に会いに行ける
そんな涙泪の裏話喜びがあるからこそ 二人は出逢える

サイコーの笑顔と笑顔でキスもできる

ほら ボクこんなに夢心地 時間なんて君が存在するところにはないきがする
まったく惚れちまうぜ
君のめくるめく表情と度々変わるかわいらしい仕草にやられちまった

この胸の中でドキリ脈打つハートをかるく射抜いて それでも笑う君のすさまじさにひとり勝手(がって)にフォーインラブ☆

2008/10/25 (Sat)

[3013] ただ君を愛してるから
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あなたのためにとにかくなにかがしたい
あなたのためになにができるのか できることはなんなのか
ボクはまだわからないけれど
いつでも探してる 必死の形相で追いかけてる

カッコ悪いくらいだめなボクだけど
人生気長に行こう
そうさ気長に行こう
長い人生だもの
毎日が限りない可能性に満ちている筈だよ

きっといつかは夢が叶う
あなたとの未来も近い筈

今日はだめでも明日こそはと必死に願い続けることが一番自分を変えていくこととわかってるから

たとえば選択肢に豪雨と晴天の世界があるとしてそのふたつから選ぶならわざとボクは豪雨の道を選ぶでしょう
そして目の前に伸びた道がでこぼこ道と平らな道なら迷うことなくでこぼこ道を選んでわざと自分を追い込んで高めてゆく

笑ってやる
いつか夢を手にして愛とともにボクをコケにした世を笑う

狂ったように叫んだ声が夢を手にした今のボクの胸にひびいて
涙に濡れた日々がボクを包む
愛を誓う 愛を誓う
ただ君の笑顔が
貧しくてバカでなんて自分の弱点ばかり並べても仕方ないのにばか正直なボクは自分の心偽れず

それでも君はそんなボクをこの世で一番愛してる人があなたでそんなあなたはこの世でひとりしかいないから愛してるのはあなたなのよってとびきり笑顔でいうのさ

ああ、いつもいつもいつも追いかけているんだ 愛の神髄を
真の明日を 結論を出すことと謎の解明を探る頭の堅い哲学者のようにボクもまたその中のひとりかな
人はどこまでやれるのかを ボクはどこまで行けるかを確かめるために
追いかけて追いかけて
たまに足をとめてずっと息が止まるまで歩き続けて
それがあなたのためなんだと思えたらなんとなく満ち溢れたよ ときめき

ただ君を愛したいから そんな答を本当と決めて確かな理由にしてまたハァと息をつき歩き出すの
ただ君を愛してるから。

2008/10/25 (Sat)
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