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甘味亭 真朱麻呂の部屋  〜 投稿順表示 〜


[3855] 空想夢地図
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


さあ最初の一筆!これからどんな夢をここに描こう

ひらけ 空想夢地図

真っ白い地図 ここに自由に不規則な道のりを描く

ただし 鉛筆とかでじゃないよ
イメージで描くんだ
勘違いしないでね

叶えたい夢 希望
絶対なんてないから叶わなくても描いてみよう
夢は叶えるためにあるだけじゃない
理想を抱くだけでも意味はある
それは誰も同じだよ

さあ 大切なのは夢を見てみること
それがなきゃ歩き出せない ようは夢を抱くのは目的地までの宛を決めることだよ
だから途中でやめたっておりたって何もおかしくない

だからねえ描いてごらん 君の持つ夢を描いて見せてよ
話して聞かせてよ

頭の中の空想夢地図を僕の頭の中に送り込んで

笑わないから
言ってごらん
それが君の夢なら
ああ 素晴らしい
笑うとしたら僕はそのすばらしさにほほえむだけ ほほえむだけだ

だから見せて 空想夢地図

ひらけ君だけの夢地図

そして叶え!
君の夢 君の夢。

2009/04/02 (Thu)

[3856] ゆっくり歩こう
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


走らないで急がないでゆっくり道を歩こうよ
そうしないと小さな石につまずいてしまう
上を見上げて下を向いてうつむいてはるか向こうまっすぐ前を見て
首が痛くなりそうだ
とても面倒だ
それでも四方八方目を配らなきゃ生きていくにはむずかしい

人生も急がずにさ
ゆっくりゆっくり歩こうよ
どうせいつかは終わる時間ならば決められた終わりまでゆっくりそうゆっくり生きていこう
それで失敗するならきっとのろのろ歩いたほうがけがするよりつまらないミスするより何倍も利口だから

焦るな
あわてるな
むずかしいけど
まずは立ち止まって深呼吸
急ぐことに慣れた身体を落ち着かせよう

大丈夫だ
落ち着け
まだ道は長い まだ僕は若いから可能性の塊さ
旅は続く 今まで負ってきた傷はまだまだ浅い
明日へと また明日へと

そして今日も日が暮れてさみしい音色が町にこれ見よがしに響いたら家に帰ろう
無理せず明日
明日に残そう
やり残したことは明日やろう
もう今日は疲れたろ?
僕は僕に元気ない声で囁く

走らない
走らない
ゆっくり歩こう?
走る理由も急ぐ理由もないしね
歩こうぜ
歩こうぜ
とぼとぼ歩こう
過ぎ去る景色を見てまわろうよ

なにかとゆっくりのほうが都合がいいし素晴らしい

そう思うから
君もごいっしょに
さんハイ!
ゆっくり歩こう
ゆっくり歩こう
忘れないでね?
大切にしよう
二人の合い言葉!
ゆっくり歩こう
ゆっくり歩こう

ゆっくり歩けば小さな小石も電柱も未然によけたりまたいだりできる 危険回避だ
ばかにしないほうがいい
今にわかる
ゆっくり生きることの
ゆっくり歩くことの重要さが

ただ単にゆっくりじゃない
ちゃんとゆっくり生きながらもゆっくりじっくり味わってるんだ
だからそうしよう
君も!

2009/04/02 (Thu)

[3857] 暮らしックス
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


暮らしこそ最高のクラシックスを奏でる場
されどそれを最高の演奏にするかは自分のタクトの振り方次第

周りは関係ないよ
常に自分が軸だ
こんな時だけ自分を物陰に隠すな
さあ出てこいよ
そんなとこに隠れてないで最高のクラシックスを演奏してみせてくれ 僕よ

内なる声が僕を導く
少し嫌みなその声が
僕の心にムチをうつ

さあ 奏でよう
ダメもと 上等
常套手段 上等
下手でも不器用でもいい
最初からそんなの問題じゃない
用は失敗してもがんばればいい
幼いときよく言われたもんだがんばればいい
結果など二の次
なくても別にいい
残るのは見えない頑張り
僕だけが知る努力
陰さえ残らない
されど特別なもの
僕だけが見える心の中の小さな誇り
誇れる記憶
いつか埃にまみれても僕も埃にまみれてくたばろう
その記憶を抱いて
千の夜 一億の星 分身したみたいにすべて同じ顔をしたクローン
そんなの問題じゃない
僕はこの世でたったひとり
失敗する僕も僕の涙も僕しか持てぬもの
素晴らしいよ

