ホーム > 詩人の部屋 > 甘味亭 真朱麻呂の部屋 > 投稿順表示

甘味亭 真朱麻呂の部屋  〜 投稿順表示 〜


[4376] 明日の方向
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


風に吹かれて黄昏て少し遠くの街へ行く
いつもよりも浮遊感があったから言葉にすればまるで宙に浮いてるような気分
それゆえ人混みにいてもなんだか平気だよ

いつもなら叫んでいてもおかしくはないのに今日はどうしてなのか風に吹かれてみたくなって出掛けてみたんだ
重い扉をそれとおなじくらい重い意思で開いたんだ

主人公気取りの物語はまだ続くかい?
自分に繰り返し問いつづける日々の波
僕はもう笑えるよ
誰かの助け無しでも笑えるよ

今はねやさしい風に吹かれてるから
大丈夫だと思うんだ
断言はできないがそんな気がするよ
あの見慣れた夕暮れもいつもの僕の街並みもおなじこと思ってると思うから

だからまだ
僕は風に吹かれていたいんだ
つらいことでも目を背けないでなるべく笑えるように悲しむために費やす労力を笑うための力に変えていくのさ
僕次第で明日は明るいぜ

風に吹かれて僕は悲しい夢も見る
楽しい夢も見る
繰り返し繰り返すこの街の変わらないリズムの中で僕は生きていくよ
時には笑って
あたりまえに泣いてさ
そんなつまらないようで恵まれた日々をただつづけてく
嘘もジョーダンも容易には通じないこの街で本気とやる気の無さで過ぎていく時間を見送るのだ

悲しみと喜びが程良いぐあいに混ざり合ったこの世界でずっと生きるならばそれなりの覚悟と根気を必要とするよ
行き交う誰もがほざいている
僕は聞いてるふり
見て見ぬふりだ

道を誤っても
後悔が待ってるとしてもとにかく自分なりに自分が選んだ道を生きたい
それが僕の決めた道でそれが明日の方向
この心がそっちだよ
指し示してる

ほらやっぱり
自分が選んだ道がいい
自分が選んだ道なら後悔もどこか優しいさ

僕は傷だらけになりながらも笑って行くんだ

光る未来がずっと先に見えるから。

2009/07/20 (Mon)

[4377] 虹をつくる方法
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


目を閉じても
目を開いてみても
暗闇を突き抜けて見える現実に参りました
楽しいね 人生は
いわれてみればそうなんだ だがしかし待ったなしの人生だから涙なしの人生なんか有り得ないのさ
だからこそ 精一杯これでもかってくらい泣いて好きなだけ笑って生きることを感じまくるんだ

それが大切なこと
明日に架かる虹を架ける方法なんだよ

わかるかい?君に

2009/07/20 (Mon)

[4378] ビバ!銭バカ天国
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


世の中は金だ
金が資本だ
金で回ってんだ
金が無くちゃなにも始まらないんだ

どん欲に 人から金を奪われぬように
姑息なまでに人から金を巻き上げる方法を学んでバカみたいに金に用心しまくって隠した場所を忘れてしまったりして

金は天下のまわりもの
だけど諸刃の剣
時には持ち主を傷つけて
時には手のひらを返したように自分をうれしくさせる
気まぐれなもんです
気まぐれなもんです

されど金からは目がはなせない
この目はキラキラ輝いてる
万札によだれを垂らし
僕は金ばかり欲しがる
価値があるからこそ欲しくなるが価値が無かったらただの紙切れなのに
なんて素晴らしい紙切れなんだろう
世界で一番なんて素晴らしい紙切れなんだろう

僕はのどから手がでるほどに欲しいよ
金より大切なもんなんか無いほど欲しいよ

それくらい素晴らしい素晴らしい紙切れです

この世は まさに金がある奴には天国にもかわりない
ビバ!銭バカ天国!

2009/07/20 (Mon)

[4379] 無題
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


時には人間だから
大間違いもあるさ
だからいちいちそれに文句を垂らすな
大切なのはいつだってそれを恥だと思わないでかい心

恥じずに生きていればその内恥ずかしくなくなるさ 失敗もまた前に進むための一歩だと思ってさ
自分だって間違いはあるはずなのに棚に上げまくる奴ら多し世界

ああいやな世の中
逃げ出したくなる
でも でも なのさ。

2009/07/21 (Tue)

[4380] 夜の向こうの光の国
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


ねえ君は一瞬の流れ星のような人だからすぐに消えてしまうんだ
ああ人生の中で感じてる時間は流れ星だからボーっとしてるうちに時間切れになって終わっちゃうよ

悲しいような
さびしいような
そんな気持ちが喜びを光らせているんだ 世の中の欲望全て集めたような光で綺麗すぎるくらいに

今夜はなんだか物憂げな気持ちさ
悲しみと喜びが僕にやさしく微笑んでいる
まるで母のように
まるで父のように
涙が出るほどあたたかい夜なんだ

失くした何かがあれば過ぎ去った日々がある
そして手に入れた何かもあるんだね
だけれど全てはやがて視界からも消えてしまうつかの間の幻
キツネやタヌキに化かされたようにあとには葉っぱの代わりにむなしさが残るだけ
それでも僕らはいつでもこの夜にこの夜に懸けている
流れ星にも祈りを捧げるようにね

