詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
可愛らしげに君が笑う
その隣で僕も笑う
二人がこうしていられる時間もあまりもう残されてない
だから そうだ
君の行きたい場所を聞いたんだっけ
夕方頃 海へ行こうって決めたんだよな
ハンドルを握りしめて
汗ばんだ手でカセットを差し込む
やがて 聴こえてきたロマンチックなムードのメロディー
そうして 気づいてみれば目的地に着いていたよ
適当に車を止め
君と一緒に持ってきたサンダルにはきかえて
思い切り 遊びまくった
ストロボで動き出す
僕らのストーリー
誰も止められない
僕たちの逃避行
目的地など存在しない
逃げられるところまで逃げよう
二人の愛の巣まで行けるところまで行こうよ
幸せを持つ権利を
剥奪する権利はだれにもない
だから思いのまま僕らは走り出したんだ
きっと きっと
きっと きっと そうだよ
僕らのたどり着く場所は心だけが知っている
暗闇を抜けていこう
二人で抜けていこう
無理して悲しみに耐えなくてもいい
僕が連れだしてあげるよ
君が知らない外の世界 僕らの世界 光溢れるwander world。
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吐き出したため息を胸の奥
強がってるのバレバレだよって
なんとなく散歩に君を連れだした 真夜中
君は俯きながら
僕の背中におでこをくっつけて僕のお腹に両腕をまわして
寄り添うように
二人は月明かりの下
輝く星を眺めてた
ずっと ずっと
言えなかったコト
今なら 今なら
言える気がするよ
「好きだよ、愛してる」
ちょっと恥ずかしくて言えなかったケド
深く息を吸い込んだら
君に言うよ
照らし出された
月の光の先
僕らははじめてのキスをした
ドロップみたいな甘さが口に広がった
前よりずっと君が好きになった
「好きだよ、愛してる」
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けたたましいくらいに鳴っている目覚まし時計に起こされて
ボーっとした頭でくつろぐこともなく
いつものパンとコーヒーを口へ放り込む
典型的な乱れた休日の始まり
僕らが見つめている未来は
どんな未来なんだろう
こうして変わらずに繰り返している毎日に意味はあるのかなぁ
何気なく暮らしてはいるけど
どうなのかなぁ
四つの季節の中で
僕らはいつの間にか
知らない間に大人になっていく
誰も同じように大人になっていく
理想や夢からは遠く離れた場所で
それでも確かな幸せを胸に秘め
見つめれば笑いかけてくれる人がいる
それだけで生きている意味になる
幸せだと思える心は何よりも満たされているよ
なんでもない朝の中でそんなことを思ったよ 思ったよ。
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どうしても愛せないよ
こんな毎日じゃ愛せるワケないよ
ただなんとなくで過ぎ去っていく
ため息だけで終わる土日を終えた後のツマラナい一週間
とてもじゃないが愛す気にはなれない
空っぽの心
聞こえてくる風の音に耳を澄ますと
ぼくはヤニくさい大人でした
世間知らずのどうしようもないバカやろうでした
あきれた顔の彼女は
僕の勝手な言い分を無視して
君はアッサリとぼくを捨て部屋を出た
後にはただ
なすすべもなくうなだれる抜け殻になったぼくだけでした...。
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絵に描いたような毎日を望んでいたけれど
きっとそんな毎日は面白くもなんともないと思うんだ
今さら気づいたよ
自分の愚かさに開いた口がふさがらない
幻影が踊っている
叶わぬと知ったときから
夢や理想は遠く離れていった
それでも心はまだ少年のまま
いつまでも夢を追い続けてる。
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たくさんの人並みの中で
僕らは生きている
「悲しみと喜び」「笑顔と涙」繰り返しながら
人に傷つけられた心は誰よりも傷つけられる傷みを知る
人を傷つける言葉を知っている僕らはその傷みを知っているのにも関わらず
平気で人を傷つけてしまう
心に潜めた闇は
ずっとずっと限りなく深い場所にある
