詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
こんなになるまで
傷ついて 闘って
こんなになるまで
転がって ぶつかって
そんな僕を笑えるのかい?
いつも思うけど
そんなのばからしいわ
いつまでもおぼえているなんて楽しめないわ人生
だからすぐにいやなことは忘れてしまいなさい
できるならできるなら苦労はしていないよ
でもあの君の言葉
うれしかったのは事実で
だからこそ君と出会えたあの月のきれいな夜に感謝したい
幸せは今ここで殻をやぶってまた新しい形で大人になった僕に届く屑星
もう笑顔だけでは生きられない
だから君にもまた新しいなぐさめをもらいたい
君のために
自分のために
日々 削る時間
月はそんな僕を遠くから見守る
天からは月が
地上からは君が
月の代わりになって悲しみにふるえる僕をやさしく照らす
ふたつの月が照らす
その真下で僕は笑う
余計なこともう何も望まないからそれだけは続いていってほしい
どこまでも
宇宙の終わり
むかえた後でも
僕ら 暗闇の中
愛し合えるように
互いの光で
お互いの場所
確認できるように
僕も君に負けじと
輝く月となる
月を照らす月になる
ふたつの月
君と僕は愛し合う気持ちにあふれた月さ。
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真昼の月に照らされているこの世界
すべての僕のムネの中に咲いた孤独の花が涙にぬれる
きっと僕なんか
きっと私なんか
生きる価値もない人だなんて悲し過ぎやしませんか?
だから
心に花を咲かせよう
誰もなにも自分の苦労 辛さ わからないだけだ
真っ赤な夕陽が見えたら涙をそっと拭ってあしたのページをひらこうよ
どんな理由でどんな経緯で悲しんでるのかはわからない
だけれど負けないで 生きることが正しいとはいわないけれど君はまだ笑えるはずだ
真実のメッセージ
未来へ飛ばそう
心のポストへ
返さないで
先ずはあしたの自分におくろう
今はまだ
旅の途中
それより
始まったばかり
だから
焦るな
あわてるな
言われるたび
胸が軋むだろう
だから
大切だと思うことだけ胸にとどめなさい
少しくらいわがままだって聞き分けがなくたって人間だもん
仕方ないさ
心に 心に 花を咲かせよう
気がつけばほら知らないあいだに笑えてるだろう
それが希望なんだ
あしたへ届け
未来へ届け
僕らの願いよ
それぞれの心へ
いつか花となって
生まれ変われよ
そしてなくした
笑顔をいつか
取り戻させたまえ
笑顔で歩けぬ生き方ほど悲しいものはないさ
旅人には旅人の
身なりと力
授けなきゃ
だから
神様
いやしねえだろうが
僕は
天に向かい
高らかに叫ぶ
今 僕や君は
負けず 進む
生きていく
だから
考えを改めて
ください
心に花を咲かせられるように目をあけて見えた世界を変えてくれ
見違えるくらいに
幸せが微笑み
僕の夢に魔法をかけて
小さな愛を抱かせた。
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大切なことは何度も言わないと気が済まないかい?
本当は伝えたいことはひとつだけだから一度だけでいいのになぜか何度も言いたくなるんだね
人から人へ
また人へ
伝わっていく
メッセージ
大事な伝言
愛している
愛している
こんなに
こんなにも
そんな
ありふれた
大事な気持ちでさえ欲望のいいなり
言葉だけじゃ足りないけれど行動だけじゃ満たされないけど僕ら人を愛すってことを考えたらそれくらいしかできないから
その言葉
この行動
以上の愛をこめて
気持ちをこめて
僕はあなたにはこびたい
角のないさながらハートの形の思いをあなただけに届けたいな
溶けてしまいそうなマグマよりずっと熱い気持ちをあなたにいつもあなたに
僕はコウノトリ
君に幸せをはこぶ
だけど僕がはこぶのは
赤ちゃんじゃない
君への気持ちさ
思い始めた瞬間から永久に変わらない
気持ちさ
見た目はだめそうな風呂敷を今 あけてみて
僕の純粋で素直な思いが詰まってるはずだよ
さあ 笑って 笑って
僕の胸に飛び込んでおいで
うまく抱き抱える
うまく受け止める
僕の目線はいつでも君と同じ目線さ
水平の立場
だからね
ふたり同等の愛をもって未来に向けましておつきあいしてゆこうよ
もう夢ばかり
もう理想ばかり
逃げてく
風船は見過ごそう
追いかけず
ただ目の前にある
ちょうどいい
幸せにだけ
愛を捧げよう
これからは
その位置から
見える幸せを探そう
僕は誓ったんだ
ふいに落としてしまうまうことのないようにいつも手をつないで空を同じ高さで飛びましょ
ねえ 彼女?
