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甘味亭 真朱麻呂の部屋  〜 投稿順表示 〜


[3425] 転身
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


怒られた数だけ強くなるよ
だからもっと怒って
叱られた数だけ強くなるよ
だからもっと叱って

傷つけられた分だけ強くなる
だからもっと傷つけて
傷ついた分だけ我慢強くなる
だからもっといたぶって

強くなりたいから
強い人間になるから その逆境を逆手にとって力にするから

僕は信じてる 信じてるよ
僕は強くなれる 強くなれる

そんな他人はいやがるようなコト繰り返せばいつか いつか理想の人間になれると想うから

さあ やれよ
どうした やれよ
傷つけたりいたぶったりするのは得意だろ? 淀んだ世の中のいじめっ子たちよ

弱者から強者へと転身するための我が力となれ その力をゆるますなかれ
本気でぶつかってこいよ
僕よ今にその逆境を光となせ!
まばゆく輝け!
いじめっ子たちを見返すときは今だよ!

2008/12/28 (Sun)

[3426] 狂笑
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


常識にコントロールされた人々が産まれたばかりの僕らにそれを植え付けようとする
理屈を片手に振り回しながら笑う 笑う 笑う
狂った笑いを町中にバラまく

くたびれた絵画の中
始まってしまった悲しみと喜びの歌劇

今もそん中
あくせくする日々
まるで砂漠で水を求める死にそうな目をした奴みたい
僕 そんな瞳
僕 そんな顔
今の僕 今の僕
そんな感じ

もう笑うしかない
狂った奴みたいに
壊れた玩具みたいに
自由のゼンマイ回しまくって。

2008/12/29 (Mon)

[3427] なまはげさん
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


泣く赤子(こ)はいねえか
泣く赤子はいねえか

さらっちまうぞ
喰っちまうぞ

そんな鬼が僕の中に棲んでて
それを生み出したのは僕だ
だからその鬼以上に僕自身がすでに鬼だ

怖がるなよ
自分の姿さ
自分の姿に
おそれるなよ

ほら おまえ
立派な牙
立派な角
立派なたてがみ

なまはげさん
なまはげさん

棚に上げたものを今すぐここにおろして
傷つけてきた人たちの前で土下座しろよ

金棒は没収さ!
もう誰も傷つけさせない
自分の中に悪を抑える天使と僕とそれを促す悪魔がいる
どちらに味方するかは君次第
どちらに耳を貸すかは君次第

さあ こたえはどっちだ?
明日はどっちだ?
選択次第ですべては決まる すべては決まる すべては決まる

今だけはさすがのなまはげさんも少し困惑気味の顔
おもしろいよ
その顔
人間らしいぜ

はじめていわれたそんな一言にはじめて笑えたなんでもない火曜日
私の地域では燃えるゴミの日。

2008/12/29 (Mon)

[3428] NO味噌
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


待った!
待った!
待ってくれ!

その判断
ちょっと
待ってくれ!

待てよ
待てよ
待てよ、待てって言ってんのが聞こえないのか、こんなに近くにいるのに

僕の突飛な判断にストップかける

NO味噌
活動をやめよ!
今だけはやめよ!
間違うまえに
君のために
言ってるんだ
逆上するな
そう怒るな

すべては君を想えばこそ
わかるよ
わかるんだけど
他人に言われるよりはマシだが

自分のことだけに逆にまあいいかと甘やかしてしまう

それが痛いとこ
それがいけないこと
わかってる
わかってる

だから座禅して 頭つるつるに剃りあげて
痛みに耐えて
ビシッと打たれよう
ありがたい説法とロックをあわせるように不釣り合いな感じで

今 自分の判断に間違いがないか
もう一度 今一度
ご確認したら
始めよう
なんもかも!
何事も!
確認 確認 再確認
右見て左
それでは足りない
だから もう一度
何度でも納得できるまで 誰か待たせても間違えるよりマシさ
安全に渡ろう
世の中 交差点
青でもわからない世の中だから
青だって油断せずに左右確認 頼むね

僕よ

2008/12/29 (Mon)

[3429] 縁起でもないうた
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


大切なものはいつでもすぐそばにあるのに
誰も気づかない
誰も振り向かない
誰も近寄らない

それはもう指先すら届かない場所にある
近くにあっても見えないしつかめない頭の中にある記憶 頭をかち割っても取り出せやしない
もしあの日に戻れたら
どんなにいいだろう
なんてことを戯言のようにつぶやく

トイレのふたがあがってるのに気づかないままじかに便座に座ってしまって冷たくてびっくりしちゃうときみたい
こんな気持ち
せつない
死にたいな
今なら死ねそうだな
ああ そんな自分
なぜ悲しみ引きずってまで生きているのだろう
明日に向かうんだろ
決まりがつかないのさ
なんてつぶやいてもまた明日になれば

