詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
声にならない気持ちを歌にして届けた〜い 世界で一番大好きなキミへと
そんな気持ちから始まったのがこの旅路です
今に思えばその気持ちこそがスタートの合図だった気がするよ
天高く鳴り響いた歓喜の音色 シャララララ
キミに今
ボクは今
伝えたいよ
本当の気持ち一つ
素直にそのままの思いを裸で
すっぽんぽんの思いをただリボンなんてつけないで
大好きだよ
愛してるぜ
そんなありふれた言葉が心を繋ぐ合い言葉
そんな気持ちが明日に希望の橋を架ける魔法の言葉さ
心を繋ぐ魔法の言葉さ
ほら言ってみてごらん。
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かわいいあの子に会いたいな やがて終わる人生にほんのささやかな喜びをひとさじ
ボクが世界で一番大好きで愛しているあの子に僕は何ができるだろうか
最善で最高の精いっぱいをあの子にあげたい
そうだよ
そうさ
できる限りの
精いっぱいを
ささげたい
届けたいのだ
そうだな
たとえば
やれる限りの
精一杯ソング
歌うように
届けたいのだ
できる限りの
やれる限りの
精いっぱいを
目いっぱいに
届けたいのだ
ささげたいのだ
惜しみなく
揺るぎない
この精いっぱいを
この精いっぱいを
この気持ちでゆるしてもらおう
不思議な魔法
つかえないかわりに。
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キミを幸せにできる力なんかないボクにはキミを愛する資格はないんだ
なんて自分ばかり責めることは悪いと思うけど本当のことだから
キミを幸せにするような望みはボクの中にはない
探してみても無駄なんだ
本当はねまだ一緒にいたいのに心が勝手にものをいう
ボクはキミを愛している
キミもボクを愛してくれる
それでもままならない何かが二人のあいだに分厚い壁をつくるんだ
キミとボクはその壁の反対側で背中合わせさ
もう声さえ届かないんだね
別々の明日へ歩き出す道しかないのかなあ
まだ捨てられない望みが悲しいよ
ボクは君が好き
こんな思いを抱きしめてしまうボクと消し去りたくない思い出がボクの心に突き刺さる 深く深くどこまでも
キミを幸せにしたかった
なんて意気地なしの恋
今 キミの心に語りかけたよ
やっぱりボクは君が好き
キミじゃなくちゃだめなんだ
だって世界でいちばんの人だから
生まれてはじめて恋をした人だから
初恋の叶う率など無視してボクらは恋をした
そしてこのザマ
どうして振り向いて道を戻らないのか
自分でもわからない
ただの安いプライドなのか
キミが好きな気持ちがあふれて仕方ないのにね。
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悲しい空の下では
悲しい話をいたしましょう
悲しい空の色と同化するみたいに
涙を流す空にとけ込もう
嬉しい空の下なら
楽しい話をいたしましょう
嬉しい空に嬉しい空に敬意を表して
嬉しいからっていう安い理由に身をゆだね
悲しい空も嬉しい空もボクを見おろす
悲しい空が嬉しい空がボクをのみこむ
やがてその胃液でボクは跡形もなく消える
ボクが感じた悲しさも嬉しさもまるで最初から何もなかったみたいに痕跡すら残さず
隠蔽工作みたいにきれいに片づいた世界でボクの記録はごくわずかで
それでも
それでも
ボクらは
悲しい空や
嬉しい空の
その下で
今日も
明日も
くたばるまで
笑って
泣いて
するんだ
だから
どうせ死んじまうなら楽しいときはそれなりの気持ちを表情にしよう
そして悲しいならば涙を流せばいい
悲しい空や
嬉しい空が
素直に染まるように
ボクらも
悲しい空や
嬉しい空を
見習ってみるんだ
偽らない心を咲かせてみましょう
こたえをおしえてくれたのはあの物言わぬ空です
おどろきの事実ね。
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最近 笑ってますか?
笑えなくなったのはいつからですか?
理由は世の中にありますね?
