ホーム > 詩人の部屋 > 甘味亭 真朱麻呂の部屋 > 投稿順表示

甘味亭 真朱麻呂の部屋  〜 投稿順表示 〜


[3895] フォミーよりフォユー
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


愛に僕は救われて
愛が僕を傷つけて

されど恋しい愛はいつまでも僕を離さない

愛を僕は抱きしめて
愛が僕も抱きしめて

日々はどこまでも僕を悩まし迷わせる

階段の一段一段をのぼるように日々はゆらりと続いてゆく

すれ違い また出会う
その繰り返しがやがて大きな愛に変わってくんだね

だから喧嘩もするし行き違う
そのたび何かを知る
美しい愛を知る

傷ついたその傷はいつか優しさに変わる
深い優しさに

そして今日もまた懲りず喧嘩をして離れてはまた抱きしめあって僕らは少しずつ上出来になる

すてきな不器用さをのこして僕らは万全の準備もなく喧嘩おそれず愛し合える

そこんところがミソなのね 強みなのだ

愛の I NO 愛の I NO
すてきな すてきなものなのさ

一回こっきりのすばらしい出逢いはまさしく奇跡

大切に お大事に していきたいものだ

ラブなのはフォミーよりフォユーさ。

2009/04/10 (Fri)

[3896] 桜の記憶
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


散りゆく桜はまるで別れてく僕たちのようにただ静かにはかないまでの命
未来に咲かすは涙の記憶

古びた校舎の窓から校庭でふたりで芝生に座って弁当食べる 僕たちを見ていた
あの頃の思い出は夢の中 ひらひらり花びらが笑顔をさらう
夕暮れに影がふたつ寄り添って 過去をのぞけば見えるのに今はひとつだけ うつむく僕の影
つなぎあう手の温もりもなく今は 今はその記憶を思い出すのもこわいんだ

桜よ 散りゆく 命のままに思いをつぼみな閉じこめる
ふくらんだそのつぼみの中の思いはずっと咲かないつぼみ
君には届けられない 君はもうこの世界のどこにもいない

夜空の星を探せば君がいるような気がしてでもいるはずもなくてキラリ涙が落ちる
それはまるで流れ星のように光り輝いていた

すばらしい記憶さ。

2009/04/11 (Sat)

[3897] 恋人
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


僕の何百回もの愛してるが君の心に届くように毎日それなりには努力をしているつもりさ
君が笑えばすべての悲しい出来事も忘れられるから
もっと笑ってね
ずっと笑ってて

こんなに大好きで世界一愛しい人はたぶんもうこの先僕にはあらわれないから
僕のこの愛のすべてを君にあげよう
時々は喧嘩もして涙流す日もあると思うけどそれでもふたりはふたりのまま愛し合ってゆける

確信なんてないやい
それでもない方がいいんだと笑う僕と君ならいつまでもいつまでも恋人!

2009/04/11 (Sat)

[3898] ヤバい!
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


音もなくただ静かに明けていく空が僕の目を覚ましたら
熱々のコーヒー 少しずつすするよ
今日はとても忙しいから 朝くらいはゆっくり過ごすのさ
いつもこんな感じで僕 幸せ

とてつもなく長い夜がいつの間にか更けていた 時計を見ればもうこんな時間

鶏の鳴き声を夢の中で聞いたからもう遅刻間近かな

ヤバい!
早く出かけなくちゃ!
ヤバい!

2009/04/11 (Sat)

[3899] 
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


君とさよならする事さえ君と今まで愛し合ってきた証さ
そしたらとても悲しい証ではあるけれど証には変わりない

君とよく通いつめた商店街のあの喫茶店
だめな僕はめんどくさがって免許も取らずに君とひたすら歩いてた 不器用に肩を並べて

それでも君はいいよと僕の頼りない背中に寄り添って笑って言ってくれた…そうだあの日も

すべてをゆるしあってきた
すべてを分かちあってきた
でも、僕らはあまりにすべてをゆるしすぎて分かちあいすぎた
知らない間にその繰り返しがふたりの心にみぞを生んでしまったんだね
なんの防御もない無防備な優しさがいつの間にか目を離したスキに冷たい風になってしまったんだよ
僕らの心にふゅるり吹いていっただろ

いつか本に挟んで押し花にしたしわしわの桜の花びらが僕たちの流す涙で青く染まった
今は見る景色 すべてがまるで色彩を欠いたつまらないプラモデル
目がおかしくなったのかな…
それともなんだか変な世界に迷い込んだ夢をみてるのかな…