そしてたぶんきっと僕のことだからそうは言いつつも笑って寿命がくるで生きてるよ
しかし でも
死にたい 死にたいばかりいう僕はひどく縁起でもない人
そんな僕がうたえるのはきっと縁起でもないうたしかない
縁起でもない人だから
縁起でもない人でしかないから。

2008/12/29 (Mon)

[3430] 僕を咲かしてくれる人
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


僕を咲かしてくれる人
あたたかな陽射しときれいな水を同時にくれる人
そんな人はあなただけ
あたたかな笑顔ときれいな涙を素直に見せられる

君がいるから僕は自信をもって咲けるんだよ
こんなにもほら自信満々に 笑顔で

幸せな花が今
心に咲いているよ
ほら ほら ほら
見ててごらん

2008/12/29 (Mon)

[3431] ニューイヤーよろしく
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


君の中にある種は幸せを咲かす花さ
君の中にある花は不幸を咲かす花じゃない
幸せになるためにある種でその可能性を試すための花なのさ
だから理にかなったり ほらお望み通りに幸せになりましょう
二人で

種は育つ
やがて芽を出し葉を宿し愛の花を咲かす
いつか枯れる運命さえも無視するように
元気に咲いてる
そのみずみずしさよ
老いないうちにずっともっと笑おうよ

笑顔さえ浮かべられなくなるまえに
さあ 笑おう ちょっとはみ出してもいいから

種のころを思い出したとき 涙でにじむ世界がもう届かない過去を日々連れ去るけど僕は負けず
どんな運命 背負われても借り物のからだでも このからだ神様に返すまで
僕のもの 僕だけの道

だから 君と生きたい
そう願える今
なんて素敵なんだろうな
笑おう 君と笑おう
僕だけじゃ成り立たない幸せは咲かないから
君と出会ってしまったのが偶然じゃもはや片づけられないくらい
僕は君に親近感さえ感じている
だから これからもよろしく

来年もよろしく
ニューイヤーよろしく
ハッピーハッピーハッピーハッピー
じゃなくてもよろしく頼もう!

恋の道場やぶりだ!

2008/12/29 (Mon)

[3432] オリジナルソング
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

誰にでもひとつある
誰にでも歌える歌が
誰にでもあるんだよ

誰にでもひとつある
誰でもやれることが
誰にでもあるんだよ

自分の存在を自分で否定することがないように
自分の存在は自分でちゃんと認めてあげなさい

自分というただひとりの特別を自分自身で歌って生きなさい
自分というただひとつの奇跡を誇りにして長い道歩きなさい

今を生きるということは歌を歌うことだ
歌を歌うことをやめるということは生きることを放棄することだ
だから今を生きてるあなたは歌を歌ってる
今を生き続けたいなら明日も歌うがいい
ここにはあなたしか歌えない歌がある
この歌はあなたにしか歌えない歌だからほかの誰にも歌えないあなただけのための歌
歌われるのをずっと待っていた歌
だからカンタンにやめていい歌じゃないよ
あなたの思いは歌の中にあるから大丈夫
肩の力を抜いて思いのままに歌うがいい
誰がなにをいってもそれはあなたの歌なんだから気にせずに歌え
それが今を生きるということ
そして未来を背負うということだ

たった一度の人生だから精一杯歌いたい
過去と未来 そして現在に至るまで
刹那に過ぎゆく一瞬一瞬の時を歌いたい

そのすべてがやがて自分にとってのただひとつの歌と誇りをもっていえるまで
今日が終われば明日が始まる
そんな繰り返しの中でやがてまばゆい光がこの身に降り注ぐ

自分の中に光る可能性に気づいたときから始まっていた旅は終わりへと続く
しかし終わるためにあらず
その限られた時間の中でどれだけ自分というものを歌えるか そのためにあるんだ
だから終わりなど考えず突っ走る
そしてたどり着いてはじめて気づく
間違いじゃなかったメロディとの出逢いに涙あふれる
滲んだ景色のむこうに待ち望んだ夢が見えるよ…歌ってきて良かった
そう思える日も遠くない

2008/12/30 (Tue)

[3433] 後回し
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


なんでもかんでも
後回し
なんでもかんでも
先送り

あとでやるよ
あとでやるよ
あとでやるよ

都合のいい言い訳でいつも逃げ続ける
そんな僕をゆるせる言葉もなくサヨナラ

後回し 後回し
後回し 後回し

せつなさが残るだけ
悲しみがつのるだけ
わびしさが舞うだけ
むなしさが踊るだけ

すべて後回しにした結果だ
あの日やってればよかったなんて後悔が自分の愚かさを伝えるだけ
伝えるだけ。

2008/12/31 (Wed)

[3434] 前進
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


笑いと涙の日々
苦しい今日もまた幸せへの通り道と思えばガンバレる
繰り返し繰り返し
流れてく時間が終わりゆくことを知りながら生きる

それだけですばらしいからなにも特別なこと求めないで
不器用でもそれをとがめないで
ただ素直に正直に生きること
それが正しいと信じながら 信じながら

僕は進む
僕は進む
僕は進む。

2008/12/31 (Wed)
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