だから 奏でよう
努力をひとふり
人生にも塩を足さないと味気ない
痛みもまた珍味と思えば少しは安らぐ

だから 謳おう
努力でひとがんばり
時には自分の背中を押してみよう
そのまま粉々に砕け散ったっていいんだ
ただ努力した汗と実感がもてればいい

誰も信じてくれなくても周りなどかぼちゃと思え
雑音は耳をふさげ
最悪、物陰に隠れてもいい

それは 僕の人生だ
僕の演奏だ
人生という演奏を演奏しきるまで
最後のタクトひと振りまで余韻が消えるまでため息も吸い込まれたような静寂の闇が僕をのみこむまで僕よガンバ!

クラシックスならぬ暮らしックスを僕自身に聴かせよう
それこそが最大にして最高の僕と暮らしのアンサンブル!

2009/04/02 (Thu)

[3858] 恋の窓辺
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


心の中にある恋の窓から想い焦がれるあの人を見ていた
遠くから眺めるだけでもすごく美しいのに近くから見たらどんなに美しいのだろう
彼女のこと思いすぎてベッドに入っても彼女の顔が浮かんで夢にかえしてくれない
夜も寝かさない罪な人よ
桜が散るまえにどうか伝えたい
胸をたたくこの恋の痛みを明かしたい

ただ見てるだけじゃ
悲しすぎて
制服を着てる意味もなくなりそう
恋をしなくちゃ青春はつぎのページには進まないから

今 風に吹かれて ひとりきりときめいて
黄昏 柔らかな夕暮れのあたたかい光に照らされて
帰りがけ 坂道
君を思うと空には二羽のカラス つがいで仲良く空をお散歩
いいな カラスのくせに 皮肉る僕は
いつか君とあんなふうに…
イメージするんだ
少しでも明るい未来を描こうと悲しいイメージを心の中で

恋の窓 開け放したまま 今も君がのぞいてくれるのを待っている 君がその気ならお入んなさい マイハウス
駆け出す勇気があればいいのに
ため息がせつなく涙腺をくすぐる

なんで恋ってこんなに切ないんだろ
そのくせ嫌いになれないのかな
不思議だな 不思議だな
恋をしたことうらめないなんて何も言えやしない

恋の窓辺 窓枠にもたれて空に浮かんだたくさんの雲の中ひときわ美しい君をさがす
僕は今 君に恋してます
気づいてくれるかな
気づいてるのかなあ

こたえは闇の中
未来は見えないから踏み出すことさえこわい 前に踏み出した瞬間そのまま足を滑らせ落ちてしまいそうで

目の前の明日にさえおそれをなしてる
息なりの強敵(こい)に刃を持つ手がふるえてる

今 こんな気持ちです
君よ

恋の窓辺からお送りしております
君よ

桜よ散るな 照る照る坊主つるしたから雨よやめ

そう願えば願うほど
心が熱くなる。

2009/04/03 (Fri)

[3859] 小さな国の小さな争い
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


恋の喜び 恋の悲しみ 相反するもの
恋には喜びの数だけ悲しみがある
喜びで半分は満ち残り半分は悲しみで満たされている
悲しみと喜びは別物だから恋の中では融合せず別々に分かれて存在する
その悲しみに涙し
その喜びに笑う
今日もどこかで人は恋の喜びに笑い悲しみに涙している
それはしつこくつきまとうもの
離れられない
恋人と同じです

愛すれば愛しただけたがいの汚点も見えてしまう
遠慮がなくなることもある だからだんだん綺麗さが汚れていく
使いまわした服のように何度も洗ううちに汚れていく
仕方ないけれど
洗うことを欠かさず喧嘩して心がすれ違っても洗いつづけられればきっと理想だね 長いつきあいなら相手に完璧さを求めたらだめだし多少のことなら笑って許しあえる気持ちがなければだめだよね
この世に他人と他人が完全にあう心のパズルのピースなんてない
だから喧嘩もするし行き違う
それは絶対的な宿命です
だからこそ互いを理解し譲り合いいつでも腰を相手より低くする 本当に愛し合えるふたりならたやすいはず
やさしすぎるくらい
それでいい
人間なんてもともと自分よがりだから
すぎるくらいがちょうどいい
喧嘩するなら仲良すぎるくらいがいい

