詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
その日、すべてが始まった
運命も宿命も人間の悲しいルールが摂理が動き出した
その日、すべてが決まった
終わりも始まりもその日からの続き
それが今 僕がいる今という世界
ページは僕が生まれたあの日よりもずっとずっと前 誰が生まれるよりずっと前からめくられていた
表紙が世界の始まりとするならその1ページをひらいたのが何かの偶然だとしたら神はそこには存在しない、ただいたずらがすべてをそこに描いただけ
運命の地球儀を回したのも神様なのか
その回転が止まるまで僕のすべては脈打ち続ける、悲しいほど正確なリズムを刻みながらときおり運命に抵抗するように乱れるけどすぐにまた正しいリズムへともどる
風が吹くようにさりげなく世界は終わり始まりすべてはルーレットみたいに気まぐれに夜明け 日暮れ繰り返し
うそみたいに勝手な具合にひらかれめくられ続けてたルーレットがまたも勝手に終わる
そのせいでこうむった迷惑は数知れず
痛みは果てしない
悲しみも果てしない
ただそれだけに大切なものに出会ってしまったことも大きなこと
だけれど、出会ってしまった事実があるからこそ別れを惜しみまた胸を痛める その悲しみもある
勝手とはいえど勝手に植え付けられた感動を捨て去ることなんかできやしないから
素直に痛みを受け取る以外できない
僕は悲しい生き物
されど嬉しき
されど悲しき
その狭間で移ろう日々を行き来する
まさにルーレット
運次第で笑顔にも涙にもなる 白黒はっきりする
それが運命なんだ
誰にも公平でありまた違う見方で言うなら誰にも不公平なもの
僕らはそれと一生付き合ってゆくしかないらしい
回り始めてしまったからには仕方ない
なにを言おうと僕は小さな鳥かごの中
文句を垂れる権力もなければ金もない
日々の生活に押し込められている それが常。
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夕暮れはさよなら
終わりの匂い
夜明けはおはよう
始まりの匂い
今日のさよならが明日のさよならと重なって新しい始まりの匂いをつくる
そして また
明日のさよならが明後日のさよならと重なって新しい始まりの匂いをつくる
始まりの匂いはさよならの匂いからつくられる
さよならがなければ始まりはないから
さよならがあればそれはまた新たな始まりなんだ
夜が終わり静かに明ければ日は昇りまた新しい1日が始まるように朝がそこにつくられる
それのように今日が明日を明後日がしあさってをというように次の日がまた次の日をつくってゆく
だから今日を生きないと明日はつくられない
その人の目には映らない
だから明日を知るために人は生きてその先の未知の美しさに感動しまた明後日を生きたいと思う
だからうれしいことや楽しいことは悲しいことから生まれるんだ
そして 逆に
悲しいことからうれしいことや楽しいことが生まれてゆく
それが互いに繰り返されていきやがてひとつの終わりにたどり着いた
人生の終わり 落着
それもまたひとつの終わりでもありまた始まりかもしれない
新しい第二章の夜明けなのかもしれない
人生の終わり 落着
それはただ第一章が終わったに過ぎないことで全てが終わったというのは人間の思いこみでまた何か新しい物語がそこから始まるかもしれない
だから全て終わったと決めつけるのは悲しいんだ
だから人は絶え間なくきっと永遠に夕暮れを追いかけ 夜明けを探してゆく
その先にまばゆい光があることを想いながら
気持ちを先へ先へとばしてゆく
いつかおとずれるエンドにそなえながら
でも今は今で生きてるうちを大切に生きて
やがてもうすぐ終わりだと気がつくまで僕は死という運命を遠ざけて考える
まるでないもののように 今はまだジャマな思いだから。
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散歩の途中の道ばたでふと見かけた花が僕に話しかけてきた
あなたの目があるから私は美しくいられるのよ
あなたの目の中で私は美しい姿に見えているから美しいままで咲いていられるのよ、と
たしかにその花は美しかったし花の言うことは合点がいくし納得できる
