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甘味亭 真朱麻呂の部屋  〜 投稿順表示 〜


[3955] なみだのゆくえ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


涙を流すのはきっと本当の優しさを知るために流すんだよ
本当の悲しみを知る人は本当の痛みも知る人だから人にも優しくできるんだ

この涙は今は冷たいけれど
少しずつあたたかくなるんだ キミを愛せるようにやけどしないくらい適度な温度に変わるよ

涙はどこへ流れていくのかな
涙を流せば大半のことは許されてた時代はもう過ぎたんだ
過ちは邪魔くさい責任をともなう
ボクはもう大人なんだ
でも忘れてない
あの涙 あの夜の事
無意味じゃない誰にも馬鹿には出来ない
あの涙は あの涙だけは

笑顔よりも親密な仲をもつボクと涙
いつからか閉じ込めた感情とともに消えた涙 今はどこにいますか?お元気でしょうか

涙は死ぬまで一緒だと言ってくれた
悲しみは尽きないから
死ぬまで寄り添うよと真面目な顔で言ってくれた

だから もうたずねない
涙の行方
消えた涙の行方

悲しみが降れば

幸せじゃないか
それなのに恋しい涙
喜びにさえあらわれやしない。

2009/04/19 (Sun)

[3956] 
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


いつからかボクはこの場所にわけもわからず生まれて人間として咲いている
つじつまも合わない理屈にへそを曲げた事を叱られて

自由気ままに生きれないなら幸せになんか咲けなくてもいい

幸せはもう探さないから
幸せもボクを探させないで
ボクはこのまま変わり者でいいから

たとえば歌にあるように百人の友達をもってる人がいるとしても
その人が本当に幸せかどうか知る人は少ないはずだろう
本当に心を通わせられる友達などきっといないから
きれいごとで自分はいつもルールを守れるいい子だってもてはやされても

正しさを受け入れてうまく暮らせる人より
正しさを受け入れられずにわけのわからない人生に涙を流すばかりの危うい生活を続ける人のほうが素晴らしい
きれいな花だと思いたい
そんなあなたに僕は惚れたんだ

たとえばきれいに見られなくてもそれは誰かの見方さ
僕の生き方を誰かが馬鹿にしてもそれはちっとも不思議じゃないんだけれど僕は僕自身を愛すことやめないから

いつの間にかここにいることがただ苦にしか感じれなくなっても明日から目をそらせない
そう その先に光がある気がするから

誰かとうまくやっていくより自分とうまくやることのほうが大切さ
他人なんかよりずっとずっとずっと自分と付き合う時間が多いはずだから
たとえ孤独でも僕はわかる
僕はここに咲いてる 一生懸命に

そう思える場所こそが
そう思える気持ちこそが
花なんだ

楽なように見えるかい?
これが結構 大変なんだ
生きるってだけで負荷がかかる

それでも咲き続けてゆくと思うのは自分に課した約束だから何があろうと生きるって事だけはやめません
誰に嫌われても
どんな今日にのまれても
どんな切なさに焦がれても
僕をここに咲かせられるのは僕しかいないから
花は明日も咲いている。

2009/04/19 (Sun)

[3957] 存在が風に消えても
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


生きる理由がわからなくても
わからないまま死んでも
ただ僕はここにいた
そんな血ににじんだ事実が時間の流れにかき消されても
誰も同じ運命だから仕方ないよね

でも ねえ
存在が風に消えても
残るもの ひとつだけある
それは ねえ
生きていたという見えない証なんだよ

それだけは消えないから
自分を信じてあげて
誰がどんなふうに自分を否定しても

存在が風に消えても。

2009/04/19 (Sun)

[3958] 僕の未来に花は咲くのだろうか
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


枯れてもなお美しい花も美しいけれど
僕が今 見たいのは未来に咲く幸せ
その紛れないあかし

僕の未来に花は咲くのだろうか
咲くのならばどんな花が咲くだろか
僕のイメージを壊さないようなまんま理想の花だろうか

その答がわかるまで不安にふるえる夜を続けてゆく

僕のそんな切実な気持ち
ささやかな歌にしてキミに届けよう

まだ愛せないキミに 愛してるの代わりにうそをつく代わりに届けよう

いつか夢を叶えたぞと自慢できる日までキミとは愛を誓えない。

2009/04/19 (Sun)

[3959] ラブソングという名の〜 その2
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


どんなに不器用でも
どんなに愚か者でも
キミは差別なく愛してくれる
そんなキミにありがとう 愛してる
歌にして届けたい

聞いてくれますか?

