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甘味亭 真朱麻呂の部屋  〜 投稿順表示 〜


[3945] 解答オールマイティー
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


「ベストオブアンサー」
一番いいこたえは誰が言う意見だろう
正解なんてない正しいこたえなど用意されてない
みんなの意見は外れでそして正解でもある
だから正しいこたえととるのも自由それを間違えだと言うのも自由
自由の国
ラスベガスより自由

解答はオールマイティー 傷つくことをおそれない勇気あるあなたに敬意をひょうし乾杯の音頭をおひとりでお楽しみください

さあ あなたの解答はイエスかノーかノーコメントで逃げ通すか? お答えを…

自分の意見をもつ人の少ない世の中
そうしたのは自分の意見を通させまいとする誰かが決めたゆがんだ正義か

いつの間にか正義は固執し出来上がったかのように僕らの前にそびえ立つ
僕らは長い年月でその正義のゆがみを見た
歪みや亀裂は致し方ない
長い年月かけてきたんだもの
当たり前さ

そんな正義にもの申す

自由なはずの意見にいちゃもんをつけるのはいかがでしょう?

親も先生も先輩も上司も正しさの概念をもう一度考えてみては?

そういう僕の正義も実はゆがんでたりして

だからつよくは言えないのさ
だから僕は僕の信じる正義を歌うだけ
それでどう世の中が受けようがしったことはない

解答はいつでもオールマイティー

おそれをしらない僕にはベストマッチな生き方さ

選択は慎重に
でも選択は自由
だから僕は自由なるまま正義を掲げる

みな 同じ考えの哺乳類

獣道からは離れられないのです

そこに問いかけとこたえの追求がある限り
永久に延々と問いかけにこたえ続ける

天からの声に

いわば人間は誰しも解答者
問題は五万とある
姿なき神は無限の問いかけを投げてくる凄腕名司会
脂ぎったあの顔がゆがむ様をとくとごらんあれ

さあ 始まり始まり

クイズ 人生問題!

2009/04/18 (Sat)

[3946] 其れでも基盤は完璧で
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


正義はここにあらず
答は世に在らず
真の正義は存在せず
答も世に在らず

私らはそれをあらわす言葉も下手くそ
頭はニワトリ 二、三歩歩けばすぐに忘れる馬鹿な人間

ICチップは旧型のチップ
猫型ロボットより性能は悪い
不備だらけの欠陥アンドロイド
ヒューマニズムよりエロリズム

其れでも基盤は完璧で
これでも土台は保証付き

大工の親方も
電子工学の博士も
たまげてひっくり返るほどの精密すぎる身体はニワトリの頭じゃ解けない
精巧すぎるゆえ不備もある
そこが人間の才能

神はとんでもないものを生み出した
偶然はおそろしい
この思考意識はすべてを凌駕する
微妙で繊細でとても絶妙でかつ完璧な生き物

それが我ら人間である。

2009/04/18 (Sat)

[3947] 命影〜めいえい
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


誰かがそこにいる
確かに私にも見える
幽霊じゃない 足はあるから
確証はないけど私が見るからにきっと人間である確率は限りなく100パーセントに近い99パーセント
跳ね上がるその微妙な確率であなたはそこに存在して私もここにいる
現に 現に 現に

命ひとつ 不思議なものさ

この世界に影を落とすだけで僕は形を保てる
まだ生存者
生き残り
もしや死に損ない?
いやな言い方はよしてくれ

とりあえず
幸せだ
それで良いじゃんか

命影たしかめて
今日も生きてる事
確かめられたら笑ってやるよ
私を作った神様
私は私を信じるから
あなたも私を信じて
だから私はあなたに願いをかける
見えなかろうとあなたはいる どこかで私らを見守ってる

そう思うから

今日も私らに生きるチャンスと時間をくれ、な?

あなたはうなずきもせず今日も私らを生かす
たまに裏切る

そんなあなたにありがとう
なんて優しいのだろう
やっぱり神様は出来が違うね

命をありがとう
あなたがくれたなら恩にきります
親と並ぶくらい私はあなたを愛してる。

2009/04/18 (Sat)

[3948] いつか幻に
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


あれからいくつ歳をとって
あれからいくつ年を重ねて
ここまで来たけど
僕は何が変わったのか
あれから何を学んだというのかな

この旅の中で同じ高さを屋根から屋根へと飛び移りながら暮らしてきたけど

あれから僕はどれだけ理想の僕に近づけたんだろう
今 目覚めた 朝
新しい地図を広げて
うまくいかなかった日々をそこに垣間見る

はじまりとおわりをあきるほど繰り返してあれから今までを僕はイメージする
そんなことの繰り返しで日々は過ぎる

さり気なく淡々と気づけばこんなところにまで来てしまったよ
来てしまったよ

今もまだ旅の途中
その中で出逢ったおしゃべりな 九官鳥が少し目障りだけど
愛してる 愛してる
今もいつも

そしてそんな感じでいつか幻になるまでストーリーは続いてゆくのさ

夜明けに朝をさがして今日も地面を蹴りあげ飛び立つワンデイ

いつか幻になる物語のある朝に今日も目覚める まだ街は眠りの中 スリーピングタウン

ボロロンとギターを爪弾けばやがて僕にも第二の眠気がやってくる

くだらないくらい
馬鹿らしいくらい
単調な日々
特別な事などない
不思議な事などない
順調な日々

繰り返してゆく日常
淀みなく、日常
明日もいつか幻になるため
わかっていても笑う泣くのオンパレード
サーカスは続く 続く

何歳になっても
いくら時が過ぎても
季節越えても
そこにはいつもの僕がいるだけだ

予想しなくてもわかる わかる。

2009/04/19 (Sun)