ゆえに僕も他人の目の中で僕という存在でいられる 逆にいえば見たくなくても目をそらしても存在をとらえてしまうから僕はあなたを視界から消すことはできない、どんなに汚く醜い人であろうとそれはたしかに存在しているから
このふたつの目はたまに余計なものも映すが美しいものをとらえるには最高の双眼鏡だと思う
逆にいえば目がなければ美しいものどころか嫌いなものさえ見えなくなるから
人は感謝すべきだ
嫌いなものが見えているからこそ美しいものが見える
それは互いに存在し合ってるからどちらかがあってどちらかがないということはない
美しさと汚さはつねに対になっているものだから
そしてふと街をでて長いトンネルを抜ければひらけた視界の中に風が吹いていた
風は私もあなたがいるからここに吹いているの、もし自分の存在を疑うのなら鏡を見てごらんなさい
耳をすませば木々も何か言っている
僕らはただ揺れてるだけ 自分の存在をたしかにするものなんてない ただ風に揺れ枯れるまで木として立ち続けるだけだ
だけれど君は違うでしょ 自分の存在をたしかにすることだって何かを美しいと思うことだってできるのだからそれはどんどんたしかめてゆくべきだよ
大事なのは自分がどうして美しいと思うのかじゃなくそれをどう美しいと思うかで
理由なんかただ突き詰めたってただ美しいから
それだけに尽きるのだから
素直に美しいものを見てそれを美しいと思ったら思ったことを言葉にするべきだ
それがいつか当たり前に素晴らしいと思える日が来たら人は答にならぬほど清く美しくなれる。
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金もない 余裕もない 暇もない ほんとうになにもないよ
ただ君を好きって気持ちだけが僕のプライド
ただひとつの自慢だ
君が僕を愛し
僕が君を愛し返す
そんな日々だから
なにもなくたっていい
なにもなくなんてない
君がいる 僕には君の愛がある
だからそれだけですべてOKだよ
君は僕の一番星
君は僕のお日さま
君は僕のすべてさ
これからも
今までだって
変わらないよ
僕には君がいる
それだけで何もかも手に入れたような気分さ
夢を一度に叶えてしまったようなもんさ
本当だよ 本当だよ
君もかな?
ミートゥー 僕と同じ?
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言葉にならないくらいの思いだから
ラブソングになんかできるわけもない
だけれど僕はこの思いちゃちな歌にしてしまいたいよ
でもちゃんと気持ちを込めた歌に
君に教えられたことは数知れず 天才を自称する僕でもかなわないほどさ
教えられるそのたびに僕の愚かさがかいま見れたね
まるで君の瞳の中に僕の本当が映るように
僕が愚かであればあるほどに君の顔に涙が浮かぶ
そして僕が正しいことを正しくできている
そんなときには君の顔にすてきな笑顔が浮かぶ
だからなるべくきちんとしていたい
君を泣かさぬように
これ以上自分を愚かな人間にしないためにも責任見つめて生きるよ
しゃくだなんて言わずに君が笑うならと頑張ってみなさい
僕よ
愛は今 笑ってる 僕のまえ満面の笑顔 まるで夜空に浮かぶお月さまみたいだ
僕も今 笑えてる 君のまえ幸せそうな表情
まるで幸福を絵に描いたような風景だ
僕が悲しいときは確実に君も悲しくて
君がうれしいときは僕も当然うれしくて
そんな当たり前な気持ちの通じ合いがやがて光り輝く未来の中に宇宙を広げる
プレゼントの包み紙開くときのドキドキと似た喜びがほらあふれ出すよ
いつだって どんなときだって
なにをしていたって
僕らはそんな風に毎日毎日生きる
それこそが正しいんだと信じて
幸福を絵に描いたような 何ひとつ特別なこともない当たり前に笑えるだけの日々の中
幸福を絵に描いたような ふつうとしか言いようがないようなごく当たり前な日常生活
それが僕らには何より幸せなんだ
無駄に多い幸せでもなくて極端に少ない幸せでもない
ちょうどいい具合に悲しみ喜び繰り返す
雨が降る日があって喜べない日もあってにやけちゃう日もある
そんな規則のない流れが繰り返される
それを幸せだといった二人ならきっとこれからも大丈夫だろう。
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君の色は何色ですか?