かわいいね
誰よりも
何よりも
僕はまじめに言うだろう
愛をはこぶコウノトリ様のくちばしから
この幸せ者よ
僕をもらってね。
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「嘘から出た真」
そんな言葉さえも僕には意味はなく
無惨に崩れ落ちた僕の捨て身の言い訳
その残骸が涙となって流れてくるよ
だけれど僕が君を傷つけたのは疑いようもない事実で
だけれど僕らはあしたになれば変わらず肩を並べ笑いあってる
こんな具合にこんな調子できりもなく
喧嘩なんか喧嘩なんかしたかなって感じでとぼけたふりできるから
ちょっとずつ
少しずつ
そうちょっとずつ
少しずつ
歳をとって
歳もとれば
時も経って
時が経てば
命が削れ
命も削れれば
時間が減り
時間が減れば
可能性は消える
可能性が消えたら
そこに残るのは
むなしさだけ
わびしい
愛想笑いだけ
空気がもれるような
つくり笑いだけ
それを救うのが恋のつとめ
だから頼むよ
僕を救えるのはこの世でただひとり君だけだからね
君があの日
僕に謝罪を求めたのは単に傷つけられたことを不満に思うからだけじゃない
むしろそんなのは君には小さなことだった
この世で一番大好きな人が口走るにはあまりに悲しい言葉だったから君は僕に反省してほしかったんでしょ?
今さら気づいた
マイハニー
ゆるしてくれなんて図々しいことは言わないにしても僕はこれでも僕はそれでも君が好き
とても大好き
平謝り
罪の意識なんか
そんなふうに思う昔は終わりにして僕は君を胸を張って愛せるような男になりたい なりたい
なってやる
はちみつよりも甘い甘い恋のすばらしさ誰よりも先に教えてくれた君だから思うことさ
決めたんだ
もう君を傷つけない
だからだからだから
もう一度愛しあおうよ
罪は消えない
わかってる
だからこそ
罪を胸に刻み
新しい気持ちで
君と向かい合いたいんだよ
今度は甘いだけじゃない苦みのある恋を始めよう。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
昔から昔から自分のことを世の中の主人公だと思っていたんだ いつかそのお知らせが神様から僕へと伝わると
雨は降る 悲しみに嘆く僕をさらに悲しませるかのようにザーザー降りのMonday
にっちもさっちも
にっちもさっちも
にっちもさっちも
いかない
こんな世の中
嫌いだよ
こんな自分も
嫌いだよ
雨の日は
嫌いだよ
悲しみ増すから
切なさ膨らむから
傷跡が痛むから
胸の
だから
にっちもさっちも
いかないのだぜ。
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寝てもさめてもあなたのことばかり
あなたに伝えたい気持ちが泉のようにあふれてくる
だけれど気持ちだけがあふれてくるばかりで伝える勇気はなくて
あなたと出逢えたことは僕にとって吉なのか 凶なのか
正直わからなくなった
花火のようにぱっと咲いてぱっと散ってゆく潔い恋ならばいいとも思う
だけれどやっぱりだけれどやっぱりそんな恋は悲しいね
好きだってただ言うだけでどうしてこんなにこわいのか
頭が麻痺してわからない
恋をすると人は周りが見えなくなるんだ
恋は盲目 僕は今、年寄りの視力
心の瞳に目隠ししてるようなものだね
あなたしか
あなたしか
僕には見えない
あなた以外
あなた以外
僕は見えない
やっぱり
やっぱり
僕の恋は全盲
だってあの子にはあの子にはちゃんと彼氏がいるのさえ見えなくなってるから
僕の心の瞳はバカになってるんだろう
この恋は全盲
悪すぎる心の瞳の視力
ぼやけた視界の先にはあなただけが僕には見えている
それ以外はすべて背景にしか過ぎない
そんな恋は こんな恋は
世界で一番愚かで切ない恋
目が見えない人より僕はつまずくのが多い
それは恋をしているからかな
それは恋で何もかもわからなくなってるからか
今 夏の中 僕は立ち止まり
さめた意識で考えている
気づかなきゃよかった…なんて僕はバカだな
恋は静かに夏の終わりみたいにそっけなく終わった
きっときっとあなたは僕のこの気持ちや苦しさに一生気づくことはないね
僕の幸せはきっと君が笑う場所にはない
君の幸せがそこにあっても 僕の幸せは
悔しいけど仕方ない片思い 今 恋をするには素人すぎる僕を笑ってる
恋は全盲
肝に銘じよう
でもまた忘れるね
きっと恋を恋をしてしまえばこの瞳はあなた以外見えなくなる。
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夏の匂いがあけた窓からそっと吹きこむ
夏の形を庭に描いたように気がつけば部屋には誰が用意したかブタの蚊取り線香
そして庭の畑にはひまわりが揺れる
夏は蚊も多い
夏はやたら蒸し暑い
いやなこともあるでしょう
だけれど夏は暑いから夏なのさ
暑くなかったら夏じゃもはやないでしょ
夏の扉を開きにちょっと外に出ないか
暑いからって部屋の中涼んでいてばかりじゃもったいないよ
せっかくの夏の暑さを逆手にとりまして海にゆこう 海水浴にゆこう
面倒だわって渋る彼女を連れだして
彼女のその気持ちを裏切ってやろう
いい意味で
幼いころに見たきれいな花火
懐かしい田舎の風景
見慣れた街での風景
いろんな夏の思い出が僕にはわんさかあるからね
歳の数だけ僕は夏を知り夏を味わってきたはずだから
夏に夏に染まろう
暑さなんて飾りだ
本当の夏を楽しむためなら夏の暑さなんて気にせず倉庫にしまいこんだ自転車飛ばすだろう
タイヤ空気入れて
僕らの夏がいよいよこの街にもやって来ました
蒸し暑さ 蝉の合唱
夏を盛り上げるオーケストラ 大事な大役でしょ
夏をカラダ中で感じてみよう
夏の陽射しはささやかなシャワー
洗い流すのはいやな思い出 汚い自分の反省点
さあ 自転車 飛ばして夏は君を待ってる
手を振って腰も振ってどうせならこっちから会いに行きたいくらい
夏は憎らしくなるくらい大好きな季節で
そんな夏の風景が僕にとけ込んでく
カランとコップの中の氷が溶けて音立てたら
扇風機が回るように僕は元気よく陽射しの下 咲くのさ
ひまわりみたいに
僕らは誰の子?