そうだと思いましたよ
そろそろ気づいてほしいものです
正しさの誤り
なんでもかんでも
正しさと名付けられたものなら正しいものだと見過ごすのはいかがなものかと仰りたい
誰かに今すぐ仰りたい
正しさの汚点
その誤り
ごくわずかな
ひどく粗末な
正しさの誤り
虫が食ったようにそこだけボクには目立つんだ
正しさを見抜いてるならば教えをこう
真の正しさとはなんであるのかを
真の正しさとはどんなものなのかを
ボクは心から知りたい
それを知ればきっと利口に生きれるから
みんなが納得しみんなが賛同するようなたったひとつの逸材を教えてください
たくさんの正しさの中で本物はなんだ?
ひとつの真実を見抜けばほかの正しさはいらないだろう?
なんのためのギミックなのか
こんな嘘と欲望と策略が絡み合ったミックスジュースのようなひどく繁雑な世界で
何を信じどれを頼ればいいですか?
わかるならば
教えて
威張るならば
教えて
正しさの誤りと
その本質を
正しさの誤りと
その解答を
すべて 教えて。
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ひとりよがりなラブソング たまには歌ってみたいよ
誰かに 歌ってみたいよ
ボクならキミって呼ぶような人のために徹夜してつくるんだろうね
「世界一、愛してるよ」なんて聞くだけで恥ずかしいキザな言葉も詞の中に込めてボクは歌をつくるんだろう
誰にもキミって人がいる人ならば心にひとつもっているラブソング
ひとりにひとつのラブソング
心の中で消音で流れています
ただそれが他人には聞こえないだけだ
だから他人は他人の愛をバカにもできる
愛し合う二人にだけ聞こえるラブソング
あなたには聞こえますか?
いつか聞こえるといいね
ひとりにひとつのラブソング
歌える日が来れば
詩を捧げる人と出会えればひとりよがりなボクにも歌える日が来るだろう
静かな雪の舞い降る冬の夜
祭りのざわめきが心地いい夏の夜
虫の鳴き声に月がきれいな秋の夜
夜桜 咲き乱れ あたたかな風が吹く春の夜
はじまりも
終わりも
あなたと
あなたで
二人
そんな人に出会いたいなあ
そしてその人に歌いたいなあ
ひとりにひとつ
歌えるはずの
ラブソング
ボクには意味があるのかな 歌えることなどできるのかな
気配は未だない
それでも信じる未来
それでも待ち続ける恋
それでも探し続ける旅
愛をただ
優しさをただ
お腰にぶら下げて
ボクは悲しい桃太郎
でもきっと信じていればやがて誰かと出会い恋に落ちるだろう
信じるんだ ボクよ
死ぬにはまだ早い
あきらめるにはまだ若い
歌える力ならずっと消えないはず
だから心配せずに続けよう この旅を
ひとりにひとつのラブソング歌えるその日をひそかにめざして寒さにふるえる日も暑さにうなだれる日もなんだか悲しい夜も隣を見て泣きたくなるときもボクは何かを信じる
探してる愛はきっとみつかると。
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いつかめぐり会う人よ
その日までどうかお楽しみに
一人でいられるその時間を大切にしていてくださいね
出会ってしまえばもう一人には多分戻れないから
それはきっと運命(さだめ)だから
甘い珈琲にさらにお砂糖を足したような僕らの甘い未来の日々がほらいつか来るよね
僕は待っているよ
それが運命(さだめ)られたことならば
きっと 出逢えるから僕は待っているよ
待ち人は君でもあるし僕でもあるんだ
二人は待ちくたびれて愛をもてあまして深いため息もらして貧乏揺すり 何倍でもお代わりした珈琲
もう何倍めかな
未来で待っているよ
きっと僕の彼女は
未来で待っているよ
ずっと君の彼氏は
彼氏と彼女の出逢いのその瞬間に
彼氏と彼女の出逢うその時に
会えなかった淋しさや
会いたかった感動が
一気にあふれ出すんだ
涙になって
涙になって
いつか
二人は二人になるでしょう
だから それまでこの淋しさにたえるよ
それは めぐり会うために必要な鍛錬だから僕は淋しさにたえるよ まだ名前も知らないキミもどこかで同じ気持ちでいるかなあ
赤の他人が出逢い恋に落ちる
それだけで立派な家族に早変わり
なんて不思議でなんて素晴らしいことなんだろう