そんなことを思う

どっかの国で繰り広げられている愚かな争いを愚かだと思うならまず自分たちの小さな喧嘩を愚かだと思え

そんな気持ちがあれば未来は明るいね
きっと きっとね

だからやめましょう
ばからしい
キスが欲しいなら
ふたりで眠りたいなら
守ろう かばおう 譲ってやるよ
そんな頼りにして的な気持ちが争いをなくすから
どうかそうしよう
道は長いから
笑いまくるんだ

そんな気持ちをもてたなら真の平和も近い
だからねたかが小さな喧嘩 そう言うなら笑ってすまそうぜ たかが小さな国の小さな争いだろ。

2009/04/03 (Fri)

[3860] 振り返れば夢の如し
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


心からはみ出した悲しみがほらこんなにせつない
思い返してみれば今まで思い出を見返していないんだ
今は目先の日々が精いっぱいで過去を思い出し耽る余裕などないから
僕にはどうにもできないのに時間にだけは忠実な日々気泡のようにかんたんに消えてく
でも確かにそこで僕はなんやかんややって生きていた
今してるような繰り返しと同じ繰り返しをずっと繰り返してきて今でも変わらず繰り返してる
失敗も涙もすべては僕が歩んだ足跡さ
そんなものが僕のいたあかしという影
もう確かめることさえ難しいけどほらこの景色に思い出重ねれば忙しい中でもきっとあのころのメロディ聞こえてくる

ずっと先のほう遠く揺れてる 昨日たち
そこにいた僕 笑ってた僕が嘘のようでも今の笑顔と何ひとつ変わらない笑顔だよね
今はもうこんなに遠い
それでも素晴らしい時の流れにおしえてもらうことは数多い
手をぎゅっと伸ばしても空を切るだけの手がつかんだものは大人への免許証
幼さは不要なのか
やさしさがその中に詰まっていても

僕は思い出忘れないから 思い出もちゃんと僕についてきて途中でいなくならないで
時間を連れていけないなら思い出だけでもせめてもっていくよ
この傷だらけの小さな両手で

あのころから比べればだいぶいろいろ変わったよ
見てきた景色 知らないあいだに悲しいほどコンクリートに埋め尽くされた街
このまま思い出もコンクリートになってしまいそうでこわいから捨てられない
捨てたくない

ほら振り返れば夕陽が僕を照らす
あの日何回くしゃみしたかなとか そんなくだらない思い出さえ大切で振り返れば夢の如し

せつなさは同じ
されど喜びも同じ
変わったものばかり考えたり見ないでいつまでも変わらないもの見ていこうよ
涙に暮れる日も笑顔咲く日もあいかわらず生きていこう

それだけでいいから。

2009/04/03 (Fri)

[3861] 雨降りDAYS
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


雨降り ずっと 昔から心をぬらすこの雨
僕 みんな 悲しい
雨降り 明日も変わらない心の天気模様
君もまた 悲しい

受け流す傘もないままによどみなく進む日々がまた僕を睨む

旅はまだ終わらない
涙もきっとまだ流しきってない

蓄積された不安と悲しい記憶が行く手をジャマする

こんなんじゃ変わらず雨降り

雨が降るのも仕方ない話だよね
こんな感じだもの
雨のはずさ
明日も
そんな中でたまに浮かべる笑顔はひどく滑稽に見える

脆弱な日々。

2009/04/03 (Fri)

[3862] とわのこいびと
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


君が好きだよ
ずっと永遠に好きだよ
そんな言葉を恥ずかしがらずに言えるまで僕は君の完全な恋人になれない
だからずっと言い続けたい 死ぬまで

そんなあたりまえなことをわざわざ言いたくなるのは
本当に君のことが心から好きだから
なにかと面倒くさがり屋の僕でも君のことだけは本気で愛すのだからふしぎだね
でもかんたんなこたえだよ
それは君が好きだから
言いたいよ
明日も明後日もし明後日も

本当は好きって言葉にすらできない日がいつかくるのは悲しいけど
ふたりが出逢ったこの奇跡は死ぬまでは僕らのそばにある
死んだあとはなにもわからない
悲しみさえ…
それでも手をつなぎ最後まで恋人でいようね
それが恋人ってものさ