なんて

これは夢じゃない
夢であるはずもない
あなたに言ったさよならは今も確かに胸の中をのぞけばしわくちゃになった桜の花びらがあるよ
この花びらは君とのたったひとつの愛の証
深い悲しみをつれてくるさよならの言葉さえそれだけはむしばめない

大切な大切な思い出
そのぶん切ない記憶

きっと運命の赤い糸で結ばれていた僕らはなんらかの手違いに転んだだけ
今は 今は 今は 検討を練ってるだけ
離れて おたがい

なんで泣いてたんだろう
窓からのぞく景色の中に立派な桜の木と消えない君のあの笑顔 あの涙
春の始まりだというのに僕だけまだふるえてる
さよならひとつで

今だから言う
君は僕のすべてだったと
悲しいくらい満開の桜がどこかに憎いな。

2009/04/11 (Sat)

[3900] どうして恋をするんだろう
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


悲しいのはわかってるはずなのに
かといって頭が悪いわけじゃないのに
そこには細かな計算は行き届かない
恋をするから恋しちゃうんだね みんな
それは一瞬 目印もなにもないのにね
心がその人だけに反応しちゃうんだ

今更、説明する必要なんかないけれど
大事な経験さ

若い僕は あなたにはじめて抱く恋心に戸惑いを隠せずにあたふたしてるけど
ちょうど桜も見頃だしなんかわからないけど君を誘っちゃおうかな
それが恋というものさ
見返りは君ですばらしい

どうして恋をするんだろう?

そんなの聞かなくても答えは心の中に
或いは目の前にあるぜ

ほらまたしても時を奪われた 意識さえ盗まれる 君は本当に罪なお人だね
感心するさ

そんな君に出会えてよかったな
その喜びあらわせる言葉さえ持ち合わせないけど
笑うんだ
偶然か必然かはたまた奇跡か運命か
わからないものにすがりながらでもいいと笑うんだ

だから僕はその笑顔ひとつのために恋をする 君にすべてささげる
地軸をひっくり返すほどの気持ちで声にならない思いで世界でひとりのあなたを

愛されたい!
愛したい!
そんなキリない日々がこの先も続くように祈り 自身もがんばるよ

どうしてもなにも恋したいから恋をすんだ それも君だけに

そんな質なのかもね
でも不思議といえば不思議
いまだわからない事も多々あるがそんな難しい事は置いといてまずは君ととりあえず自転車であたたかい場所へ行きたい

シャララララ…
今年最高の春を探しに

恋はそこにある
ここでしか輝かない
そんな気持ちが偶然をいつの間にか必然にしてやがて運命へと転じさせる

そんなすばらしい成長日記
少しずつ君と分厚くしていくのだ
思い出という名を付けて!

2009/04/11 (Sat)

[3901] じぇんとるうーまん
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


出逢ったころよりずっと綺麗になってゆく君
僕はほくそ笑む
心にそそり立った抱いていた予想の壁を君は壊してその奥まで入り込んで
綺麗になり続ける
僕の前で

時が人を変えるなら
みにくくするだゃじゃなくて
その人の中に眠る若さの代わりにその歳に見合った魅力を与えるのが時の役目
だからきっと君が綺麗とは言えなくなるような歳になってもそのころは僕も同じだから君を綺麗と言えるんだよ
自分をみにくいと思うならいっそ化け物同士愛しあおう
そんな気持ちの転換も大事なエネルギーさ

だから僕は
だからだね
君よ 聞いてね

僕は愛してるなんかはもう言わないよ
いつか年とったそのころは愛してるなんかは君は聞きあきただろうし僕は言い飽きただろうから
僕はちょっと笑いながらふざけ半分マジメ半分でつぶやく 「まあ綺麗」ってね

残り少ない命には笑いが必要
ボケた頭に活力を与えよう

できたら君も
「まあダンディー」
そう返してくれたらそれだけで僕は泣いてしまうな

愛した意味はそれだけで満たされる
君の言葉は魔法だから
僕は歳をとり死んでゆく悲しみにも笑えるから

君は僕に寄り添う あのころとは違う幸せな笑顔浮かべ
ふたりはおそろいの白髪頭で同じ空の下
あのころとは負けない元気な笑顔浮かべて
あちこちガタがきてバラバラになりそうなからだを必死に支え若いころより分かち合って助け合って愛の本筋を知る
今ごろ

僕は洒落た帽子にくるっとしたお髭を生やし すてきな杖をついたダンディーなおじさまで
紫の婦人スカートを着た君に今度は釘付け
おかしいかい?
おかしくないよ
これがこの歳にふさわしい愛の形
あのころは僕らだって若かったんだから

そんな遠い未来を君と見てる
想像してる 何十年後を
きっと予想より綺麗な君に出逢える。

2009/04/11 (Sat)

[3902] ハレボレー
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


人生は悲しい
それはいつか死ぬから?
人生はうれしい
こうして笑えるから?
いったいどっち?

