詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
夢を嬉しそうに語る君は語るばかりでなにも行動を起こそうとしない。傷ついたり汚れるのがイヤだとかそんなことを言っていたんじゃいつになっても夢は叶わないぜ。例えるなら夢は一輪の花。君のように何もしないでほっときゃ枯れていくだけ。夢は君が動き出すのを待ってる恐がってばかりいて立ち止まっていたんじゃ夢も理想もユメノマタユメ。
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何かに躓いて倒れてしまいそうなとき
いつも側にいて支えてくれるのは他でもない君でした
こんな奇跡がすぐ近くにあったなんて気づけずにいたけど
でもようやっと気づけたんだ
君を泣かせてしまったとき
必ず僕は後でやっちまったと後悔をするんだ
やらなきゃいいのに…
やっちまうんだ
だから日を経る度に僕は君のことを昨日に増してやさしくなる
'愛しているから愛している'
それ以外にどんな意味がある
いつでもどこにいても何をしてても
頭の片隅には
君の笑顔を浮かべて
密かに心の中で活きる力にしてるよ
だから
君が困ったときや
だめになっちまいそうなときは
すぐさま僕が手を貸すから
安心しな
僕がやさしくするのは君だけ
少しわがままででも可愛いそんな君だけ
愛する理由は
ただ一つ
'愛しているから愛している'。
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人間は何でも見通せると思いがちだけど
そうでもないらしい
事実、遠い未来を見ようと思っても見れやしない
タイムマシーンがありゃ別だけど
君に捧げた
愛の言葉も目には見えないんだ
だけど目には見えなくてもみんなはなぜか見たこともないくせに美しいだとか戯言を言っている
見えない地図を広げて
想像してみれば
案外、見えてくるものがある
きっと見えないからこそ見たときよりも感じるだけで
幸せな気持ちになるから
思いと思いで感じることができるから
胸に手を当てれば
聴こえる
君の鼓動
君と話すときのドキドキ感
好きの証拠
だから見えないものほど美しいと言ったのかもしれない。
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君に誰が見ても羨ましくなるような
大きな幸せをあげたいよ
真夏の狭苦しい俺の部屋で
扇風機一つでなんとか暮らしていた
でもいつまでも
こんな生活を君に虐げる訳にはいかないから
僕がどんな手を使ってでも
君を幸せにしてあげるよ
そういう僕を見て
君は泣いていた
今より幸せなんかないって
アナタといられることが何よりのアタシの幸せだよと君はいった
僕は深く頷いて
君を強く抱きしめた
二人もう一度愛を確かめた
どんだけ貧しくても君といる幸せに勝るものはないと思い知らされた。
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果てしなく続く坂道の途中で
僕らはただ一心に夢という光を目指して
がむしゃらに少し無理矢理にここまで歩いてきたけど
なぜかいつもいつも思うことがあるのさ
それは夢という錘を背負ったときから
気づいてることで
年を重ねる度にそれは重さを増してく
夢という錘はいつしか孤独へとなり
僕の心にはいつの間にか悩みの種が蒔かれていたんだ
それでも
僕は坂道を登りきることを止めはしなかった
それが僕の夢だから
諦めることは出来はしないから
負けず嫌いの僕は涙をのんで進んだよ
嗚呼
人生は振り返れば
果てしなく
思ってみれば
とても短く
不思議なものさ
そんなことを今更
考える僕は
随分、歳を繰っちまったな。
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社会の冷たい風にさらされ冷たくなった
心をあたためてくれるのは
君のやさしく包んでくれる温もり
それと夜空に輝く青い月
知らない間に時は過ぎて
誰しもを大人に変えていく
一回きりの魔法
夢見ていた未来は遠く
煙のようにどこかへ消えていく
思い返せば
今まで歩いてきた道のりは
とてつもなく長かったことに気づかされ
その間どれだけ自分に甘えていたか気づいたんだ
情けなさと後悔がため息になって溢れ出た
今夜も
見上げれば
青い月が僕らをそっと包み込むように
見守るように照らしている
夢に描いた未来には届かなかったけれど
これはこれは幸せだと思える君との今があってよかった。
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悲しい気持ちを空に投げようと
投げる真似をして忘れようとしたけど
それでも忘れられないんだ
心に付いた傷跡が消えてくれない限り
悲しみも消えはしないから
僕は多分このまま一生悲しみを背負い続けるしかないらしい
吹き抜ける風はいつかの涙の冷たさによく似ている
いつまでもいつまでも
風は止まずに僕の寂れた心を揺らすんだ
お節介な耳打ちをするように
風は吹いていた。
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夕暮れが空を曉に染め上げる頃には
君への思いも跡形もなく消えている
どちらに傾いても
悲しくなるのは
決まっていたことだろう
でも
僕は閉じてた心を開いたんだ
いつまでも行ったり来たりじゃ
それの方がお互い悲しいから
振り子の恋なんてするものじゃないと
自分でも感心するくらいに
情けない話だ
後から気づいたよ
犠牲が多すぎる
悲しみが濃すぎる
だから
僕はいま
揺れる振り子を自ら止めて
行ったり来たりの恋はもう止めた
たった一つの愛に向かって振り返らずに歩いた。
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愛はメビウスの輪のように
終わりなどありはしないもの
いつまでも続く螺旋の渦
サヨナラとだけ呟いて
君はすーっと消えていくよ
風のように
愛とはときに牙を剥くつむじ風
終わりある人の命にたぎらせる命綱
メラメラと燃え盛る魔性の炎
都会の汚れた煙い空気と
ガラス窓に刺さる
横殴りの雨
シブいタバコの吸い殻と悲しく響く誰かの靴音
サヨナラなんて言わないで
危険な香りのする女よ
いかないで…
愛の面影を残して
真っ赤な口紅で胸に刻む
最後の口づけ
心まで汚れた都会の色に蝕まれ
七色に光りながら
揺らめく灯りの向こう
唇だけでサヨナラと言いながら
立ち尽くす僕を気にも留めず
愛は去りゆく
Ar…。
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君を思う気持ちは
長い間ずっと昔から
追いかけてきた夢と同じくらいの重さなんだ
どちらか片方を選ぶには
とても選びがたい選択だよ
どちらも僕には大切な諦めたくない
手放したくない宝物のように
誰かにとってはくだらないどうでもいいものでも
僕にとっては
もしかしたら一生の財産と変わらないかもしれないんだ
遙かな夢を抱いて
思い馳せた
あの頃を今でも
ふと思い出し
ずっと大事に握っていたのに
どうやらもう無理なようだね
だから せめて
僕は夢を諦めたとしても
君だけは失いたくないんだ
それだけは免れる
だからもういいんだ
もういいんだ…。