百年どころか千年どころか永遠につづく恋をしよう
もうふたりはひとりに戻れない
だってもうふたりはふたりなんだから

ねえ 目をとじて
今 君のくちびるをうばうから

何度も 何回でも言うよ 言わせてよ 言ってくれよ 言い合おう
限りが僕らの命をむかえにくるまで
それまではまだまだ時間があるから
そうさ 今は流れにまかせて大切なこと忘れないように見つめあいながらたがいの瞳の中に愛を見つけよう 星をさがそうね

永久の恋人よ
永久にさめない夢の世界で愛し合おう
永久の恋人よ
目覚めてもさめない恋の熱 心の火照りを感じ合おう

もう君以外の誰ともつきあわない
君だけが僕の女の子
僕も君だけの男の子
そんなふうに明日もまた生きれたらいいね
幸せが降り注ぐ世界
悲しみなんか小さく見える
君さえいれば
痛くもかゆくもない
ぜんぜんへっちゃらさ
すべてがあざやかに輝き
すべてをあざやかに見せる
それに魅せられる
君を囲む景色など背景にしか過ぎないから 過ぎないからもっと自信をもってください。

2009/04/03 (Fri)

[3863] 初恋物語
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


なんなんだろう この気持ち ずっと僕を苦しめる 恋の痛み
この気持ちが恋だとわかってるけれど恋の意味やあり方はまだ知らないから
君が好きって単純なこたえすらあのときの僕のあたまにはなかったよ

制服の第一ボタンがはずれて地面に転がり落ちた 追いかけて 拾おうとしたら君が拾って渡してくれた
ちょっとだけ指がふれた
それだけで

胸が苦しい 君を見れば見るほどにあたまの中に君がうかぶ
夜空にうかんだ月のように あざやかに
涙がでるほど綺麗なのにその気持ちは声にならないせつなさをはらんでる

夢の中 羊にすら同情されて渋るしかない僕

君が好きだよ そう言えたなら 明日から僕らお弁当一緒に食べるのかな
そんな気持ちも消えてしまいそうなのはきっと僕と君のあいだには話すきっかけもなにもなく ましてやことわられる可能性すらあるから
なにもかもおそれずに言えたら なんて無理だし

関係ない人たちには本当に関係ないしばからしいし大げさな気持ちだ
でも僕にとっちゃちっともそんなんじゃないのさ

こんな年頃にぶつかれば誰も僕と同じような経験抱く
通過した人やこれからの人には関係ないよ
ただ見て笑えばいいだろ
これは映画でもお芝居でもない
正真正銘の現実
おふざけなどいらない
だからこそまじめにならなくちゃ

初恋物語は確かにあの日 はじまった
ついに完結まで読まず 投げ出したけど
それが現実なのかもしれない

もし言っていたら叶った恋とも限らないし
そのため負っていたやもしれない傷跡も見あたらないし
よかったのかな
悪かったのかな
今はただそんな真っ白な気持ちでいっぱいです

ふと思う
大人になってとぼとぼ歩く旅路の途中
あの子は元気かなって
なんて言いながら
ため息ひとつ
空を見上げ誰にもばれないように雨に涙を紛らせた。

2009/04/03 (Fri)

[3864] 未完の途中
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


正解はない
間違いはない
限界もない
行き止まりも
ゴールもない
スタートすらない
生まれたことは
スタートにもあらず
ゴールにもあらず
死んでも終わらない
いつまでも続いてく
生誕が始まりだったなら死んだら終わりなのか
ならばスタートの銃声がなってゴールテープを切るまでなにが正解でなにが間違いなのかを僕は僕が決める
僕の正解はきっと用意なんてされてないしマニュアルなんてないから
決まりなんか決まりなんかほんのベースさ

だからこれから生きる道の歩き方は僕が決める
風当たりを気にしては進めない 遠慮もし過ぎてはいられない
そのために負う傷もすべて僕は背負うよ
なにかと融通の利かないむずかしい世の中だけどルールはなくなりゃしない

なら誰も傷つかず泣かずにすむ僕なりのルールでこの道を制覇する

今 選手宣誓

この世に生まれる権利授かった名誉ある人間のひとりとして誓うよ

だから
なだらかに道よ続け
雨よもう少しできるなら柔らかくあれ
泣き叫んでも曲げられない運命を背負った僕のせめてもの願いを聞け聞け聞け

今、空に叫びをあげる。

2009/04/03 (Fri)
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