癒えない傷跡は生涯抱えるのだから
傷つけられた人も傷つけてしまった人にとっても歯痒い過去になる
楽しい思い出の妨げになるんだよ
そうして心無い言動が誰かをまた傷つける
傷つけられた痛みは傷つけられた人でなければわからない
だから平気で外野はあざ笑うことができる
血も涙もなく心置きなくヤジを飛ばしたりバカにしたりもできる
心についた傷跡が
痛みだしたんだ
君がつけた傷跡だよ
忘れられない
消えはしない
心にできた深い深い傷跡さ
どう償ってくれるのか
きっとどんな償いでも傷は癒えない
心がずっと覚えているから
忘れることもできない 心の傷跡。
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アルバムの中の写真に収められた
たくさんの思い出たちが笑っている
悲しみも喜びも全部は思い出せないくらいたくさん感じてきた
たくさんの恋をしてきたんだ
人を愛することの痛みも喜びも恋をしたから学べたこと
君とも出会えたんだ
世界で一番愛してる君に出会えたんだ
どんな悲しみさえも乗り越えられるつよさをもらったんだ
17年目の思い出が
今美しく蘇る
そして僕らは大人になって
出会った頃を懐かしく思い出すのでしょう
走馬灯のごとく流れ込む記憶をつなぎ合わせて愛を守る
君という好きな人のために生きる
君と共に生きる
ただそれだけ。
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長い間 夢をみていたようだ
とても懐かしい夢を
僕が夢の中で
何かを掴まえて
それは手のひらですぐ消えた
追いかけてきた理想はもう幻
叶うことは無理らしい
だけど心にはまだ掴んだときの温かさが残っているんだ
瞼の裏に焼き付いた君との楽しい毎日
空の雲に僕を見立てて
自由なところが似てると君がいう
愛が形であるとするなら
きっとそれは君なんだろう
君との短い時間の中で
愛の尊さや大切さを知る
君と過ごす毎日が
青い心に明かりを灯したんだ
一瞬の光が音もなく
君と僕の心を突き抜けてゆくんだよ
その瞬間僕の心に芽生えた
愛くるしさともどかしさを束ねて
君に言葉して届けるんだ
今というなんでもない普通の1日が
未来の二人にとって大切な思い出になるように
僕は心の中で何度も繰り返しつぶやく
君の手を握り永遠を誓うよ
たとえ世界が終わりを迎えても
僕は君さえいれば
それでいいんだ
心の奥で
何かが叫んでる
もう戻らない
時を惜しみながら
それでも僕らは運命さえ裏切ったんだ
二人を突き放す運命なんてこの手で壊してやる。
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君っていう大好きな人と一緒に遊んでる時間は不思議で
どんどん過ぎていってしまう
本当に不思議なんだ
魔法みたいに過ぎていってしまう
君の知らないことは
僕も知らないこと
妙に気が合うのはなぜだろう
性格も思ってることも似てるのはなぜだろう
本当に不思議だね
ちょっと度肝を抜かれたかも
そんな君に そんな君に
恋の魔法をかけてやろう
それで僕にメロメロしてやろう
周りを僕をバカだとか時代遅れだっていうけど
そんなことうそっぱちさ
奴らの知らない僕の魅力を君は知ってるはずだから
ねぇ 魔法の呪文を唱えるよ
ねぇ 目をつぶってよ
いちにのさんで君に魔法のキスをするよ oh year〜。
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何かにつまずいて困ったときや迷ったとき
そんなときには元居た場所に戻ってみよう
まだまだ時間は残ってんなら
急ぐ必要はない
慌てず焦らずゆっくりのんびり行こう
口笛吹きながらマイペースでさ
この先ずっと君といれたらなぁ
人目を気にせずキッスできたらなぁ
クサいセリフを言ったって嫌みに感じないみたいなぁ
そんなセリフで君を落としたいなぁ
心で思うだけで言葉にできない
行動に起こせない
こんな僕はダメだよなぁ
土壇場でかんじゃったりしたらなぁ
恥ずかしいし
カッコ悪いよな
でも伝えなきゃ
いつまで経っても友達のまんまさ
だからダメもとでもいいから
伝えよかな
だから
夜更けまで考えるんだ
君に伝えるに相応しい飾り気のない決まりセリフをさ
目の下にクマができてもさ
きっと 大丈夫 大丈夫 大丈夫
伝わるはずだよ
ねぇ 恋の神様…。