そう聞かれてもこたえられないのが自分らしさだ
だから人は自分の中でこれだという色を選んで染まるのさ
たとえそれがオリジナルじゃなくたって
少しずつ少しずつ自分らしい色に染めていけばいい
それがやがて自分というこの世にただひとつの色をつくるのだから
長いときのあいだに汚れたってさび付いたって色あせたって大丈夫
その汚れや錆びや傷はきっと頑張ったという証でその一つ一つが君の足跡でありそこで生きていたという存在の痕跡だから
かっこわるいなんて言わずにもっと愛するべきだ
自分という色を
世の中にはたくさんの色があふれている
自分以外の他人が持つ色やそれに抱く憧れや嫌悪などがある
自分は他人という色に同化しないために混ざらないために孤立した自分らしさを探すけど
それが自分らしさかと思いきや実は他人の真似事で
なかなか自分らしい色は見いだせない
いったいなにが自分の色なのか
ふと目を閉じるとわかる
自分が感じた色
それが自分らしさという色
外見は同じだって中身は違うかもしれない
色はひとつとして同じ色はないのだから
逆に言えば他人と同じになることはありえないんだから
ゆっくりゆっくりいろんな色を試着するように着てみればいい
そのうち自分にぴったりだと思う色がみつかるから
それまでは他人と同じような色に染まってみるのもまた良いことだ
最初からは自分の色は見いだせない
でもいつかは見いだせる
自分の色が見いだせたと思った時こそ自分という色になれるとき
自分だけがわかる色
それが自分らしさ
すべての色は決して同じにはならない
だからすれ違うしみんながみんな心を通わせられない
それこそが自分という色をもつ証だから自信を持ってその色をきれいに磨いてせっかくみつけた自分の色を汚さないように大切に守っていこう。
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どうして いつも僕らは悲しいことにめったやたら弱いんだろう
どうして いつも僕らは何かあるとすぐに泣いちゃうのかな
別に泣けば許してもらえるだなんて下心なんかない
ただ悲しいから泣いているだけなんだ作為的なものはなにもない
自然とあふれるんだよ 絶え間ない悲しみが心の中の何かとぶつかってはじけて外に流れ出す
どうして いつも僕らは笑いたいときに笑えないときがあるんだろう
どうして いつも僕らそれを悲しむどころか本心をごまかして平気な顔するんだろう
わからないことばかりだ
この世はハテナなことばかりなのかな
涙と笑顔の狭間に揺れる僕ら
少しずつ少しずつ強くなるよ
それでも弱くてもやさしい強さ手に入れたくて求めているんだ
人にもしもやさしくできたなら自分にだってやさしくできる
やり返すことなんかしたくなくてただ傷つくことは悲しいけど自分の気持ち偽らずそのときは泣くよ
悲しいなら悲しいなりに涙するしうれしいなら笑う
そんなような果てしなく真っ正面な心で
毎日 あふれ続けるどうして?にひとつずつ答を出してそのどうして?を消せないならばなるべく丸くやさしい形にしたいと思うよ
時には強く時には弱く
時にはやさしく時には厳しく まなざし向けて
僕がそれを育てていくみたいに付き合ってゆくよ
そしていつかきれいな花を咲かしてみせるよ
投げ出さない
僕は悲しみにも喜びにも全力で精いっぱい命の限りぶつかってゆきたい
それが本当の強さで
本当に強い人間になるための近道だと思い僕は困難でも笑えることもある 晴れのち雨の世界を生きるよ
だれだって悲しいことばかりじゃいられないから
希望の光差す時があるから生きられるのさ
太陽が昇ること知ってるから今日は雨でも明日は晴れると信じられる 強く逞しくいられる。
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それはもう決まられたことなんだ
だからもう今さら遅すぎるんだ
終わったんだって誰が決めたんだ
それが決まったことだと証明されるほどまだ時間は経っちゃいない
君はまだ若い
だから進め
有り余った体力としわひとつないつるつるの脳味噌の中の知識であらゆること学ぶが良い
若いうちに
若いうちに
何事も若いうちにやるべきだ これだと思ったら迷うな
やってみればいい
歳をとってからなんて考えてるから遅くなるんだ 当然だ
やりたいことがあるなら明日なんて言わず今から 今から やるべきだ
そうだろう?