僕のありふれた愛の歌、という名のラブソング

おざなりだけど
毎度おなじみ
ラブソング。

2009/04/19 (Sun)

[3961] この心は巧みに嘘をつく
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


心もちゃんと世話をしないと腐る
だから僕らは心にいろんな栄養を与える

なんて素晴らしい
厳しさも理不尽も
もっと欲しい
それはいい栄養になるから
もっと厳しく理不尽でもいい位だ

この心は巧みに嘘をつく

本当はそんなもの要らない
しかしながら僕みたいな人間には必要とは思う

そんな矛盾した自分の心の貧しさに気づいてもまだ嘘をつき続けるこの心

本心は嘘に隠されたまま真意は霧の中
誰にも悟られぬようにする

私の仮面はいつでも正しいようでゆがんでる
しかしその巧みな悪意に誰一人気づかない安全圏の中にある

完全なる勝利だ

しかしながらなんてむなしい勝利であることかと肩を落とした。

2009/04/20 (Mon)

[3962] 未完成
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


未完成 未完成
僕は未完成 完全なる未完成
でもそれでいい
なんて事ない1日の中で見事に転ぶ自分に人間味感じられるから

未完成 未完成
僕ら それで合ってる
そんな不器用さを愛せるときもあるから
未完成な事は不幸じゃない 運命の不手際じゃない
完全なる意志による素晴らしいこたえです

まあそう皮肉るな
これは贈り物だよ

未完成だから笑える事
未完成だから泣ける事
未完成だから素敵な事

1日の中に生きてるときそんな光をひとつでも見つけたらきっとキミは自分の不器用さや未完成さを愛せるよ
今は嫌いでもそのうち愛せるよ

きっと未完成だからこそキミはキミなんだ
未完成じゃない完全な人間だったらなんかつまんないね
考えてもみなさい
未完成だからこそ素晴らしい事あるだろ?
幸せは苦労なしじゃ味気ないのさ

未完成だから悲しい
未完成だから嬉しい
そんな自分が愛しい
そんな自分を憎めない

だから愛したい
未完成な自分も未完成な現実(イマ)も

そうだろう?
キミよ

たまには素直になりなよ…
内なる自分に言われたよ

未完成のくせに強がって限界をぶち破ろうとしてる自分に無理はしないでと言ってきたよ

それこそが自分に厳しくしきれない未完成さ
そして人間らしい深い優しさ

ああ 素晴らしい
この未完成の心

これからも宜しく。

2009/04/20 (Mon)

[3963] 最善・最前
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


とにかく
下手でも
不器用でも
のろくても
精一杯
目一杯
愛すこと
それに尽きるよね

言い訳は御法度 まずチャレンジ

それが僕が君にできる最善で最前の愛ですから

どうか大目に
どうか長い目で
この私を見守っててください

茶化さず
飽きてしまわず
見守っててください

今にビックリさせるから

どうか信じて

確実かと言われると口ごもるけどきっとビックリさせるよ
期待はしていてかまわない
裏切らないよ

楽しい未来を君に誓う
だから信じて

僕の精一杯の愛を
この誓いを
心にとどめておいて

今 約束しよう
たしかに約束したよ
これでもう裏切れない

君と僕は特別なつながりでつながった

最善で最前の愛でつながった

それが僕が描く愛です

君にはわかってもらえるかな
本気なんだけどな

わかってほしいな
この愛
全身全霊かけた
僕の愛

今 君の心にトスをするからどうかうまくうけてこっちに返して
そしたらまたスパイク決めるから
身構えててね
たえられるかい
僕の愛
倒れてもいいよ
君を抱きしめるから…何度でも

そんな愛がうかがえる未来が欲しい
僕には望ましい
幸せの風景と呼ぶにかたくない

最善で最前の未来です。

2009/04/20 (Mon)

[3964] 花は散り際さえ美しく
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


僕はうまく生きるより
うまく生きれなくても
「自分らしく」生きれる人になりたい
そんな生き方にあこがれる
いつでも どんなときでも
「思いのまま」生きれる人でありたい
だからうまく生きるより
「自分のままに」生きれる人になりたい
それが「自分らしい」生き方だと思うから

そんなふうに咲いていたい
そしていつかそのままの僕で散ってゆければ散り際さえ美しい花だと思う

僕もそんなふうに自分が思うような自分でありたい
それが「自分が自分であり続ける」という「自分らしさ」で「自分そのもの」だと思う

花は散り際さえ美しく艶めきながら美しいまま枯れていく
その色は永久に色あせぬ油性の魔法

そんな自分に今
なりたいと心から思う。

2009/04/20 (Mon)

[3965] 仮題「今はまだ旅の途中」
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


人生は旅のようなものだけど
普通の旅とはわけが違うんだ
終わらないと思えば永遠に終わらない
目的地なんてないから永遠に続く
死んでも死なない
終わりじゃない
人は永久に旅人

旅は終わらないと思えばいつでも旅の途中

だから今はまだ旅の途中 いつでも旅の途中

鳴り止まない口笛が僕の旅を盛り上げる

遠くにはまた性懲りもなく昇る太陽
そのまぶしさに僕は笑うのさ 今日も僕は心まで青空 快晴の男

だから死ぬことなんかこわくない
旅人が願うかぎりこの旅に終わりは来ないんだから
旅は永久に続く
僕がそういうんだから続くのさ
終わりなんかなく続くのさ
だから僕は永久に旅人

2009/04/20 (Mon)
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