風の子?
いや違うね
夏の子さ
坂道 全速力 駆け上がり勢いもよくくだれば見えてくる海
夏が呼んでる気がした
だから僕らはその誘いのままにひまわり男になるのだ!
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僕は天の邪鬼
悲しいのに笑ってみたり
嬉しいくせに嘘泣きしたり
素直になれない
素直になれない
だから日々雨降り
雨乞いしてもやまない心の雨
ずっととなりにいるからそれでいいだろなんて今思えばなんてひどい言葉なんだと後悔をしてもしきれないな
ずっととなりでずっととなりで何をしよう 何をしよう
あれしよう これしよう 何にもわからない ありきたりな気がしてさ
だけれど何かしたいんだよ
迷惑かけた君のために
不器用な手先で愛をつくりたいのさ
誰よりも近い隣人になってこの夏僕だけ好きになってほしい
君が心から愛してもらえるような人に生まれ変わりたい
今 僕は素直になれてるかなあ?
鏡がなけりゃ自分の姿 見えないみたいにわからないから
わからないから
教えてよ
素直になれてるのならとびきりの笑顔でこたえて夏の暑さを吹き飛ばして
誰よりも近い場所で1センチも残さず心を寄り添わせよう
誰よりも近い隣人という立場になって
素晴らしい恋をはじめよう
暑中見舞い
買う金ない
だから
夏恋祝い
しようねえ
二人
誰よりもあなたの
誰よりも君の
近くで愛を咲かせよう
枯れちゃわないようにうまく育てよう
夏が終われば
きっとすゞやかな
笑顔がもどるさ
この部屋にも
すゞやかな
秋がくるさ
それまでは夏の暑さを理由にちょっと二人だらけながら休息
心を休めよう。
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何かを求めればきりがなくってつい金もないのにね高いものに手を出してしまう
そんな己のバカさ加減に呆れてももはや仕方のないことだと笑うしかないのね
遠い昔あまりにも欲望が多すぎた神様の欲を引き取った僕ら人間の中の欲望でさえこんなだから欲神様の欲望は計り知れないもの
だけれどそこは神様で凄まじい力で抑えていた
欲望は世の中さえも動かし支配する力をもつ 人間のやる気のなささえも簡単に動かす歯車なんだ
魔法の 魔法の
欲望の底 水瓶をのぞくように見てみても見れるものじゃないなあ
だって欲望には底がない
今は静かだって
また暴れ出す
それが欲望
感情の中で一番手のつけられない暴れ者
阿呆の 阿呆の
欲神様 よく堪えてたね
欲神様 欲望は僕らの喜びを何倍にも膨らましてくれる
だけれど味方でもない
敵か味方か
欲望はいつも傍に
欲望がいつも傍に
ただ僕らを騒がすだけ
意図も計画も無いままに。
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虫食いクイズです
空欄を埋めてよ
1足す1は簡単でも
空欄を入れるだけ
それだけで違うだろ
だからね人生にも空欄が必要なんだ
空白の時間は休憩時間
だれにもじゃまされない秘密の憩い
だれにだってゆるされた息抜きの場
心も休まる パラダイス 人それぞれその仕方は違うでしょ
君は何をパラダイスにしているんだろ
教えてとは言わないよ
君の秘密だから
僕もそのかわり教えないよ
秘密じゃなくなるからね
パラダイスはだれにも奪えない だれも奪わない
自分だけの楽園さ
鳥たちが唄い
獣は踊り
夢が目に見える
そんな世界
いつも心に広がってる
妄想の域にはもはやとどまりません
現実にまで幅を拡げた素晴らしいパラダイス
今 僕の心に立ち上げているところだ。