詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
感情の翼で どこまで飛べるのでしょう
本気の思いはどこまで君に伝わるのかな
この翼はいつまで僕のそばにいてくれる
君に伝えたい思いとそれを邪魔する日々
忙しさにかまけて何を見つめたらいいの
本当の明日をその翼で探しにゆきたいよ
だけれど だけれど
未だ見えないんだ答が
感情を噴火させるように僕は何も考えず
突然に走り出したから君は隣でまん丸目
高い丘から叫ぶよ
にゃーお にゃーお
本気の本気だよ、君を愛してる
この夢がさめるまでずっとその夢の中で二人でいようね
ロマンのお風呂で少し惚(ほう)けた僕とのぼせるまで語り合おう
真っ赤になった心が燃えてるのは愛があたたまった証さ
感情の翼で 今 飛んでいくのは幸せな毎日じゃなくそれなりでもとにかく二人が笑いあえる未来
あの日見てたのはたしかにくだらない幸せな毎日と豪華な生活だけれど今は違うよ
二人が笑えなくちゃだめな未来は構図を書き直す時間もないから上書きして少し不器用だけど今からでも僕と君が笑いあえる未来をつくろう
この世でもっとも失敗のゆるされない工作の始まりだ 始まりだ
材料は互いの命と人生です
引き替えにするはこの愛と僕自身です
小細工もなにもない未来の始まりだ
今 すべてが時計回りに動き出す
もう逆に回ってなんてだだをこねたり無駄に願ったりはしない
ただ夢はみるけど
それを現実には重ねない
だから夢をみる夜だけは僕を自由の空へ自由の窓から解き放って
いつか背中につけた感情の翼 広げることゆるして お願いだ。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
必死にボクは悲しい涙に負けないように笑顔で無理矢理にでも笑わなくちゃとじつは苦しいよ 笑うことがね
どんなにきれい事言ったってだめだよ
最終的にはけっきょく生まれたくて生まれたわけじゃないよ
今さら遅いよ そんな言葉いう有様
笑えてるんじゃんって言われておしめえだ
だけれど
わかっていて
こんな笑顔は嘘っぱちだよ 何がおかしいんだか自分でもわからないほどだ
偽りのスマイルだぜ
偽りの喜びだぜ
おかしくもない むしろ悲しい
それなのに何故かボクは泣かずに笑ってる
そんな日々の悲しさよ
誰もかも一緒だとはいわないがみんなもそうかい?
とりあえず聞いてみるだけ聞いてみたら意外な答えがボクを苦しめるかも
でもボク笑顔のときはだいたい泣きたくて悲しい時ですから
挑発しないで
威嚇しないで
危険ですから!
いつかほんとにこれは笑うべきだというような場面や瞬間に出会えるように願う
お星様に ロマンチストだろ
1分かそこらでもいいからください
フォミー…?
胸が熱くなるほどの笑顔を
胸が灼けるほどの喜びを
もう悲しいのに笑うなんてしたくない
涙 流したい
こんな当たり前なようで当たり前じゃない願い抱えたのはそもそもそんな出来事やおかしな奴らのせいさ
今はそのせいにすることで自分の理性を保つだけ
それが限界だよ
壊れてしまうまえに
さあ 救いの手を…この罪なボクにください
その背中に生えてる罪のない翼に癒やしを与えてください
嗚呼!!!!!
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生きているというだけで素晴らしいのさ
ボクはその単語を聞いてしまったら涙が止まらなくなるよ
同時にその裏に隠された死という終わりをイメージして感じてしまうから
形あるものはすべて元の鞘に戻る
行ってきますと言った少年も日が暮れればまっすぐ家に帰るように
ただいまという言葉を持ち帰りそれを渡す代わりおかえりという言葉をもらうように
生きていることがとてつもなく不思議すぎて
自分が不思議で
何もかも不思議で
流れる時間 そして今 ボクは不思議な囲われてる
閉じこめられている
不思議のなかで生きる
不思議のなかにいる
いつでも
だから涙は止まらない
それもそのはず
涙が止まらない理由があるから
涙は流れ続けるし涙をボクは流し続ける
決して意図してじゃなく自然に自然に流れるんだ
不思議にふれた心が涙を流してるみたいに
嬉しいよな悲しいよな不思議のなかで笑ったり泣いたり
そんな繰り返しが素晴らしいと気づいてはじめてあふれた涙
それ以上言葉はいらない
絶対的な終わりをまた感じさらに見えている世界が愛しすぎて悲しく青くなるから
まだまだ世界を好きでいさせて
まだまだ汚れない真っ白な心奪わないでね
ボクは罪はおかさないから
ただいまも言うから
そのために今日も苦しくてもちゃんと寄り道せず帰るから
それでゆるして
これでゆるして。
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その一歩が力
その一歩が奇跡
その一歩が大事
そしてその一歩で残る足跡が素敵
その一歩がたしかな努力のあかし
てくてくてくてくゆっくり歩いたり
せかせかせかせか小走りで急いだり
前を歩く人と距離をとったり近づいたり同じ位置で歩いたり狭い道なら後ろの人に前を譲ったり