夜はそんな気持ちとともに過ぎて明けていくんだ
とてつもなく
もうとてつもなく
切なくて悲しくてそれでも素晴らしい光をみんなに抱かせながら

夜は今日も僕に挨拶もなく僕から挨拶することもなく
ただ人々の心の中を素通りさ

盗まれてゆく命
それの代わりに与えられる新しい明日
やがては終わる物語の続き
それを僕らは知るために生きるのか
わからないけれどただいえるのはきっと終わりがあるからこそ限りある何かを大切にできるってことなんだよ

今日も旅の途中
読み始めてからほんの数ページめくっただけの場所で立ち止まり早くも苦戦してる
疲れたって言葉ばかり癖みたいに繰り返して温いため息吐き出して

それでも僕は夜をひとっ飛び なんとかこえて
ここにいるよ
まばゆい朝に影をこしらえ 仏頂面ここぞ居(お)る

ロマンティックにいえばね夜の向こうの光の国に居るんだ
明日を生きる人しか行けぬ国さ
どうだ 素晴らしいだろう?大手を振れ!

2009/07/21 (Tue)

[4381] 想像のゆめ風船
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


このまま二人でどこまでも一緒に暮らしたい、夢が今からふくらむよ
貧しくたってなんだか心にすきま風吹くような日が来ても
僕らなら笑っていられるだろうね

呆れるくらいに僕らは人がふつうなら騒ぐような状況になっても決して希望捨てないで見えるものより見えない何かを信じているよ
肝心なのはそうさ心持ち次第だからネ

想像の風船を今 いくつでもふくらましてみよう
想像するだけならタダだし夢をみるのは楽しいし
大人になる前に
大人になっても
尽きない夢をみよう
まずは明日の
そして未来の
はては君との

夢を大きくふくらましてみよう 現実なやぶれて破裂しても泣かないで別の夢があるから泣き止んだならほら笑ってごらんよ自分よ

想像のゆめ風船を空に浮かべよう
自分で自分を励ますことほど簡単なことはないよ
ほら 笑って笑って笑って心を晴れやかにしよう

くだらないさ
悲しみ 全て
泣くのが悪いわけじゃないから気が済んだなら泣くのは止めてちょっとだけ旅してみよう 歩き出そう
休憩しながらでいいからどうか優しい気持ちでいつも君を愛すときも
そんな気持ちならきっとずっと君といつまでも居られるネ

ハッピーなだけの道はあり得ない
だけれどハッピーな道には変わりないよ
悲しいだけでは無いでしょう?
ほら楽しいことがまた僕を 君を 呼んでる

耳を澄ましてごらんよ
顔を上げてごらんよ
真っ青な空にほら
希望の光が輝いてるじゃんか?

歩き出そう
ホップステップ
ジャンプで
たまに回って
時おり転んで
かっこよく決めポーズできなくとも全てうまくいくわけじゃないさ
ほらそう思えたら気が楽にならないか?

夢は一つじゃないいくつでもある
見てごらん
空へ続く無限大の可能性(みち)
急ぐことないさ
のんびり楽しく生きていこうよ。

2009/07/21 (Tue)

[4382] 三日月
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


ほら今夜も空を眺めれば三日月が雲に隠れ輝いている
雲がじゃまらしいのかやがて雲を三日月はのけて
そのすばらしい輝きで三日月はキラキラ僕の瞳のなかでその全身をあらわしたんだ

ほら三日月の照らす光の道を今夜も誰かが 歩いているのだろうか
僕には関係ないや
僕の悲しみが誰かに関係ないみたいに
それは他人のことだから
泣きながら笑いながら僕も歩いているのだろう 明日も
三日月は笑ってるのかなあ
それとも泣いてるかな
それさえわからない
月はポーカーフェイスだから
顔のない月だから

でも僕にはわかる
月は僕たち人間と同じで笑いもするし泣きもすること
ねえ三日月
何もいわなくてもいい
そうだろう?
夜空に孤独に光る三日月よ 時には太って満月になる
今日は痩せてるね
なんて僕はいう

君の光でつくられた光の道を歩きながら
いろんなこと考えていた 夜空に思いを寄せるように

寄り添ってゆらゆら揺れて僕は三日月のように直立不動のまま眠りに落ちる

幸せが星の数だけ輝いている
悲しみも負けじと輝いている

それでもそれでもそれでも僕は生きる
三日月のように輝きを放って どこからか幸せが運ばれてくる

そんなフシギな夜

僕は迷い込んだようだ
まるでフシギの国のアリスの気分

じゃオヤスミナサイ

僕は寝ます
なんてことはないいつもの夜なのになぜだか幸せな夜に巡り会えた幸せ
ありふれた幸せの中
僕は三日月よりも今 輝いていると思うんだ

君はどう思うかな?