決まらないな
決めたくないな
このまま いつまでもおもちゃコーナーの中でだだをこねてる子供みたいにうだうだしていたーい

悲しい日もあれば
うれしい日もある
こんな繰り返しが
僕は好きなんだよ
なんだかんだ言うけど
それもゆるしてね
本当は気が狂うくらいなんだ
今だってずいぶん我慢しているよ
これでもだ、だ!

だから悲しいときには大いに泣かせて
人目気にせず
世間無視して

そしてうれしいときには大いに笑わせて
街中に響くくらい
みんなで笑おう

そんな素直な気持ちがあれば明日も晴れ晴れ そんな僕に惚れ惚れ
多かれ少なかれ曇ることはない
天気予報に傘マークが出ることはないさ
きっと

一日は雨のち晴れで明日も同じです
悲しみだけじゃない
喜びだけじゃない
だから狂う手前で正常に戻れる
それが悲しいのかうれしいのかはわからないけど言いたくもない

とりあえず
笑いたきゃ笑い
泣きたきゃ泣くだけ
そんなふうに生きるだけ

あしなみも軽やかにおぼえたてのステップ踏んで君と舞踏会へ行く

もう決めたんだ!

2009/04/11 (Sat)

[3903] 涙のきおく
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


思い出に背中押されて今をうまく生きれないよ
だれに聞いてみてもこたえはいつも同じでだれが見ても僕はあまりに不器用な人 まるまった背中をさらにまるめながらなんとなくで今日も日が暮れてく
沈んでく夕陽
降りる夕闇
灯りがともる街 帰る人の影

早く土日はこないかな
そんな思いにばかりかられて
今日がやっと終わってもホッとする暇などなくてさ
変わらない日常が僕をここに縛るだけ
ため息まじりのあくびをもらして家路を急ぐ

さよなら 夕陽よ 今日の日よわけもなくにじんでゆく景色はもう二度とは戻らない思い出の中へと消える永遠の時間

落ちた涙拭いもせず歩き出すその足どりは鉛のように重くて
転んだりつまずくたび自分の不器用さに薄ら笑い浮かべても悲しくなるだけ

涙が僕を悲しみで満たしていく
そんな記憶さえ明日にはどうでもよくなるのかな
だとしたら僕はとても都合いい奴だ
いつかここにいた人を忘れてしまうように

涙はいったいどこへ流れてく?
あの人の笑顔が僕の胸の中で熱く思い出されて
大切な事は最後まで思い出せなくてそれがときに良かったり悪かったりして

僕は今も涙を流す
大人になったからって涙とは決別できない 悲しい出来事があるところ涙はあり続けるから
涙の記憶も僕といっしょにどこまでも死ぬまで思い出に消えないシミのようについているよ

帰る場所を僕も探したい この街にあるならどうかおしえてよ

口笛 吹きながら悲しい雰囲気をかもし出す空の色
焦げたトーストのように空は真っ黒け

悲観的なわけじゃないのさ
悲しみに暮れていたくもない
ただそうさせる何かが消えないから

言い訳だろうか…?

ただ時間はそんな事言ってる間も容赦なく流れてく 流れてく

思い出から今に戻る帰り道
長い坂の途中
息をあげ 頂上に向かって夢から覚める。

2009/04/11 (Sat)

[3904] 無題
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


君だけは僕のこと隅から隅までわかってくれる 不器用なところさえ笑ってそんなもんかと抱きしめてくれる

昔から人混みが嫌いな僕のこともわかってくれる
決まっていつもデートは家の中
いちゃついてた

そんな僕らのことを気持ち悪いとか思う奴もいるだろうけど僕らには関係ないから愛し合い続ける

もらった愛の数だけ感謝の気持ちが胸いっぱいに泉のごとくあふれてる
この胸にあふれてる。

2009/04/11 (Sat)
4221件中 (3701-3710) [ << 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 >> ... 423
- 詩人の部屋 -