詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
いつか僕にとって
プラスになるものと
疑わずに信じていたい
そうして今日まで生きてきた意味をもう一度確かめたい
巡りくる
始まりの季節に
巡り会う
愛すべきあなたに
恥じぬような人になりたい
そしていつかは
しつこいぐらいに願った理想の自分になって
あんなにも愛し続けたあなたといつまでも
共にありたい
それが私の生きる意味であり意義でもある
そして私が願う
たった一つの夢だから
だから私は
いつになろうと
迷いは捨てず
悩みは投げ出さず
どんな季節(とき)も
プラスになるよう
今という今を輝かせる
今とよべる未来をも輝かせる
そのために
僕は君を愛し
自分をも愛し
そして
今をも愛す。
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この命
あなたに捧げてから
僕はどれくらい
あなたを守れてたかな
返事もなくあなたは空へ舞い散った
許されるべきじゃない
僕が残り
許されるはずの
あなたが空へ飛び立った
私が一生を賭けて
守ろうと決めたあなたが
お別れの言葉もないまま
契りの約束は果たされないまま
切なさとはかなさだけを残して
あなたは消えてった
私の守るべき人
私の守るべきだった人
守らなければならなかった人。
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森羅万象今までのすべての理屈を
ひっくり返す
素晴らしき
大天才的悽愴理論
君に託された
大天才的悽愴理論
嗚呼
素晴らしき
大天才的悽愴理論!
嗚呼
下らなき
大天才的悽愴理論!
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僕たちは美しいものを美しいと思える
美しい心を持った
美しい人という生き物だ
でも本当に美しいものはその美しい姿を見せびらかしはしない
憧れは遠く
憧れのままで
決していつになっても現実には変わらずに
憧れるだけで
遠くから眺めるだけで
僕の胸に甘酸っぱい叶わぬ恋の終わりを届ける
君はたぶん
僕が一生かけても
届かないくらい
きっと遠すぎて
掴むことさえ
できない
ただただ遠くからこんな風にそっと眺めるだけの
遠い憧れ。
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世界はいつかのあめに降られ濡れながら
そして今日も昨日と変わらずに
一日があっという間に暮れていった
町にあふれる
いろんな色の傘
物憂げに見上げた空の濁った灰色
テレビをつければ悲しいニュースばかり
退屈を紛らすものもなくて
寝てるしかないお暇な僕
何に畏れているの
畏れるものなど何もないのに
僕は震えが止まらない
さむいからじゃない
ただ未来がとてもとても不安なだけ
いつかのあめ
どんなに時代が流れても
どんなに季節が巡ろうとも
世界は相変わらず
悲しみを降らし続ける
ぱらぱらと
悲しみで濡らし続ける
そんな世界で
僕は不安がりながら大人になっていくのかな。
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いつしか美しいと思う気持ちすらなくなって
今の僕は汚れてしまった大人だ
でも本当に美しいものは
見た目とか姿形じゃなく心で決まる
憧れは遠く
憧れでしかなく
結局最後まで夢見ていただけで
苛立ちを隠せずに
孤独な心は何よりも
君のすべてを狂おしいくらいに求めてる
僕らはそう
変わらない
運命の手のひらの上で
おそらくは永遠に踊り続けることしかできない
それでも二人はいつになろうと切れることはない愛というつながりで繋がってる
僕が愛した
たった一人の女性(ひと)
遠い憧れ。
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なんとなくで過ぎていくよ
今日も昨日とおんなじで考えるだけで
一日が暮れていく
空は綺麗なオレンジ色
君との帰り道
学校からの帰り道
君は笑顔で僕の方に振り向いて
夕焼け空ってこんなに綺麗だったけなんて
オレンジ色の空を見上げながら言った
毎日をこうして
暮らしていくうちに
君をこんなにも愛していたことに気づいた
終わりのない空の広がりの下で
僕らは愛を誓う
小指と小指を絡ませて愛を誓った
どうせなら
このまま退屈で
理不尽な毎日を暮らすならば
将来を考えて学ぶことよりも
君とこうして一緒にいる時間を大事にしたい
終わりのない空の広がりのように
知らなくてもいい終わりなど知らないまま
芽生えた思い
二人の思い
二人の愛をずっとあたためていこうね。
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僕たちは止まることのない時間の中で
いつの日か終わりを迎えるだろう
この世に生まれはじめてそれを知った瞬間僕の中で世界は違った姿を見せ始めていた
人が生まれ
そして死ぬ
そんな摂理の世界
どんなことをしても止められない運命
その中で僕らは
巡り会う誰かと恋に落ち
永遠を誓うんだろう
でも、
それはまだ先の話
だが、
あっという間に時は過ぎる
だから、
そう先の話でもない
だとしたら、
僕は運命に逆らえる力がない
非力な人間なのか
そんなことを
いま考えていた
ずっと ずっと
夢を見るよりも長く考えていた。
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大人びた理屈を並べるだけで
僕はちっとも君の言い分なんて聞く耳を持たなかった
ついに業を煮やし
君は家を出た
帰ってこいと鎌を掛けるが一向に君は納得のいく返事はくれずに
許してもくれなかった
でも僕は
仕事から帰ったとき
君の幻を見た
『お帰りなさい』の一言だけだったけど
その一言を思い出したら
泣けてきた
床に座り込んで
瞼が腫れるほど泣き崩れていた
それに気づいて
泣きながら
君に電話したら
君も泣いていた
お互いにゴメンねを繰り返した
その次の日
君は帰ってきて
僕は君をぎゅっと抱きしめていた
自分の愚かさを知って
もう二度と君を泣かすようなことはしないと堅く胸に誓った。
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きみのやさしさで
僕の心はいつも
幸せであふれてる
ドコまでも広がってる空のように
君への思いもドコまでも限りなく
広がってるんだ
空よりも広大な思いで僕は君を思ってる
きみのやさしさのおかげで
僕の毎日がいつも
楽しく暮らせるんだよ
河川敷で君と見た
キレイな夕焼けも
夏の夜空に舞った花火も
すべての思いでは
時を経るたびに
僕らにとって
大切なきらめく宝物になるから
いつまでも
愛することを忘れずに僕はいたい
君だけを愛していきたい
そう心に誓うからこそ
僕らは愛し合えるんだ
すべては君なしでは進まない
きみのやさしさ。