疲れた人や怪我した人を背負ったり
色々な道で色々な出来事に遭う
凸凹道 上り下りのはげしい山道 田舎にあるようなあぜ道
道とはよべないような獣道
さまざまな道をいつも一歩一歩あわてずゆく
ペースを崩さずゆっくりでも少しずつでも自分のペースでなるべく歩かずゴールまでの距離を縮める
そこだけはマラソンと一緒さ
最初から飛ばすのは後々の自分を苦しくさせる
でも最初も最後もゆっくり行けばはじめもあとも楽に歩ける
最後に見る暮れ時の夕暮れも夜明けの日の出も綺麗に見える
だからボクはのんびりゆく
長い長い道なんだから急ぐ必要はない
飛ばすときもムリせず飛ばせ
大げさに言えば動いてるんだか動いてないんだかわからないくらい蟻みたいに歩け
蟻はあれで精いっぱい走ってるんだ
そんなありみたいに自分も自分ができる程度にムリせず頑張って生きればいい
難しくないとはいわない
けど難しく考えなくていいよ
本気で笑って走ったり歩ったりできていればそれは楽しんでるあかしだから
それ以上迷うことはない
今のままで上出来だよ
競ってるわけじゃないしタイムなんかないから気にせず進め
目の前にも後ろにも誰も見えなくて一番最後尾でも大丈夫 その孤独はやがて自分をこえたとき輝く光になる
一歩一歩を大事にできれば何も問題はない
他人よりも自分を
でもたまには他人を
その気持ちやその優しさが鍵だよ
歩いた足跡は影のように見えないから不安だけど大丈夫
足跡はちゃんとうしろの道に生きてきた日の数だけ続いてる。
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シアター 忘れないでいて あのときめき
シアター 消さないでおいて あの日の光
瞳の中で流れたひとすじの星
ねぇ 記憶はそのままに 何も変えないで
ねぇ このままずっと二人は名も知らぬ花
心の中にそっと隣り合って同じ風に吹かれて揺れる花だけを望む
シアター 映画を観るように終わりを知っていて何もいわず終われば無言で楽しかったねで帰る
そんな恋がしたかったわけじゃないけど
何故かいつの間にかつくりものめいていた
機械的な硬質的な恋
本当 鉄臭い
もう二度と同じような失敗は繰り返さないために
記憶にすり付けておく
もう同じような恋に惑わされないように
シアター
シアター 忘れないよ
キミにもらった屈辱
強くなるよ だまされた分
賢くなったよ だまされた分
だまされたことも意味のある経験にするよ
無駄にはしない
無駄にはしないさ。
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ボクちんはゼッタイ現実主義王国から望んではぐれてしまった一羽の罪なカラス
群の中で自分だけが黒いカラスに混じって一羽だけ白いカラス
どうしても常識に対する興味や関心が少ないボクだから みんなからは嫌われ者さ
「ボクがすべて悪い
それでいいんだろ
すまされるならば
面倒くさいから早くして」
お前らロボットかよ!
ICチップがからだの隅々に埋め込まれてる奴らめ
そこまでどうして常識にうなずいて笑って元気に羽を伸ばせる?
ボクにはできない芸当だ 無理な話だ
飛べない鳥
あなたからすれば私は変わり者でしょう
いつまでも
しかしという言葉を言えばきりがないからもうあえて何もいわない
ボクは黒いあなたとは違ってあなたが言うように変わり者のカラス 白いカラスなのだから
それですべてが終わるなら楽なもんだ
かまわない
かまわないよ
腐ったみかんがあなたの隣にいたらあなたを腐らせてしまう
今回ばかりはいじめっ子の勝ちだ
潔くさよならだ
常識と非常識と自分と周りその境で迷子になってる
こんな日がくること予想にしてなかったからあの日キミとの結び目がもうほどけないくらいかたく結んだからほどくのに苦労した
最後のつながり
さよならまでのカウントダウン
一秒一秒が限りなく痛い
一声一声がとても苦しい
ボクは白い翼広げて
キミは黒い翼広げて
やがてそれぞれ別の世界に飛び立つ日がきて
地面蹴り上げて悲しそうにためらわないように勢いよく飛び出した夜
白いカラスはからだと同じ色の白い涙を
黒いカラスもからだと同じ色の黒い涙を
あまりに違う二人が同じ色に染まることはないのはわかってたけど同じになろうとしたんだ
そのことはずっと忘れないで
稲妻にうたれたようなあの日の恋を 出逢いを忘れないでいて
この恋が本物だったという証に…
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デパートの婦人服売り場のマネキンに恋をした 毎日毎日マネキンに花束を渡しにゆく
それからボクは人間の女の子に興味がなくなった
動かない しゃべらない
それほど面倒のかからない彼女はいない 人間はうるさいしわがままだし余計な感情がなければそれもないから
そんなマネキンに面倒くさがりのボクはいっそとマネキンに恋をしてみた
何を話しても
何を話しても
彼女はある一定の方向を見て 遠い目
上目遣いで両手を左右に広げ空の雲をつかむような手
どんな気持ちで作られたの
人間になりたかったかい?