僕らが生きる時間なんて決められてるんだ
たかが知れてんだ
僕らが一生のうちにできることなんか決められてるんだ
たしかにそうだ でも
だからこそ
できるだけ多くを知るべきだ
限界なんか決めなければどこまででも走れる
どこまでだって夢は広がる
だから若いうちに
若いうちに
何事も若いうちにやるべきだ
手遅れになるくらいボケ始める前に
タンポポみたいに日々が風に流れていってしまう前に
さあ 歩け 走れ 高い塀を飛び越えろ
君にはまだその力があるはずだ
言い訳は二の次
さあ でっかい夢をつかまえろ
大波小波 すべてとりあえず乗っておけ
どこかに君の求める光り輝く真珠が光ってるはずだ
何事もやってみなきゃわからない
だから言い訳なんかで逃げてないでやってみろ
なにを言おうがそれが正しい真実だ
それだけは曲げられない
だから自分よ 前に進め! はじめて自分に厳しくしてみた
船は揺れる
それでも 確実に目的に向かうから過程は心配せずにさあ今を見つめていればそのうちその積み重ねがでっかい山をつくるんだ
ちりも積もれば山となるように小さな努力が実を結ぶよ
だから今は波にたえろ 舵をはなすな 海を越えてやれ。
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君のわがままなとこや君のマイナス面とかふつうじゃ好きになれないところが僕は好き 決して悪いとは思わない、だけれどそのせいで君が傷ついたり他人に白い目で見られるなら二人で立て直そう
何もかも好きにならないと人なんかとてもじゃないが愛せない
人を愛すってことはその人の中にあるすべてを愛すってことで認めてあげるってこと
でもなおしていけるとこはなおしていきながら二人で二人の欠陥や足りないネジをはめよう
すべて直そうなんていわないから直せるとこだけ直そうか
大丈夫 だめなわけじゃないから
それをひどく言うやつが悪い
こっちは気を遣ってやってやってんだ
そう思えばいい
好きな人のためになにができるか いつも考えているからこそ他人なんかに君をいいように言わせたくないだけ、ムカつくから
ほころんでほころんでほころんでゆく限りあるこのつながりをいつか幻に変えられても僕らはずっと恋人のまま
どれだけ愛してもやがてくる終わりの前にあっけなく散る花
されど僕らは同じ傘の下でまた巡り会うさ
あの雨の日のようにきっと運命が回り出せば二人は何度でも恋人になれる
また好きとか嫌いとか言いながらケンカして いろいろしような
そうは言ってもやっぱり互いに好きなんだな
いつか別れるからこそ愛は尊く素晴らしいものなんだ
でも大丈夫
僕が君のすべてを愛してる 愛してる
その記憶だけは永遠に消えることはない
なんなら地球に直接刻んでやろうぜ
二人の愛の記憶を
地球の外側からでも見れるように刻もうぜ ナスカの地上絵みたいに思い切りまか不思議な模様で飾って 笑われるくらいストレートに後生の奴らにおがませよう
二人が愛し合った記憶を見せてやろうぜ
そこに刻むのは
もっともシンプルな言葉
『僕は君を愛してる ずっと ずっと 永遠に』
それだけ刻んだら眠ろうね おやすみ…
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この僕は君という適度な陽射しと君がくれる愛という軟水で育つ花だからね忘れないで
君が僕を愛すのをやめたら僕は枯れてしまうよ
まんま花そのものだ
水をやるのを怠ったり日陰にばかり置いておいたら当然花は枯れる
花はやっぱりそのふたつがないと命を保てないんだなあ
ミツバチだって花の蜜がないと不満な顔さ
そんなふうに大げさなことを言うようだけど愛が僕の人生の大半を占めてるのはたしかだ
元気さえなくしてしまうよ 今日のぶんの元気だけでもなくなればすぐに死にたくなるから
僕は君も知っての通り とてもとてもネガティブな人間だから
君がそばにいないと生きる目的も意味も迷ってわからなくなってしまうよ
路頭に迷う足取り
ただでさえ人生はまか不思議なことであふれてるのに
このまま歳を重ねながら死に向かってやりたくもない宿題に追われながら生きるのも退屈に感じてしまうよ
だからそれを退屈にさせない役割を果たしてるのが君って存在
だからそばにいてくれないか そばにいてくれるだけでいいから
ただ当たり前に笑っていておくれよ
見返りなんか何も求めないよ
君がそこにいてくれるだけで僕はしっかり生きられる
叱られてもばかにされても君がいればへっちゃらだ
君の笑顔見ただけでどこからか元気がわき出てくるんだ
君の笑顔や愛情はとてもお金なんかじゃ買えないね
値札なんかつけられないから
いくら金を持ってたって無意味だね
運命みたいな出会いがあの日僕らを導いた
君が人生に絶望して枯れそうな僕を介抱して咲かしてくれた人だから
大事にしたい 当たり前さ
だから 愛してる 愛してる、勘弁して
こんな僕みたいな花に目を向けて愛までくれてありがとう
そこまで言っておいてそれ以上言えない僕を許してね だけどいつでも本気だ だからこそそれしか言えないから何度でも言わせてよ。