[3949] ナイフで夜空に三日月を
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


ナイフで夜空に切れ込みをいれたみたいな三日月が僕を照らしてる

其れは其れは代わり映えのないいつもの夜
いつもの静かな夜

いい詩はまた思いつかない
だから光が見えるまで
何度でもここに記す。

2009/04/19 (Sun)

[3950] 一秒のキミへ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


今日も辛いことも多々あったけど
とりあえずはこうして生きていられるから
ボクは幸せだよ 涙がでちゃうくらいに
うまい言葉なんて要らないや それよりボクの中にいる内なるボクともっと話をしよう

お休み ただそれだけで夜は不思議なくらいに終わるんだ
そんな些細な時間さえ僕には宝物
数秒のあいだに僕は生まれ変わる
目を閉じて 目を開けたら次の瞬間にはもう朝でビクつくほど信じられないほどひどい寝癖のボクがそこにいる ぼやけた頭をかきむしりながら

夜明けはもうそこまで近づいてる
キミには見えるかな

悲しみも喜びも今はひとつに混ざり合いどちらも同じ愛で受け入れられるようになったんだよ
大人のあかしはボクには手に入れられなかったけど
それでももっと大切なものボクは手に入れた
あの夜明けのようにボクにもいつか昇るかな
目も疑ってしまうほどの光を…

一秒ごとにキミは新しいキミになる
明日にたどり着く頃にはたくさんの一秒ごとの変化によってキミはもっともっと美しくなるはずだ
ボクが認めたキミだから

一秒のキミへ 今
伝えたいことがあるよ
ボクはほかの男より断然生活力も経済力もないけどキミを誰よりも愛してるって事だけは誰にも負けないつもりだから
ほかの欠点 キミが見て見ぬふりしてくれるなら一緒になろう

ラララ…

ジョーダンっぽく聞こえるならそれはキミの みんなの思い過ごしさ

ボクはいつまでもキミのことなら本気だよ

だから 一緒になろう
ああいやとはいやとは言わせない。

2009/04/19 (Sun)

[3951] 今を生きる全ての人へ
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どんな今を生きててもその人にしか咲かせられない花がある
その人しかもってない種がある
その人にしか叶えられない夢も叶えることもゆるされない夢がある
その人にしかたどり着けない場所がある

それが未来だ

今を生きる全ての人へ
ボクは歌いかけよう
今 生きるボクもまた
ボクもその中の一人

抜け駆けは出来ないのです

今 同じ 夜明けが同じ瞳に映る
キミにもわかるはず
ほら 綺麗だろう?

みんなあの景色を手に入れたくて今はまだ咲かない花を見返りもなく頑張ってるんだ

だからぜひ キミも…
そうだ ボクも

がんばらなくちゃならないんだよ。

2009/04/19 (Sun)

[3952] 愛はつづく
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誰にでも言える事だとしても
当たり前でありふれてる言葉でも
それは大切な事だ
それは素敵な言葉だ
だからボクはキミに言うんだよ
何度も何度もその言葉を言うのはありふれてるからこそすぐに当たり前だとうぬぼれる自分を諭すため
戒める心

今 ボクはキミに言うよ
そのためならどんな時間も割いてかまわない
ボクはキミのため
そしてボクのため
その言葉にすべてをつめこんで魂から言うよ
小さくもなく大きくもなくちょっと離れていても聞こえるようなちょうどいい声の高さでうたうようにキミに届けたい

「愛してるよ」
ユーフォーエバーラブ
タイミングなんて無視して図々しく愛を届けるよ
「大好きだよ」
そう誓った瞬間からボクらの物語は永遠になった
ユーフォーエバーラブ
いつまでもいつまでもどこまでも続くはずだ

ボクらがこの愛に泳ぎ疲れない限り続いてゆく

きっと続いてゆく
ボクらなら続いてゆく
続けてゆける

よって 愛は次週へつづく
死んでもつづく

そんな不器用なうたをキミに今 プレゼントするよ…

2009/04/19 (Sun)

[3953] 夏の幻
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ボクのよく知る青春はきっと夏の中にあるよ
あの懐かしい蝉時雨の彼方にあるのさ
今も耳をすませばほらどこからか聞こえてくるだろう

長い田舎道をキミと二人自転車転がして帰る夕暮れにそっと渡したラブレター
遠い日の幻

キミを今でも愛してるよ
夏は過ぎてもまた巡りくるから
夏はボクをいつも懐かしい気持ちにするから空に花火があがればキミのこと呼んでしまうよ
そんなボクはキミのいた夏にまだ心を奪われたまま 今もいるのさ
遠い日の幻
夏の幻

遠ざかる蝉の鳴き声
薄れてく意識
窓から吹き込む風
カラカラ回る扇風機
ボクの夏はもう終わります
キミを忘れられぬままでずっと忘れられぬままで

夏はボクに幻を魅せる
とても綺麗な。

2009/04/19 (Sun)

[3954] 
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


ボクは魚 魚 魚
世の中にくいものにされる魚 魚 魚

明日の昼にはまたボクは夕飯に並ぶ
魚 魚 魚
悲しい魚 魚 魚

魚だよ。

2009/04/19 (Sun)
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