今夜も光の道を
その季節その季節の風に吹かれながら
ずっと人生をこの道で
三日月と一緒に。

2009/07/21 (Tue)

[4383] 色鉛筆の唄
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


青 赤 黄色
いろんな色の鉛筆だから色鉛筆

人間にもあるよ
いろんな人がいるよ
僕は何色?
君は何色?
言葉じゃいえないよ
だけれど色があるのさ
とてつもないくらいの色がさ

もう生まれたときから染まってるよ、その色に誰もがね

ほら綺麗でしょ
素敵でしょ

心の目でしか見れず感じれない色が
色は色でも夢みたいにどんな色だかははっきりとはいえない
そんな色なのさ

みんなそれぞれ違う色をして綺麗だね
僕も君もあんたもあいつもどいつもこいつもみんなみんな!

一緒にうたおう
そんなときこそ
色鉛筆の唄
最高の笑顔でうたってね。

2009/07/22 (Wed)

[4384] 桃色吐息
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


どうしていつも素直になれないのかな
本当は好きだって言葉も言えてしまえるはずなのに
事実 君が好きなのに

恋は人を無口にさせる
僕は口が利けないよ
なぜか君の前では魔法にかかったみたいに
よくマンガであるお口にファスナーができたみたいにまったく不思議なんだ

でも恋とか愛を簡単に言葉にできたら困るのは何より僕らだろう
恋や愛なんて言葉にできないほうがいいのさ
形なんてない
自由な姿に身をまかせている姿こそが恋をしている姿なんだから
そわそわしているその姿がたとえばそういう姿なんだ
まさしく今の僕さ
ほら一目瞭然 わかるだろう

愛まであと一歩
キミまであと一歩
その一歩が難しいんだ
その一歩であざやかに明日が染まるかもしれないのにイチかバチかじゃ苦しいんだ

キミが笑っている
僕は確信したよ
ほんの一瞬でね

キミとの未来までもおなじくあと一歩ということに

キミさえ僕のものになってくれれば全ては丸くおさまるのになけなしの勇気すらほんの小さな風にも消えちまいそうで
それでも捨てられないからいつかは伝えなくちゃならない

全て 知りすぎている
愚かなほど
よけいなくらい
僕は 片思いの魔法にかかったよ

ある意味では呪いにも思える恋の魔法に

このドキドキ胸の苦しさため息で曇る日々キミを見たときからなんだ

わかっていたこれは初恋の魔法
僕らの未来は… 大げさなほどイメージは爆発しているよ勝手に

今日もぱっとしない気持ちでぱっとしない空を見ては桃色吐息。

2009/07/23 (Thu)

[4385] 回るメリーゴーランド
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


日々はまるで一冊の本を めくるようだよ
そのページそのページごとの違いがまた嬉しいよ

悲しかったり
切なかったり
することもね
生きてるってこと
そうだよ すなわち
苦しかったり
もどかしかったり
したりする気持ちは
生きてるあかし
まあなんて素敵

メリーゴーランドは回り続ける輪廻の中を永久に永久に
また明日も僕たちを同じ場所にはこんでいくよ 夢の中から引きずり出してさ
まったく同じ場所に寝かせているよ
誰の仕業なのか
神様はご存じないようで
まるで大仕掛けのマジックさ

枕を濡らす夜も
枕を抱いた夜も
キミに胸のうちを打ち明けた夜も
どんな夜にもたくさんの物語があってどれも素敵なドラマ

血の通った 生き生きした 物語が ほらまたキミを夢から醒ます

メリーゴーランド
回り続けて 明日もまた僕らの夢を食いその中のどれかをかなえるだろう
多くも少なくもないお手ごろな幸せを届けるだろう
その証拠にほら目覚めた僕の手元にあるちょっとした感激

世界が今
僕の敵側から
味方に回ったよ
ちょっと
違う角度から
視ただけで

くるくる くるくる
回って
時間が進んで
時計はやがて壊れて元のさやに戻るように
もとの木阿弥
スタート地点
全ては最初から
始めようか
再び僕で
なぜか古いようでどこか新しい不思議なヒューマン

メリーゴーランド
誰を乗せて回るのか
メリーゴーランド
きらびやかに輝いて
メリーゴーランド
やがて自らを自らが飲み込み世界は闇に包まれる

あとに残るのはただ静寂だけ
気持ちいいくらいの無音の静寂だけだ。

2009/07/23 (Thu)
4221件中 (4181-4190) [ << 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 >> ... 423
- 詩人の部屋 -