恋すること考えてくれた人に今更ながら感謝してしまうね
僕らいつか会えるだろう
これが運命だったんだって互いのイメージなんて軽くこえた素晴らしい人に会えるからイメージよりも目の前で笑うキミを信じよう
彼氏は不器用な人
彼女はわがままな人
それでもとても現実味あふれてて感じられる愛も優しさも形のない思いのはだざわりもひとしおだろう
僕らまるでどんな恋に落ちてもそれは運命と勝手に名付けてこれはめぐり会うために仕組まれたからくりだと笑いあうんだ
僕らは僕らはただめぐり会うために。
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引き寄せあうその力で磁石の恋はほらカンペキ
ぬかりなく完了
これぞ運命の恋
マイダーリン
マイハニー
笑ってくれよ
このばかばかしい
未来に。
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今日とは限らずいつもね僕の心は雨降り
最悪 どしゃ降り
晴れた日は最近彼女がキスをしてくれたときかな ほんの偶然だったけど
久しぶりの上天気に躍る心
間違いなく僕は君と今日初デート
彼女に何 買ってあげようかな
人混みは本当は嫌いなんだけど
今日は特別だよ
彼女との初デートだからさ
さすがの僕でもあんなまぶしい笑顔見せられたらもうなんでもいうこと聞いちゃうよ
この愛と同じくらい大切な日さ
明日にはまた天気が崩れてさ雨らしいけど今日が晴れならいいんだ 関係ないことさ
今日が晴れなら
今日が晴れたなら
僕は幸せだから
君との初デート 変更はないねこのまま決行さ
待ち合わせは秘密のあの場所さ、わかってるよ
手をつないで
その勢いで心もつないで今日あれもできたなら
見え隠れする下心は押し込めてただ純粋に君と楽しみたい
今日は僕にまかせて
身をゆだねてみて
カンペキなデートコース 考えてきたから
待った?なんて君が駆けてきた 内股で
僕はいうんだ
その時 かならず
君に会えるなら
大げさな話一時間だってほんの数分になるよ
かわいい指輪も
君が気に入ったバックでもなんでも買ってあげよう
欲望のバルブを今日はゆるめて財布の紐もゆるめるよ
君が笑ってくれるなら給料全額あげてもかまわない
それくらいそれくらい僕は君にぞっこんなのさ
愛してるぜ
叫びたい
そんな思いめぐらせて君を待つ
予報通り
晴れ渡った空の下
これは神様の思し召しだと本気で思うくらいの喜び様さ
はじまるよ
もうすぐ
ただいまの時刻は…
待ち合わせ時間まであと3分12秒
もう待てないよ
でもここは我慢だ
僕の記念すべき
初デート
名付けるとしたら
デレデレデート
多分そうなるから
いつもよりもおめかしして綺麗な君にデレて。
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心が泣いているよ
君の心が僕の心に同情して
君にだけならまだしも
だけれど君の心にまで心配されるなんて僕はどこまで出来損ないなのかな 自分が自分でいやになるよ
尽きない感謝でももらった恩の数だけありがとう ありがとう 愛してるぜ
何度言ってみてもまったく満たされた気がしないな
それは何故なのかな
淋しい夜を隠してくれる君の存在がほらまた僕に光をくれる
悲しい気持ちを拭ってくれる君の笑顔がほらまた僕を救った
僕は助けられてばかり
それでも君はいいのよいいのよって言うばかり
僕はそんな優しさにいつまでも甘えるばかり
本当は僕も君を
淋しい夜もあれば楽しい夜もあるようにそれは繰り返す波なんだと君は笑う
悲しい夜をこえさえすればたどり着いたそこには素晴らしい明日がある
君は僕を抱きしめてそう言う
はじめて他人の言葉に涙を流した
僕の心はその時
あざやかに染まった
あの夜明けの空のように
あの夜明けの空のように
僕の涙は生まれたての陽に照らされ輝いた
気づけば君と夢の中
二度寝の時間がはじまる
今日は好都合
休みだから遠慮なく何時間でも眠れる
君と何度でも抱き合える
なんて素晴らしい日なんだろ
なんて素晴らしい日なんだろ
心が今 昨夜とは打って変わって
泣き止んだよ
すっかり
それどころか晴れやかな気持ちさ。