でも人間なんてイヤだよ
愚痴を聞いて
黄色いベンチ 二人座って 話す 正確にはボクだけが一方的に話す
ゆずってほしい
ゆずってほしい
できればマネキンがほしいよ
おいくらかしら
おいくらかしら
ぜったいマネキンがほしいよ
子供もブランドもなんにも求めてこないから素晴らしい
もともと人間になんか興味はない!
いちいちうるさいだけさ!
マネキンに恋をして
マネキンに恋をして
マネキンに恋をして
マネキンに恋をして
間違いじゃなかった
だって彼女はこの姿が似合う
だって彼女はマネキンだから愛らしい
ボクは好きになれる
愛してるよ
いびつな恋の始まり。
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人の記憶はまるでチョコレートだね
冷めたように感情が冷たいときはしばらく溶けないけど
とたんに熱くなると意外と忘れてしまう
都合のいいことはおぼえられるのに都合の悪いことはすぐに記憶から溶けて消えてゆく
ベタベタとしたチョコレートみたいに少しずつ完全に消えるのさ
存在の影だけをなんとなく残したまま
綺麗なメロディのオルゴールが部屋に響いてる
キミはどこにいるの?
それさえチョコレートのように忘れてしまうボクはバカかな
それでもチョコレートのように忘れてしまわなければきっと
壊れていた 壊れてた
チョコレート メモリーズ 甘くせつなく心の中の記憶を溶かす魔法の言葉
遠い未来まで引きずってきていい記憶じゃなかったら
とっくにさよならしたことさえ忘れてしまった 悲しいね
でもボク自身がそれを望んだんだ
そんな事さえ忘れてしまうから
やっかいな言葉さ
チョコレート メモリーズ 甘すぎてむせる のどの奥が熱くなる
何故か涙流すボクはボク自身が不思議だった 不思議だったよ
何故泣くのかな
ああ こんなに悲しいのは何故かな
何故思い出せないことがこんなに悲しいのかな 何故ボクはわからないことに悲しんでるのか それが悲しい
チョコレートはおいしいけど後に残るしつこさが失恋と同じだね
忘れたつもりでも溶けきれない記憶。
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マニアックなこのキャラの良さ
雑誌や週刊誌の中にある袋とじのキリトリ線を綺麗に切る良さ
中華まんの下に引いてある紙に少しついた白い生地の美味しさ
わかる人にはわかる
わからない人には永遠にわからない
わかったら素晴らしい
その良さに気づけたら
その時からキミもボクらの仲間入り
全国マニアック同盟
不可思議な奴だなんて言わないで
ただそれが良いんだ
とてつもなく良いんだ
何回も言うようだけど
わかる人にはわかる
わかったら素晴らしい
その良さに気づけたら
その時からキミもボクらの仲間入り
わからない人には永久になぞのまま
でも幸運なことにボクにはわかるよ
キミにはわかるかな
キミにはわかるかな
愛してるキミは
愛してるキミは
わかるかな
わかるかな
わかってくれたなら
わかってくれたなら
良いなあ
良いなあ
何よりも良いなあ
一回だけでも
笑ってうなずいてくれたらボクはすべて投げ出してもいい
キミが不満そうになるものすべて
マネキンみたいにひとつすら表情を変えない 笑いもしない
そんな人を好きになったボクしかわからない
だからわかる人しかわからないこれを
わかれと言ったところで首をひねられるだけ
でも
くだらないことなのさ
それは認めても
愛は一向に笑いはしない
永遠に…
たった一度
ハイとうなずけば良いだけなのに
それが何故か躊躇われる
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キミのこと大好きだからちょっと意地悪もしちゃうよ
キミのこと愛している証にさりげなくキスもしたくなる
幼いボクはまだ何も知らなかった
こんな気持ちになったのなんてはじめてだったから
はじめての白地図にこれから何をどんな風に描いていこうか
あのときなら好きなようにできたのに
そんな後悔抱いても元には戻れないから過去よりも今このときを見つめよう
後ろよりも前を見つめよう
下よりも上を見て歩こう
キミが大好きと今なら言えるから
素晴らしい気持ちでもって
暑い日差しの日も風の強い日もキミが居てくれたらそれだけで幸せになれる
はじめての白地図は今はもう手元にない
神様に提出しちゃったから 取り返せないことしたけど
いいや
キミが居てくれる今が幸せだから
今のままで素晴らしい
素晴らしいんだ…